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ごみ出しルールの周知難しく 外国人と共生「カギ握るのは自治会」

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織田一
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現場へ! 「地方開国」群馬から(1)

 群馬県伊勢崎市の境百々(どうどう)東地区は、全約370世帯の3分の1が、バングラデシュフィリピンなど外国から来た住民だ。

 1月中旬、町内会長の上野隆男さん(74)を訪ねると、地区集会場の敷地内にあるごみ集積所を案内してくれた。

 町内会は市から地域の清掃や防犯活動などを有料で受託している。その中で特に大変なのが、ごみの整理整頓だ。

 外国人住民向けに年2回、ごみ出しの説明会を開いているが、毎月約10人が転出入していて周知が難しい。指定日以外に粗大ごみを出すなど、ルールが破られがちだ。

 昨春、「燃えるごみ」の日に、異様な半透明のポリ袋が捨てられていた。周辺には血痕。中をのぞくと毛が見えた。警察官立ち会いのもとで袋を開けると、子牛の頭二つと脚4本が出てきた。

根気強くルール教え、はみ出せば手当て

 だれが捨てたのかは分からなかったが、アジアには牛や豚を自分で解体して食べることが珍しくない国がある。コロナ禍の時には外国人が多数の豚を盗み、解体する事件があった。「日本人が捨てたとは考えにくい」と上野さん。

 その後、ごみ集積場の監視カメラを1台から4台に増やしたが、夜間だと投棄者の特定は難しい。今年2月には、収集日でもないのに家具や子どものおもちゃなど膨大な粗大ごみを出す人の姿をカメラがとらえたが、投棄した外国人を突き止めたときにはすでに引っ越していたこともある。

 収集業者が「違反」だとして回収しなかったごみは、上野さんら町内会の委員10人が2班に分かれて月2回、1時間近くかけて分別し直している。

 「そのままにしていれば、さ…

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    鈴木江理子
    (国士舘大学教授=移民政策)
    2026年3月23日17時0分 投稿
    【視点】

    90年代から、「ごみ捨て」は外国人居住の課題の1つとして指摘されている。現在では、地域に暮らす外国人住民の言語に合わせて、多言語でごみの捨て方を周知している自治体も少なくないが、転出入の激しい場合には、周知徹底も難しい。「ごみ問題」に悩まさ

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    鈴木江理子
    (国士舘大学教授=移民政策)
    2026年3月23日17時0分 投稿
    【視点】

    私は「日本人ファースト」という表現はおかしいと思う。  「共に生きる」ために、社会のルールを学ぶことは、もちろん大切だ。一方で、ホスト社会側が「新たな住民」を理解することも重要である。今では、当たり前のようにみかける多言語表記――外国人観光

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