霧烏
急襲ディザスター! - 霧烏の小説 - pixiv
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3,837文字
NRC Crisis!
急襲ディザスター!
本編にてあれやこれやとネタが割れる前に書かねば!と突貫で仕上げたツイステホラーです。
今回はくっっっっっそ短いですが、ここが一番区切り良かったからね、仕方ないね。
突貫だからきっと誤字脱字が酷い。多分いや確実に文体も酷いので、例の如くまたコソッと修正しときます(;'∀')

本編でちょっと触れてますが、次回からはツイちゃんと小説が入り混じった感じの話にしたいなーと思ってます。一応予定ですが決定事項です(何だそりゃ

現時点で最終的な着地点は浮かんでいますが、そこに至るまでの過程がほぼ白紙なので、全何話になるのか不明ですが、興味を持たれましたらお付き合いいただけると幸いです。
次回以降の話の展開はアンケ形式でいこうかなーなんて思ってます。え、何でって?その方が面白いかなって思 (o゚Д゚)=◯)`3゜)∵アイタッ

べ、別に他力本願って訳じゃないんだからね!


あ、監督生の話シリーズもちゃんと書いてますので!かれこれ半年は更新途絶えてますが(((( ;゚ω゚))))
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2022年3月24日 00:10

 周囲を闇に包まれた中、彼――トレイ・クローバーは学園の敷地を駆け抜ける。
 チラと背後に目をやれば、周囲を包む闇の一部が人型をカタチ取ったような、しかし全身は真っ黒で顔のパーツすら存在しない人の形をした
(もや)がぞろぞろとついて来ていた。
 足の早さはトレイと同程度。その為今は一定の距離を保ってはいるが、それが長くは続かないであろう事は明白だった。そして、彼らに追いつかれたが最後、自分は――!
 フルリと軽く首を振って最悪の
想像(イメージ)を頭から追いやり、今はとにかくあいつらを撒く事に専念する。どうしよう?どこにする?――そうだ、この先に…!

 スピードを落とすこと無く彼が飛び込んだ先は、住人の居ない、NRC生にオンボロと称された元寮。否、ここは昨年1年間だけ、トレイもよく知る後輩が相棒である魔獣と共に住んでいた。だが……進級を目前に、後輩は帰る方法が見つかったとNRCを後にした。一年達はもちろん、二年や、三年達後輩――監督生と親しかった者達と再会を約束して。以来、この寮は以前のように誰にも使われる事なく無人となっている。
 監督生が帰るに辺り、一番心配していたのはやはり相棒のグリムのことであった。「自分が居なくなれば、またグリムが一人ぼっちになってしまう」――帰る方法が見つかり、しかしその道は一方通行、今を逃せば二度と元の世界に帰ることが出来ないかもしれない――そんな状況で帰還を思い悩む監督生がポツリと零したのは、この世界に残される相棒の事であった。監督生の心境の吐露からまあなんだかんだあってグリムはハーツラビュルが預かる事となり、監督生は安心して帰っていったのだった。……全寮対抗グリム争奪戦(笑)なんて、もう二度としたくは無いが。主に周囲の被害的な意味で。事態収束後の学園長の説教が長丁場になったのも当たり前だろう。争奪戦参加に後悔は無いけども。

 オンボロ寮に駆け込んで一息つけた、と思ったが、やはりまだ逃走劇は続く。まあ、目の前でオンボロ寮に飛び込んだのだから当たり前と言えば当たり前か。
 ドンドンと激しく鳴らされる扉を背後にトレイは寮の階段を駆け上がる。靄から身を隠し、撒くのならば、やはり1階より2階が適切か。
 そうして適当な部屋に逃げ込み、扉を閉めればとりあえずは時間を稼げるだろう。もちろんこの部屋に居るだけではいつ見つかるか判らない訳だし、彼には無事にハーツラビュルに戻らなければならない理由もある。

 事の発端は何だったか――最初の異変は、監督生が帰還して半月も経たない頃だったか。進級試験も無事終わり、新年度に向け準備をしていた頃……とある生徒が姿を消したのだ。
 最初はサボりを疑われた。進級を決め、少し羽目を外したのだろうというのが大多数の意見だった。…その寮生が
ハーツラビュル(うち)の一年(ちなみにエース・デュース両名ではない)だったので、リドルが大層おかんむりだったが。
 だが、その生徒は1日、2日と日が経っても一向に帰寮しなかった。最初は憤っていたリドルであったが、連絡もなく幾日も帰寮しないその一年に、怒りが心配へと変わるのは早かった。どころか、その生徒の失踪を皮切りに他寮でも姿を消すものが増えてきたのだ。それも一年ばかり。
 最初はハーツラビュル、その次はポムフィオーレ、さらにその次はオクタヴィネル…と次々に姿を消す生徒達。調査を進めた結果、全員一年で、校内を一人で歩いていた姿を最後に失踪していた。それも、他教室に忘れ物を取りに行っただけだとか、ただトイレに立っただけだとか、直前の行動が失踪原因に繋がる者は皆無であった。
 その事実を踏まえて、全校生徒…特に一年は一人での行動をしばらく禁止された。失踪者が増えるにつれて構内での噂話も増してくる。
 そして、教師陣が本格的な調査に乗り出そうとした矢先――それは起きた。各学年の教室にて担任より失踪事件についての話が為されていた正にその時、校舎が突然闇を凝縮したような靄に包まれた。特に一年の教室には一気に靄が溢れ出し、生徒達を飲み込んだのだ。――これはイグニハイドの監視カメラが目撃していた――…それが、昨日の出来事だ。
 教師陣はすぐさま生徒達を各々の所属寮へと帰し、一年の生徒達とともに靄に飲まれた一年の担任教師を欠いたまま状況の判断と打破の為に動き出し、――そのまま、生徒達には何の連絡も入ってはいない。

