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首都圏エリアから浜松・豊橋・名古屋方面に行くには?(2026年4月〜)

ダイヤ改定に合わせてどこそこ色々料金も変わったり便利なきっぷ廃止になったりがありますが、18きっぷより安く移動できるきっぷおよび経路ってありますよね?
今回は旅客の多い、首都圏から東海エリアへの移動を中心にまとめてみました。

休日乗り放題きっぷは日帰りなら18きっぷよりもお得

18きっぷの不満の主なところとしては社会人だから土日しか使えないのに3日間連続縛りで10,000円からで元を取るところからハードという指摘もあろうかと思います。
金曜や月曜が使えないなら2日で1万円分ですからね。在来線普通・快速列車縛りで遠出して、日帰りや一泊2日で元をとるってよっぽどですよ。
体力ある人なら金曜の夜に出るのもありでしょうがね。

さて、東京都内から東海道線を西に下って片道5000円を超えるのがようやく豊橋です。じゃあ、豊橋まで、あるいはその先の名古屋や岐阜、大垣でもいいですが、18切符で普通列車乗り継いで、帰ってきて満足ですか?
豊橋までだとスマートEXの早特1で東京・品川から片道7,900円、往復15,800円ですよ?在来線乗り継ぎより滞在時間伸ばせて日帰りできます。
だったらもっと劇的に安くないとお得感なくないですか?

「休日乗り放題きっぷ」は、JR東海静岡支社の運営する、東海道線(熱海ー豊橋)、身延線全線、御殿場線全線の総延長337.6km全てが乗り放題で2,720円という、破格のコスパの企画乗車券です。

以前の回数制時代の18きっぷから劣化した分休日乗り放題きっぷの良さがより見直されてきた感もありますが、このような特徴があります。

  • 1日単位で買える。

  • 在来線の特急・急行に乗れる。特急富士川、小田急特急ふじさん(御殿場線内)、その他対応する東海道線を走る在来線臨時特急・急行の乗車券としても使うことができます(ただしサンライズ出雲・瀬戸を除く)。

  • 土休日(シーズン不問)および年末年始(12/29〜1/3)ならいつでも使える。現役勤労世代には平日乗り放題でもあまり嬉しくありませんが、休日に使えるのは嬉しいですね。

  • こども半額。ちょっとした家族旅行にも便利ですね。

小田急の優位性を強調するために起点には新宿駅をチョイスしていますが、東京駅近郊の人は多少移動距離が伸びるだけです。

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1. 松田乗り換え(小田急・御殿場線まわり)ルート

御殿場線はJR東海の管轄なので、小田急線(新松田駅)との乗り換え駅の松田駅で「休日乗り放題きっぷ」を購入してそのまま沼津まで行くことが出来ます。小田急線から乗り換え、神奈川県内でJR東海エリアの休日乗り放題きっぷフリー区間に入ることができるので、価格面でのメリットが大きいですが、遅いこと、本数の少なさがネックです。御殿場線は熱海ー函南間開通で旧東海道本線から格下げになったローカル線であって、利用のニーズは限定的です。休日乗り放題きっぷのフリー区間だから安く済ませるか、御殿場線に乗ること自体を目的の一つにしない限りは普通は選ばない選択です。

そして松田駅は「休日乗り放題きっぷ」の取り扱いがある駅ですが、有人窓口のみでの販売(自動券売機は近距離のみ)で、その窓口は7:00からの営業です。いくら早く出ても逆算して朝の5:40で新宿を出るのが正解です。

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2. 小田急・小田原乗換熱海経由コース

御殿場線を経由せず小田原から東海道線(上野東京ライン)に乗って熱海方面を通るコース。その分お値段が増えますが、同じ豊橋11:36着なら朝6時の便で済むし、帰りに豊橋を出る時刻にも、多少余裕ができました。

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3. JR東海道線ルート(のんびりホリデーSuicaパス)

運賃は上がったけど、あくまでJR東日本を使う選択。
もし日帰りなら企画乗車券の「のんびりホリデーSuicaパス」を使うと、都内から小田原までの往復3,090円分が2,850円になるので、微妙に安くなります。北関東エリアからの移動には便利。

