【東大浪人】河合塾本郷校VS駿台御茶ノ水校
東大受験も迫ってまいりました。受験生の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。予備校に通うか宅浪するか、腹は決まりましたでしょうか。ちなみに東大を目指す浪人生の多くは予備校に通うと言われていますが、その授業料は年間100万程度、講習や模試などを含めれば費用はもっと嵩むでしょう。いずれにせよ予備校浪人を選ぶあなたは十字架を背負って余生を生きていく覚悟をしましょう。
今日は、来年も頑張るそんな皆さんのために、都内の2大予備校を徹底比較してみたいと思います。
そう、東大を目指す浪人生が通うその2大予備校とは、
東大の本郷キャンパスを挟んでほぼちょうど反対側に位置するこの両予備校。双方とも寮を持ち、予備校生の段階から上京してくる後のない学生も少なくありません。
どちらも東大に特化したコースを売り出しているため、ツイ廃東大志望浪人生たちによる「河合か駿台か」論争はしばしば目にしますが、見る限りではその論争の決着はついていないようです。東大受験に適した予備校は果たしてどちらなのでしょうか。
カリキュラムや学費など細かい違いはネットで調べればすぐわかるので、ここではそれ以外のメリット・デメリットを、なぜかどちらにも通っていた筆者が、5つの観点から赤裸々かつなるべく主観的に述べていく所存です。
①立地
通いやすい方を選ばないと不登校になるので、予備校選びにおいてはアクセスや立地を必ず確認しておくようにしましょう。
まずは河合本郷の立地を見ていきましょう。「本郷校」といいつつも、東大の本郷キャンパスよりも中央大の後楽園キャンパスの方が断然近いという微妙な位置にあります。すぐ横に東京ドームシティ・後楽園ドームがあるので、野球場に遊園地にショッピングセンターにスパと、まるで娯楽の暴力。教室の窓からジェットコースターが見えるので、エキサイティングな気持ちで勉強できるでしょう。楽しすぎてうっかりもう一年やっちゃうかもしれません。
続いて駿台御茶ノ水校の立地をご覧ください。明治大と順天堂大に挟まれているため、位置的には学生街のど真ん中となります。静かな街ではありますが、なぜか周りには中古エレキギターショップが山ほどあるので、勉強も何もかも投げ捨ててパンクの道に進みたいという誘惑と常に背中合わせになります。また10分ほど歩けば神保町の古本街などもあるので、つい寄ってしまうと膨大な時間を溶かしてしまうことになるでしょう。
以上に見た通り両予備校とも娯楽に囲まれているので、気の散りやすさという点ではどっちもどっちかと思われます。
②校舎の綺麗さ
実物を見たらなおわかりやすいかと思われますが、外観・内装は圧倒的に河合本郷の方が綺麗です。ホテルと見紛うような洒落たガラス張りの外観と、清潔な設備、開放感のあるラウンジ。
一方の駿台はと言えば、少年院と見紛うような重厚な外観に、狭い階段、壁に落書きの絶えないラウンジが特徴的です。窓には身投げ防止のためと思われる防護策がついており、光さえまともに差しません。少なくともこの点においては駿台御茶ノ水の方が鬱になる可能性が高いと言えましょう。
③自習のしやすさ
自習室の使いやすさに大差はありませんが、河合塾本郷には、「地下牢」と呼ばれる建物の外観からは想像がつかない自習室が地下にあります。
ちなみに重要度の低い科目の授業を切るくらいのことは皆やってますが、河合塾では授業を切って自習室にいるとなぜかチューターに怒られます。駿台の方は別に何も言わないのでその点良心的だと思います。
④友達の作りやすさ
河合は自由席、駿台は座席指定という違いはありますが、これが人間関係に与える影響はほとんどなく、友達ができる人は初日からできるし、できない人は何年通い続けてもできないでしょう。
ただ、勝手な偏見ですが、所属する学生たちのノリは個人的には僅かに異なる気がします。高校(進学校)の延長っぽいノリが河合本郷、スレている・大学生にかぶれているノリが駿台御茶ノ水です。一年も通い続ければ、立地や校舎の雰囲気が影響してくるのかもしれません。まあスレているやつはどこにいてもスレているのであまり参考にはしないでください。
⑤講師のキャラの濃さ
特に知り合いも伝手もないのなら、個人的に一番大きいのは伸ばしたい科目の講師との相性だと思います。好きな講師がいるのならばその講師がいる方に行けばいいでしょう。しかし予備校講師には疎いという人も多いかと思いますので、ここでは筆者が個人的に受講をおすすめしたい講師を一人ずつ紹介したいと思います。
まずは河合本郷の墺先生。元々の専門はチェコ語らしいですが、河合を代表する東大英語の権威です。弁髪とサスペンダーがチャームポイントで、一体日本人なのかオーストリア人なのか中国人なのか全くもって不明です。口が悪く、特に駿台は馬鹿にしており、講師を名指しで貶すこともしばしば。
河合塾が公式に用意する教科書が「使えない」からと、それを完全に無視してオリジナルのプリントにて授業を進める、類い稀な良心の持ち主です。
続いては、駿台御茶ノ水の茂木先生。温厚そうなその外見からは想像しがたい、ゴリゴリの右翼思想の持ち主。授業中にもその思想を隠そうとしないため他の講師陣からいじられることもありますが、「作家」「世界史系Youtuber」など多岐に渡って活動されている超人です。
ちなみに昨年度は日本最大規模の反ワクのイベントにも登壇されていたようです。※詳しくはこちらの記事をご覧ください
実際に話しかけてみるとすごくいい人で、受験直前にサインを乞うと喜んで応じてくれました。サインするのが好きらしいので、皆さんもお会いすることがあればぜひ貰ってみてください。
以上、独断と偏見だけで両予備校を徹底比較してきましたが、いかがだったでしょうか。ここに述べたのは2022年度までのうろ覚えな情報で、ぶっちゃけ今はどうだか知りませんが、まあ大きく違うということはないでしょう。
さて「河合か駿台か」論争ですが、結論としてはどちらも大した違いはありません。「文系は河合、理系は駿台」とまとめられることもありますが、別にそんなこともないと思います。強いて言うならば環境設備が最悪で閉塞的な駿台は「予備校」感があるので、精神的に自分を追い込みたいという人には向いているかもしれませんが、基本的にはどちらも一長一短、選択によって合否が変わるということはないように思います。
どんな選択をしても、結局はあなた次第ということです。それでは頑張ってください。下馬評族は受験生の皆さまを応援しています。
ちなみに筆者は東大入学後、一浪した友人に「河合も駿台も、てかどこの予備校も基本的には変わらないよね」と偉そうに語っていたところ、
「え、代ゼミなら無料だったのに」
と言われたことがあります。調べたところ、どうやら一部の代ゼミや北予備だったら、成績次第で授業料が完全免除されるとのこと。という訳で、河合か駿台かどちらが迷っている皆さまは、代ゼミか北予備へ。
文責【鈴木光宙】
いいね・フォロー・シェアなどしていただけると非常に励みになります。


コメント