【独・占・欲・求】
霧子の独占欲が限界突破して倫理感がぶっ飛ぶ話。
(novel/14858742)の裏。
いや、こっちが本編。この話を書くにあたって、Pと霧子の心情の差を書きたくなって前作を付け足した感じですな。ヤンデレ成分を含むので純愛専門の方はブラウザバックをオススメします。
実はアイマス全体を通しての最推しは志希。
志希がクイズ番組に出た理由は(346の)プロデューサーからご褒美をもらうためです。
普通はバラエティ用のクイズなんて退屈なものには見向きもしません。
ちなみに志希は余裕で全問正解できますが番組的につまらないのである程度手加減しています。
暇な人は読んで↓
♢解釈♢
自分は霧子がPラブ勢である可能性に関して消極的です。もちろん、他のPラブ勢のクセが強すぎて相対的にそう感じるというだけでP霧そのものは死ぬほど好きです。
霧子はとてもとても良い子で天使なので、曇り無き心で他者と平等に接することができます。人間、動物、植物、分け隔てなく接する女の子です。そんな霧子だからこそ、Pに恋愛感情を抱きにくいと思うのです。Pという存在が霧子にとって特別なものであることは霧子自身理解していると思うのですが、(Pが全員平等に接している(前提)のもあって)特別な感情=不平等な感情の最たるものである「恋心」をPに向けることに対しては違和感を覚えざる得ない。
誤解のないように改めて言っておくと、私はP霧が大好きだし霧子はPに恋していてほしいと本気で思っています。
霧子のPラブを他のアイドルのようには想像できないので、今回のようにP霧と銘打ったものを除いては原則Pラブではないというスタンスで書いています。
でもP霧は最高に好きなので霧子がPラブという解釈の方は代わりにどんどんP霧を生産してください!頼んだ。
2021 3/19 男子人気 8位
2021 3/20 男子人気 54位
ありがとうございまずうう
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幽谷霧子は幼い頃からこの病院と縁があった。
休日や時間があるときはよくこの病院で手伝いをしている。
手伝いといっても診察をしたり注射を打ったりなど、医療に関する専門的なものではない。
主に医療器具を運んだり、病院の掃除の手伝いをしたり、高齢者の患者との世間話といったものだ。
それなりの労働なのだが、これらは彼女自らの行動である。
そんな思いやりに満ちた彼女は病院に勤務する人々や患者たちに可愛がられていたし、霧子にとっても充実な時間だった。
その日も霧子は病院の手伝いをしていた。
すると看護師に案内されて病室に入っていく一人の男性が目についた。
霧子「プロデューサーさん…?」
見間違えるはずはない。
ほぼ毎日その姿を見ているのだから。
医者「うん?さっきの患者さんの知り合い?」
霧子「はい…わたしのプロデューサーさんなんです…」
医者「ああ、そうだったのか」
霧子「それで…プロデューサーさんに何か…あったんですか…?」
医者「端的に言えば働きすぎだね。とりあえず今日は半日入院で点滴を受けてもらうことになってる」
霧子「そう…ですか…」
医者「霧子ちゃんからも言ってあげなよ?無理禁物って」
霧子「はい…あの…病室に様子を見に行っても…いいですか?」
医者「うん、周りの患者さんの迷惑にならないようにね」
霧子「はい…ありがとうございます…!」
プロデューサーのいる病室のドアを軽くノックする。
コン コン
霧子(…返事が無い)
霧子「失礼します…」
静かな声でそう言って、そっとドアを開ける。
中のベッドでは数分前に病室に入っていったプロデューサーがすでに寝息を立てている。
霧子はプロデューサーを起こさないように近づき、ベッド横の椅子に座る。
霧子(わ…)
霧子(事務所で仕事するいつものかっこいいプロデューサーさんとは違う…無防備なプロデューサーさん…!)
ふとプロデューサーの手が目についた。
霧子(いつもわたしたちを導いてくれる、大きな手…)
ぎゅっ
霧子(なんだかどうしようもなく愛おしくなって…つい…プロデューサーさんの手を握ってしまいました…!)
P「んん…」
霧子「…!」ドキッ
手を握りこんだと同時にプロデューサーがうなり声を上げたので、霧子の心臓は大きく飛び跳ねた。
しかしプロデューサーは眠ったまま。霧子は安堵した。
霧子(よほど疲れていたんですね…)
霧子(いつもわたしたちのために…ありがとうございます)
霧子(でも…心配です…!)
霧子(プロデューサーさんの役に立てることなんかほとんどありません…)
霧子(それでも今この時間だけは…プロデューサーさんが少しでも安心して休めるよう、わたしは気持ちを込めて手を握ることにします…!)キリコォォォ
霧子がプロデューサーの手を握って2時間ほどが経った頃、ようやくプロデューサーが目を覚ました。
プロデューサーは霧子が居るという予想外の状況に驚きを隠せない。
P「霧子!?」
霧子「しー…!」
霧子(いきなり大きな声で名前を呼ばれると…少し恥ずかしいです…!)
P「あ、ああ…すまん」
プロデューサーは慌ててそう言った。
P「どうして霧子がここに?」
霧子「わたし、時間があるときはここでお手伝いしてるんです…」
P「そうだったのか…」
霧子「それで…お掃除していたらプロデューサーさんを見かけて…それで心配になって…ここに様子を見来たんです…!」
P「そうか…手まで握ってくれたんだな」
霧子はプロデューサーの手を握ったままだったことに気付き、顔を紅潮させた。
霧子「あっ…!ご、ごめんなさい…!ものすごく疲れてたように見えたので…つい…!その…迷惑でしたか…?」アセッアセッ
P「そんなことないさ。すごく落ち着いたよ、ありがとう」
プロデューサーの言葉を聞いて霧子はほっとした。
霧子「それなら…良かったです…!」
P「さて、点滴と良質な睡眠でかなり回復したし明日からまた仕事頑張るぞー!」
霧子「プロデューサーさん、無理はしないでくださいね…?プロデューサーさんがつらい思いをしていると…わたしもつらいです…から…!」
P「…!」
P「ああ、霧子を心配させないように頑張るよ」
霧子「はい…!」
「独占欲(あいじょう)です!」のところでゾクゾクっとした…素晴らしい…。 きっと罪悪感すら飲み込んだ一点の曇りもない完璧な笑顔を見せてるんだろうなぁ