保守・百田代表「ホルムズ海峡交渉で役に立てる」 イランと小説『海賊とよばれた男』で縁

2014年2月、イランを訪問した百田尚樹氏(中央)=本人提供
2014年2月、イランを訪問した百田尚樹氏(中央)=本人提供

日本保守党の百田尚樹代表は26日の参院経済産業委員会で、赤沢亮正経済産業相に対し、かつて作家としてイランに招かれたことがあるとして、日本タンカーのホルムズ海峡通過に向けた交渉で役に立つ用意があると表明した。

百田氏は、出光興産のタンカーが英海軍の海上封鎖を突破し、英国とは紛争中だったイランから石油を輸入した「日章丸事件」(昭和28年)を描いた小説「海賊とよばれた男」を平成24年に出版。その縁で、2年後にイラン政府から招かれて訪問している。

経産委で百田氏は、現在のイラン情勢について、交渉して日本のタンカーのホルムズ海峡通過を要請することも選択肢かと質問した。赤沢氏は「日本はアジアを代表しているので、わが国だけがイランと交渉して、うまくいけばいいのかということについて、よく考えなければいけない」と〝抜け駆け〟に否定的な見解を示した。

これに対し、百田氏は「日本の国益をまず大事に考えることが重要だ。私はイランから国賓として招かれて、イランの経産相にあたる人たちと話した。私の力は全くないと思うが、微力ながら役に立てるものなら、ぜひ政府から声を掛けていただきたい」と述べた。答弁は求めなかった。

百田氏は23日にもX(旧ツイッター)で「交渉するなら、微力ながらその末席に加わってお手伝いしたいという思いはある」と述べていた。

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