【能見篤史コラム】投げ込みの効果「結局、生き残るのは、投げられる体力のある選手と、ケガをしにくい選手」
シーズン序盤から100球超も辞さず、タフネスさを見せているオリックス・九里亜蓮は、今春キャンプでも200球超の投げ込みを行っていた[写真=佐藤真一]
【能見篤史のノウミ発見伝】 シーズンも約半分が過ぎましたが、今、少し気になっているのは選手のケガです。特に投手はケガが増えている印象があります。投手の出力が上がっている中、それに体が耐えられていない。疲れてよくない投げ方になったときに出力を上げると、余計に負担が掛かりケガに至るケースが増えているのではと感じます。 要因の一つに、投げる練習量の減少が挙げられます。肩が消耗品だというのは間違いありません。でも「消耗品だから投げません」では、練習にはならない。体が元気なときは誰でもいいフォームで投げられます。けれど、試合ではずっと元気なわけではないし、疲れた状態でも投げなければいけない。そのときにしっかり体をコントロールするためには、そういう状況下で投げる練習をするしかありません。練習のときから「しんどくなったら休む」では、その先が把握できないんです。 「投げる体力は投げることでしか培えない」と言われるのは・・・
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週刊ベースボール