小田原から熱海まではSuica残高で一旦支払って熱海駅の新幹線改札口側券売機で購入した「休日乗り放題きっぷ」でJR東海区間を移動する。朝はそこまで早起きしなくても良さそうです。

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4. 東海道線・国府津乗り換えルート

国府津駅では休日乗り放題きっぷを販売していないので、御殿場線の隣の下曽我駅で下車して払う(そこまでの運賃発生+次の電車待ちのロス)あるいはJR東海管内の駅で事前に買っておいた休日乗り放題きっぷを使って御殿場線を利用するなどの方法もありますが、単純な移動経路として考えるなら前述の通りおすすめできず、熱海から東海管内に入った方が楽ですから、基本的には考えないことにします。

どのルートがお得か?

新宿駅までの移動時間・運賃が別途発生する人もいるかもしれませんが、値段的には小田急・御殿場線ルートが日帰りでは最安となります。移動時間やスタート地点などの合理性を加味して最適なルートを選ぶと良いでしょう。

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休日乗り放題きっぷ+αでの日帰りでの各ルートの比較

(名古屋鉄道) なごや特割2 土休日

東日本エリアからの旅行者には休日乗り放題きっぷとセットで使われることの多い、豊橋から名古屋まで格安(2枚セットで1,560円)行ける企画乗車券。購入日の翌月1日までの土休日まで使える(1日が月曜日であるなら前月の最終日)、方向を問わない回数券仕様なので、ペアで片道利用したり、名古屋で泊まって戻ってくるような使い方も可能。

元々、JRの名古屋豊橋間の割引きっぷである「豊橋往復きっぷ」・「名古屋往復きっぷ」・「名古屋豊橋カルテットきっぷ」(いずれも2026年3月末で
販売終了)などに対抗して作られた経緯から、今後は値上げもしくは廃止の懸念もあるが今のところは大丈夫。

泊まり前提なら?

流石に名古屋まで行ったりするとトンボ帰りはきついですよね?
行き先によっては片道分だと休日乗り放題きっぷが必ずしもお得とは言えなくなります。

休日乗り放題きっぷ×2で往復は?

片道で2,720円を超えない運賃なら、普通乗車券で移動する選択肢もありますが、熱海から浜松だと2,640円となり、片道なら「休日乗り放題きっぷ」の価格を下回ります。JR東海在来線は、JR東エリアの「大都市近郊区間」の外。1枚で100kmを超える普通乗車券は、後戻りしない限り途中下車(途中駅の改札出場)が可能になるルールが適用され、かつ普通乗車券は新幹線特急券と組み合わせて新幹線に乗ることができない制約がありません。場合によってはこちらの方が旅の柔軟性が上がる場合もあります。

他方、熱海から豊橋は片道3,410円なので、新幹線を使わない前提なら休日乗り放題きっぷは片道でも十分に元が取れます。
また、中部・東部なら「ふじの国家康公きっぷ」を買った方がお得な場合があります。

JR東海☆春・夏・冬の乗り放題きっぷ(EX専用・e5489専売)

青春18きっぷとほぼ同じ期間に利用できる、JR東海全線の普通・快速列車が乗り放題になるきっぷです。

購入条件はJR東海在来線エリア外からエリア内、もしくはエリア内同士の移動でEX予約・スマートEXで新幹線を利用すること。
小田原から熱海までこだまに乗る、でもOKです。対象期間内で名古屋まで、さらにその先の飛騨高山などにも足をのばすことができます。
1回は必ず新幹線に乗る必要があるので、どこで新幹線に乗るかは財布と移動時間の兼ね合いでよく検討しましょう。

ふじの国家康公きっぷ(EX専用・e5489もしくは新幹線駅)

東部・中部・西部と分かれていて、それぞれ2000円です。

1枚だけならe5489で購入して長距離券売機で発券するだけです。
駅で購入する場合、新幹線駅のあるエリアとその隣のエリアの2枚までを同時購入できるルールになっています(東部+中部、もしくは中部+西部の組み合わせ)。

