衝撃【双頭?の謎生物】見つかる 「前と後ろに頭を持つ不思議な生き物を見つけました…」どちらが頭? 専門家が指摘した「意外な正体」とは
この生き物の正体は何なのでしょうか? 生き物の生態に詳しい鳥取県立博物館の専門家に画像を確認してもらいました。 鳥取県立博物館 自然史担当 一澤圭さん 「これは後ろの方は顔ではなくて…」 この生き物は、一般的な"ニホンヤモリ"とみられるそうです。 そして"小さい顔"のように見えていた部分、実は―― 鳥取県立博物館 自然史担当 一澤圭さん 「しっぽが途中で切れた状態です。このヤモリはオスとみられるんですけど、元々普通のオスのヤモリは、成熟するとしっぽの付け根がぷっくりと膨らんだような状態になるんです。 この個体はその膨らんだところのちょっと先の部分でしっぽが切れている、そういった状況だと思われます」 なんと! お尻にも顔があるように見えますが、この小さい「顔」みたいな部分はヤモリのしっぽの付け根部分とみられるそうです。 ヤモリの尾の付け根には側肛疣(そっこうゆう)と呼ばれるいぼのような形をした部分があって、オスは成熟するとここが大きく発達するのだそうです。 たしかに、よーくみてみると… 小林健和キャスター 「こっちはもう完全な顔なんですけど、後ろ部分は目はなさそう。ちょっとふくらみはあるんですけどね、しっぽが切れた跡と言われれば、そういう跡かなと思う感じでもあります」 ヤモリもトカゲと同じように、外敵から逃げる際、自らしっぽを切り離す習性があります。 つまり、このヤモリはオスで、イボが大きく発達した状態で、危険から逃れるためしっぽを切り離しました。 そしてその直後、しっぽの付け根のイボ部分が、偶然にももう1つの「顔」のように見えているのではないかと、一澤さんは指摘します。 鳥取県立博物館 自然史担当 一澤圭さん 「特に不思議なものではないんですけど、ちょうど頭っぽく見えるような、ある意味ちょうどいい位置で尻尾が切れたという点では、面白い事例と言えると思う」 2つの頭を持つように見えた生き物、その正体は、自然の中で生き延びようとするたくましいヤモリでした。
山陰放送