KADOKAWA、筆頭株主がソニーG→香港系“物言う株主”に交代 持ち株比率11.89%
株式会社KADOKAWAは27日、主要株主である筆頭株主に異動が生じたことを明らかにした。3月18日付で、香港系アクティビスト投資ファンドのオアシス マネジメント カンパニー リミテッド(オアシス)が新たな筆頭株主となり、それまで筆頭株主の地位にあったソニーグループ株式会社が同位置から外れた。 【画像】提出書に記載されたオアシス社の「保有目的」 異動の確認は、オアシスが2026年3月26日付で関東財務局に大量保有報告を提出したことを契機としている。報告書によれば、オアシスの保有議決権数は異動前(3月16日現在)の148,931個(14,893,100株、議決権比率10.03%、当時第2位)から、異動後(3月18日現在)には176,558個(17,655,800株)へと増加し、総株主の議決権に対する割合は11.89%に達した。 これにより同社は第1位の大株主に浮上したことで、ソニーグループの保有割合は10.10%から10.04%に減少した。 オアシスは3月に入りKADOKAWA株式の買い増しを続けており、過去複数回に公開された大量保有報告書には保有目的について「ポートフォリオ投資および重要提案行為」と明記。さらに【重要提案行為等】の項には「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としていた。 オアシスは香港を拠点とするファンド企業としてアクティビスト(しばしば「物言う株主」とも)としても広く知られ、各国の上場企業に対して株主還元の強化や経営改善を提言する活動を多く展開してきた実績を持つ。日本でも積極的な働きかけを行っており、今回の大量取得も今後KADOKAWA経営陣に対して何らかの提案を行う可能性がある。
経済/社会担当=初出・掲載元:オタク総研(0115765.com)