幼少期のSNS依存でメタとグーグルに賠償命令9・5億円 米陪審が「企業に責任」認める

メタ(手前)とグーグルのロゴ(ロイター=共同)
メタ(手前)とグーグルのロゴ(ロイター=共同)

幼少期にSNS依存に陥ったのは運営企業の過失が原因だとして、利用者の女性(20)が損害賠償を求めた訴訟で、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの地裁陪審は25日、IT大手メタとグーグル傘下のユーチューブの責任を認め、2社に懲罰的賠償を含めて計600万ドル(約9億5千万円)の賠償を命じる評決を下した。米メディアが報じた。メタとグーグルは評決を不服とする声明を公表した。控訴を検討しているとみられる。

陪審は女性がSNS依存で精神状態が悪化したと認定。SNSの仕組みが未成年に悪影響を及ぼす可能性を把握しながら、企業側は危険性の周知を怠ったと指摘した。賠償額の7割(420万ドル)をメタ、残り(180万ドル)をグーグルが支払うよう命じた。

訴状や米メディアによると、女性は10歳になる前にSNS利用を始めた。子供が「SNS中毒」に陥りやすいことを知りながら「広告収入を上げるため若者の利用を最大化する仕組みを取り入れた」と運営企業を批判した。(共同)

会員限定記事

会員サービス詳細