天草市の会社が1億円詐欺被害 パソコン画面に「ウイルス感染」の警告表示 牛深署

熊本日日新聞 2026年3月24日 22:08
牛深署
牛深署

 牛深署は24日、パソコン画面にウイルス感染などの警告を表示させて金銭をだまし取る「サポート詐欺」で、天草市の会社が約1億円の被害に遭ったと発表した。

 署によると、60代の女性事務員が20日午後2時ごろ、会社のパソコン画面を閉じようとした際、「ウイルス感染」の文字と「0101」で始まる国際電話の番号が表示された。合わせてサイレンのような警告音と、女の声で「ウイルスに感染している恐れがある。電源を切らないで」とのアナウンスも流れた。

 女性が電話をかけると、片言の日本語を話す男から「感染を解除する方法を教える」と言われたため、女性は会社のネットバンキングの口座を開いて指示通りに操作したという。

 不安になった女性が23日、署に相談。金融機関が会社の口座の送金履歴を調べたところ、約40分間で10回にわたり、複数の口座に約1千万円ずつ送金されていたことが分かった。

 署はパソコンの遠隔操作の有無など詳しい手口を調べている。(石井颯悟)

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