大阪桐蔭が3試合連続の1点差勝利で決勝へ 西谷監督「なぜやせないんだろう」と苦笑い
大阪桐蔭2―1専大松戸(29日、準決勝) 競り合いの強さを見せた大阪桐蔭が春夏通算10度目の日本一へ王手をかけた。八回に決勝のホームを踏んだ藤田は「飛び抜けた選手はいない。つないでつないで、しぶとく1点で勝ち切れるチームを目指している」と拳を握った。 2度リードを追いつかれ、迎えた八回。藤田は先頭で左翼線へ二塁打を放つと、犠打で三塁へ進んだ。サインは打球が転がったらスタートを切るゴロゴー。「スタートに集中した。勝負していこう」。二ゴロで思い切りよく一歩目を踏み出すと二塁手の捕球も乱れ、決勝点を呼び込んだ。 扇の要として、守りではエース吉岡と、2年生の大型左腕川本をリード。1点を争う緊迫した中でマスクをかぶり続け「こういうところで勝てるための練習をしてきた。しぶとく、粘り強く、気持ち切らさずできている」と胸を張った。 3試合連続の1点差勝利。西谷監督は「苦しい試合ばかりで、なぜやせないんだろうと思う」と冗談めかした。昨年は春夏ともに甲子園を逃したが、戻ってきた大舞台で健在ぶりを証明。「2年分頑張ろうということでやっている。日本一に挑戦できることがうれしい」と語り、最後の戦いへ目を向けた。(大石豊佳)