最速154キロ右腕、1試合15奪三振の左腕も センバツ注目投手
第98回選抜高校野球大会が19日に開幕する。注目の選手を紹介する。 投手は将来性豊かな逸材が左右にそろう。右腕の筆頭は、最速154キロの横浜(神奈川)・織田翔希(3年)だ。カーブを交えた緩急がさえ、昨年の甲子園では春夏通じ9試合52回3分の1で防御率1.38。春は選抜優勝に導いた。冬場にフォークを磨き、史上4校目の春連覇を狙う。 【写真】崇徳の徳丸=2026年3月15日、阪神甲子園球場、土井良典撮影 山梨学院の菰田陽生(3年)は身長194センチから最速152キロを投げ下ろす。主将を務め、中軸も担うチームの大黒柱だ。大阪桐蔭の吉岡貫介(3年)はスピンの利いた最速153キロを投げ、秋は奪三振率12.97。速球と高速スライダーで押す近江(滋賀)の上田健介(3年)も注目だ。 左腕の目玉は、沖縄尚学の末吉良丞(3年)。全国制覇を果たした昨夏もエースで、最速150キロの直球と打者の手元で鋭く曲がるスライダーが特徴だ。 智弁学園(奈良)の杉本真滉(3年)は伸びのある直球を主体に、秋の近畿大会1回戦では15奪三振。花巻東(岩手)の萬谷堅心(3年)は緩急を使い、打者との駆け引きがうまい。両校は第2日にぶつかる。 崇徳(広島)の徳丸凜空(3年)は秋11試合で9完投(4完封)。85回3分の1で与四球はわずか13だ。九州国際大付(福岡)の岩見輝晟(2年)は長身から最速144キロを投げる。神戸国際大付の技巧派・秋田依吹(3年)は制球力が光る。(土井良典) ■今大会の主な注目投手 (丸数字は学年、☆は左腕、成績は昨秋の公式戦) ・萬谷(花巻東)(3)☆ 投球回50⅔▼被安打33▼奪三振62▼防御率1.07 ・織田(横浜)(3) 投球回35⅔▼被安打27▼奪三振43▼防御率2.27 ・菰田(山梨学院)(3) 投球回7▼被安打5▼奪三振4▼防御率7.71 ・上田(近江)(3) 投球回40⅓▼被安打27▼奪三振29▼防御率3.12 ・吉岡(大阪桐蔭)(3) 投球回34▼被安打13▼奪三振49▼防御率0.53 ・秋田(神戸国際大付)(3)☆ 投球回65▼被安打45▼奪三振56▼防御率0.83 ・杉本(智弁学園)(3)☆ 投球回47⅔▼被安打29▼奪三振68▼防御率1.13 ・徳丸(崇徳)(3)☆ 投球回85⅓▼被安打63▼奪三振83▼防御率1.48 ・岩見(九州国際大付)(2)☆ 投球回45⅔▼被安打22▼奪三振48▼防御率2.17 ・末吉(沖縄尚学)(3)☆ 投球回17▼被安打13▼奪三振23▼防御率1.06
朝日新聞社