アマ球界のドラフト候補を紹介する「ドラフト報知」。社会人野球・鷺宮製作所(東京)の竹丸和幸投手(23)は、変化球の精度が高いサウスポー。春の大会でも結果を出し、スカウトの評価は上昇中だ。
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細身の体をしなやかに使い、多彩な変化球を意のままに操る。ウィニングショットのチェンジアップにスライダー、カーブ、カットボール。竹丸は「どの変化球でもストライクを取れるのが一番の強み」と自己分析する。
社会人ならではのクレバーさも光る。「捕手のリードの意図をくみ取って投げることで結果が出ていると思う」。最速149キロの直球とのコンビネーションで巧みにバットの芯を外す。3月の全国大会「JABA東京大会」ではJFE東日本との準決勝に先発し、8回2失点。初優勝に貢献した。
広島の崇徳から首都大学リーグの城西大へ。「高校で野球は辞めよう」と決めていたが、監督の勧めで大学でも続けた。4年春までは同リーグ2部。「働きながら軟式野球でも」と考えていたところ、鷺宮製作所から声がかかり、ドラフト候補に挙げられるまでになった。
「流れに乗って来たら、ここまでたどり着いた感じです」。ドラフトイヤーを迎えても欲は見せないが、社会人左腕は即戦力として重宝される。昨年はNTT西日本の伊原が阪神1位、西濃運輸の吉田が中日2位で入団した。自然体で成長してきた左腕が、スカウト陣から熱い視線を受けている。(浜木 俊介)
◆竹丸 和幸(たけまる・かずゆき)2002年2月26日、広島市生まれ。23歳。崇徳では2年秋に初めてベンチ入り。3年夏は背番号10で県大会4回戦の広島国際学院戦に先発し、4回1失点も1―3で敗退。城西大では2年春に2部リーグデビュー。4年秋に1部に昇格して3勝1敗、防御率1・52(リーグ2位)。179センチ、73キロ。左投左打。









