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長野市は19日、市内の「粉もの文化」が地域に根付く食文化として文化庁の「100年フード」に選ばれたことを記念し、粉ものを販売するフェアを市役所で開いた。おやき約60種類がずらりと並び、多くの人が買い求めていた。
市農業政策課によると、市内は山々が連なり、かつて十分な米の収穫が難しい地域だったため、小麦やソバの栽培が盛んに行われてきた。おやきや「おぶっこ」、にらせんべいなどの独自の食文化が育まれてきたという。
文化庁は、これらの粉もの文化を、江戸時代以前から伝わる郷土料理の「伝統」として100年フードに認定。市は今後、次世代への継承を続け、来年の善光寺御開帳に向けたイベントなどでもPRしていく予定だ。
フェアでは、市内の事業者が野沢菜やキノコなどのおやきを販売し、約2千個が売り切れた。おぶっこ麺やそばなども並んだ。おやきを買った市内の伊藤ちづ子さん(75)は「おやきは野菜入りなど種類があって楽しみ。孫と食べたい」と話していた。
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