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透「私、プロデューサーのこと、好きだよ?」/Novel by クリスピーナゲット

透「私、プロデューサーのこと、好きだよ?」

2,440 character(s)4 mins

久しぶりにシャニマス書きました

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15 位
サンクスです〜!

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透「おはようございまーす」

P「お、おはよう透」

透「あ、プロデューサー。おはよ」

透「……」

P「……? どうかしたか?」

透「プロデューサー、顔になんかついてるよ」

P「えっ、うそ。どこどこ!?」

透「ふふっ……」

P「?」

透「嘘だよ。……プロデューサー、結構慌ててて面白かった」

P「嘘って……まぁ、なにもついてないならいいんだけど」

透「うん、安心して。いつものかっこいいプロデューサーだから」

P「……っ。あのなぁ」

透「ふふっ、じょーだん。……あ、別にかっこよくないわけじゃないからね?」

P「わかったわかった。とりあえずレッスン行ってきな」

透「はーい」




透「おはようございます」

P「透、おはよう」

透「プロデューサー、おはよ」

透「ねぇ、プロデューサー」

P「どうした?」

透「今日の私、いつもとなんか違うと思わない?」

P「えっ? うーん……か、髪切ったとか?」

透「ぶぶー、はずれ」

P「えぇ? じゃあ、そうだな……シャンプー変えた、とか」

透「ふ〜ん、なるほどね」

P「ち、違うか?」

透「……確かめてみる?」

P「え?」

透「よっと」

P「ちょっ、透っ、近いって……!」

透「どう? いつもと匂い、違う?」

P「いやっ、そんな急にわかんないって……!」

透「そう? 残念」

P「あ、でも、いい匂いはした」

透「ふふっ、プロデューサー、それ下手したらセクハラ」

P「あっ、ごめん」

透「ううん、いいよ。嬉しかったし。……にしても近くで改めて見ると、プロデューサーの背、でかいね」

P「そうか?」

透「…………」

P「透?」

キュッ

透「こうやってネクタイ締めてあげるの、お嫁さんっぽいよね」

P「あのなぁ……」

透「じょーだんじょーだん」

P「あんまりそういう冗談で大人をからかうもんじゃないぞ」

透「ふふっ、ごめんごめん」

透「あっ、それと、別に今日の私いつもと変わらないから」

P「えっ、じゃあさっきのは」

透「ふふっ、うーそ」




P「おつかれ透」

透「あっ、プロデューサー。おつかれさま」

P「今日のレッスンはどうだった?」

透「多分よくできてたと思う。トレーナーさんも褒めてくれたし」

P「おっ、いい感じだな」

透「うん、ばっちり」

P「あっ、そうだ。これ、あんまり他の人には言ってなかったんだけど、透には言っておこうと思って」

透「なに?」

P「えー、あー、その……」

透「……?」

P「俺、か、彼女ができたんだ」

透「……ふ〜ん」

P「……!」

透「……ふふっ、嘘でしょ」

P「あ、あれ。バレた?」

透「プロデューサー、挙動不審すぎなんだもん」

P「うーん、いつも騙されてばっかりだから、たまにはこっちから……って思ったんだけど、なかなか難しいもんだな」

透「大体彼女ができたことなんていちいち担当アイドルに言わないでしょ」

P「た、たしかに……」

P「でもやっぱりアレだな。透、嘘をつくっていうか、演技がうまいな。そういう系の仕事も取ってみるか?」

透「……まーた、すぐ仕事の話する」

P「ははっ、ごめんごめん」

透「っていうか、私がうまいっていうよりプロデューサーが下手なんだよ」

P「そ、そう?」

透「そう」

P「はは、手厳しいな……」

透「あ、でも」

P「?」

透「さっきのが嘘でちょっと安心してる」

P「ん? どういうこと?」

透「……鈍感」

P「……?」




透「おはようございまーす」

P「おはよ」

透「プロデューサー、おは…………」

P「ん? 透? どうしたんだ?」

透「プロデューサー……」

P「え、なになに、どうした?」

透「…………」

P「…………!」

透「目の下、クマすごいよ」

P「えっ、嘘だろ? ちゃんと隠してたつもりなのに……」

透「あー、うん、嘘だよ」

P「な、なんだ嘘なのか……印象悪くなるから隠してたのに、隠せてないのかと思った……」

透「嘘だけどさ」

P「?」

透「クマあるのはホントなんだね」

P「あ。……と、透があまりにも迫真の演技だったから、思わず騙されちゃったな! やっぱり演技の仕事向いてるかもしれないな!」

透「……誤魔化してるでしょ」

P「……う」

透「プロデューサーが仕事頑張ってるのは知ってるし、感謝もしてるけどさ」

透「ちゃんと休んでくれないと、心配」

P「……そうだな、ごめん。みんなのためにも適度に休んでいかなきゃな」

透「私もプロデューサーが少しでも休めるように、いろいろ手伝うよ」

P「そんな、アイドルに雑務させるなんて……」

透「いーから。私、お茶いれてくるよ。待ってて」

P「透、大丈夫か……?」

透「えーっと、あれ? コップどこだっけ?」

P「やっぱり……」





P「今日はありがとな。すごく助かったよ」

透「ふふっ、どういたしまして」

P「よし、じゃあ送っていくから、少しだけ待っててもらえるか?」

透「うん。……あ、そうだ」

P「どうした?」

透「プロデューサー、朝からずっと背中に張り紙ついてるよ」

P「えっ、嘘。……なんてな、もう騙されないぞ」

透「あれ、バレちゃった」

P「こっちだってただ騙されてたわけじゃないからな。もうなんとなくわかるようになってきたぞ」

透「ふふっ、なにそれ」

P「経験から学びを得るってやつだ。さ、準備できたし行こうか」

透「そうだね。あ、それとさ」

透「私、プロデューサーのこと、好きだよ」

P「ははっ、もう騙されないって言っただろ? それくらいの嘘ならわかるぞ」

透「うーん、えっとね」

透「……今のは嘘なんかじゃないよ?」


おわり



Comments

  • あさき

    凄くいい…やっぱり透なんだなぁ…

    January 31, 2022
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