特に、東部版+中部版の組み合わせは駿豆線+土肥までの東海バス+駿河湾フェリーによる駿河湾一周ができるアトラクション要素のある移動経路がフリー区間に入っており、それだけできっぷの元がとれると言っても過言ではありません。

東部版について補足するなら、2,000円で2日間、指定エリアのJR東海在来線、各私鉄・バスが乗り放題となるきっぷですが、沼津市内を起点とするバス路線が乗り放題となり、さらに伊豆・三津シーパラダイスが200円引きとなるなど、ラブライブファンに強くアピールするフリーパスといえます。
小田原ー熱海間を含む新幹線の利用が購入条件ですが、沼津を中心とする静岡東部エリアで1日2日程度の旅行をするなら、十分検討対象になるきっぷといえます。

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どれがお得?

ってのをまとめたのが以下の表です。
比較のため、18きっぷ以外は小田急小田原・熱海を経由するルートに統一しております。時間にゆとりがあり少しでも安く済ませたいなら、宿泊旅行でも休日乗り放題きっぷで松田駅乗り換えの御殿場線ルートをあえて選択する意味は十分ありますがそこは各自でご検討を。
色々盛り込んでも1万円を超えませんので、社会人の休みの取りやすい土日だけの旅行でも十分使えますね。

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【東京都区内】東海エリア2日間の旅行向けきっぷの組み合わせ比較

その他のお得なきっぷ

名古屋おでかけきっぷ

東海道新幹線エクスプレス予約・スマートEX会員限定のポータルサイトのリンクから行けるe5489のサイトでクレジットカード決済のみで購入できる、名古屋から運賃1,000円以内のJR東海の在来線が乗り放題となる神コスパのきっぷ。

記述通りだと豊橋から利用する場合、豊橋駅からの片道330円の蒲郡駅(三河三谷駅は長距離券売機をおいていないため)で下車して長距離券売機等で発券してからまた乗る手間と費用がかかりそうですが、実は休日乗り放題きっぷの終端駅である豊橋駅でも(エリア外のはずなのに)なぜか発券できるので、豊橋から三河三谷までの往復分の普通乗車券(計500円)を追加するだけ。岐阜や大垣まで遠出しても2,000円で済みます。

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JR東海17私鉄⭐︎乗り鉄旅きっぷ

JR東海☆春・夏・冬の乗り放題きっぷの上位互換的で、新幹線を含むJR全線と提携17私鉄を乗り倒すことに特化した企画乗車券。
その代わり新幹線特急券と組み合わせて新幹線にも乗れるすごいきっぷ。

2日間で9,200円と高めなので、ミニ18きっぷ的な使い方をするなら限定的。
熱海〜米原間で新幹線を乗る機会がそれなりに多いとか長良川鉄道などの高額な路線を利用する人なら旅程次第で十分お得になる。
少なくとも青空フリーパス+休日乗り放題きっぷ2日ぶんよりは安いので在来線のみの移動でも旅程によってはお得。

まとめ

そんなわけで色々安く済むきっぷはあるので旅行プランに合わせて色々検討を。

おまけ:東海エリアのネカフェ事情

ケチケチ旅の皆さんは一度は利用したことはあるでしょう、ホテル代をけちってネットカフェで夜を明かすというコースです。
宿ではないので布団なんてものはありません。ブランケットで暖をとることができればいい方です。交代利用ですがシャワーも利用できる店舗もあります。

ちなみに名古屋圏の駅前を中心に展開する「亜熱帯」などのネットカフェで一晩明かすのは一人2000円ちょっとくらいが相場です。
ホテルの値段が上がる時期だとドミノ式に客が流れてきて、シャワー+鍵付き個室の確保が難しくなりますが。豊橋駅前近くには、「東海地方最大のネットカフェ」をうたう亜熱帯の店舗があります。


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首都圏エリアから浜松・豊橋・名古屋方面に行くには?(2026年4月〜)|八雲佐世
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