町民センターに防疫関係の道職員/安平で鳥インフル 殺処分に向け準備進む
安平町は町内農場で高病原性鳥インフルエンザ感染疑いが分かった4日午後、職員が早来町民センターに防疫関係の資機材を搬入し、5日には午前8時15分ごろから、道職員約90人が同センターに入り、養鶏場の入場手順やバスの手配などで建物内外を慌ただしく動き、緊張感が高まった。 同9時ごろには、防疫衣に着替えた作業員が緊迫した表情でバス3台に乗り込み、同センターを出発。同9時15分ごろ、現場の養鶏場の敷地内に入り、肉用鶏約19万羽の殺処分に向けた準備を始めた。 胆振総合振興局によると、防疫措置は1日3交代で実施。6日以降、民間事業者の従業員も加わり、11日に完了する予定という。 町内では2月24日、同振興局が高病原性鳥インフルエンザ防疫演習を実施したばかりで、民間協力者も交えて、発生時の初動対応や殺処分、埋却、鶏舎の清掃と消毒、消毒ポイントの設定などについて知識を深めていた。同振興局は「町や民間事業者と協力体制の構築がスムーズにできた」としている。 及川秀一郎町長は、5日に開会した町議会定例会で説明し、「道や関係機関と情報共有を図り、町の畜産を守るため、適切に対応したい」と話した。
苫小牧民報