 靄はNRC全体を覆っているらしい。ネットワーク掲示板――スレッド、スレと呼ばれるそこにはNRC全体が靄に包まれた事、外部からの侵入は完全に遮断されている事で大騒ぎとなった。そこにスレに慣れているらしいNRC生の書き込みが合わさり、さながらお祭り騒ぎとなった、のだが。とある孤立したスカラビア生が救援を求め、その生徒の救出に向かった同寮生の目の前で、靄に飲まれた姿が目撃されたのだ。靄に飲まれた姿が生徒はそのまま姿を消し、すぐさまイグニハイドの寮生が警告を入れる。
 曰く、「このスレッド――否、ネットワーク全体がこの靄の原因である“ナニカ”に監視されている。だから件のスカラビア生は居場所がバレて靄に捕まったのだ」、と。

 詳しく話を聞くと、どうやら救難信号を発した生徒のうち、明確に居場所を書き込んだ生徒はことごとく姿を消したのだそうだ。最初は靄に追われてその場から逃げたのではと考えられていたが、救難信号をだしていた十数人の生徒のうち、それが一人や二人では無かった事、救助隊が現場に向かい、合流出来なかった生徒達が以降書き込みが途絶えた事に嫌な予感を覚え――スカラビア生が救助隊の目の前で靄に飲まれた事で最悪の事態が起きている事を知った。
 そこからは、現実は元よりネットワーク上でもみんなバラバラになってしまった。それもそうだろう、情報を共有するためのツールは今や自分達を追い詰めるものとなったのだ。NRC生からの書き込みは激減し、各寮ごとに各々の判断での行動を余儀なくされたのだ。

 そういった経緯があり、トレイは数人のハーツラビュル三年生を連れて生徒達だけで学園の調査に来たのだ。いつまでも寮にこもっていたって進展は無い。寮にある食料だっていつまで保つかわからないし、寮内だっていつまでも安全とは限らない。ならば余力のある今の内に少しでも事態改善の糸口を探ろうと、意気込んではみたものの――結果はこの通り、学園に戻り校舎に着くよりも前に靄に見つかり散り散りとなってしまった。
 一応、他の寮生を逃がす為にトレイが最後尾を努め、みんなを先に行かせたが――果たして何人、寮に戻れたか。

 寮服のポケットより携帯端末を取り出す。靄に味方するナニモノかが見ているのは百も承知だ、それでも…同級生達の安否だけでも確認出来ないかとスレに目を通す。
 ハーツラビュル寮生が安否確認の為に利用しているスレは『闇に呑まれたNRC考察スレ』だ。スレッドタイトルはあれだが、考察と名がついているように、NRC生の書き込みや外部からの調査結果を元に事態の収拾を図る事を目的としている。リドルがこのスレを連絡用に使うと決めたからか、スレッド内には何人かハーツラビュル寮生らしい書き込みもあった。――内容が寮生数名が調査に向かった事と、その寮生が帰ってきていない事でちょっとした騒ぎになっている事から、どうやらトレイと共に調査に出た3年は誰一人として戻ってきてはいないようだ。
 彼らの安否は未だ不明だが、とりあえず現状だけでも報告しておこうとスレに書き込みを行う。内容としては『調査中、靄に襲われて散り散りになった。今は場所は伏せるが籠城中』といった感じか。シロツメクサのコテハンで書き込めば、リドルは誰の書き込みかわかってくれるだろう。…いや、ハーツラビュル生ならみんな分かってくれるか。

 スレに一言書き込めば、心配の声が怒涛のように書き込まれた。それに返信をしたいのはやまやまだが……あいにく、書き込みから僅かも立たずに籠城中の部屋の扉がドン、と鈍い音を立てた。
 扉が閉じられていた事でこちらの居場所に気付かれたのか、ドン、ドン、と扉を叩く――いや、これは叩いているというより体当たりをしているような音だ。靄なのに質量はあるのかと場違いな事を考え、今はそれどころではないと頭を切り替える。

「まずはここを切り抜けないとな」

 ポツリと呟き、マジカルペンを構える。
 昨日から今にかけて、今も続く騒動に休む暇が無いからか、彼のマジカルペンは半分くらいブロットで黒く染まっている。最初に靄から逃げる際にも幾度か魔法を使用したからか、じわじわと黒く染まってくる赤い魔法石に冷や汗が流れる。が、危険なゴースト達は基本、光魔法か炎魔法でしか撃退が出来ないのだ、オンボロ寮から自寮に無事に戻る為にも魔法の乱用は避けられない。
 無駄打ちをする訳にはいかないなと覚悟を決め、次第に軋む音が大きくなる扉に対峙すると…………


「トレイ、先輩……?!」

 突然、背後から声をかけられた。
 自分しかいないはずの室内の、それも警戒をしていた彼の背後から聞こえた第三者の声に慌てて背後を振り返れば――――















 そこには、唯一災禍を免れたのであろう後輩の姿があった。

急襲ディザスター!
本編にてあれやこれやとネタが割れる前に書かねば!と突貫で仕上げたツイステホラーです。
今回はくっっっっっそ短いですが、ここが一番区切り良かったからね、仕方ないね。
突貫だからきっと誤字脱字が酷い。多分いや確実に文体も酷いので、例の如くまたコソッと修正しときます(;'∀')

本編でちょっと触れてますが、次回からはツイちゃんと小説が入り混じった感じの話にしたいなーと思ってます。一応予定ですが決定事項です(何だそりゃ

現時点で最終的な着地点は浮かんでいますが、そこに至るまでの過程がほぼ白紙なので、全何話になるのか不明ですが、興味を持たれましたらお付き合いいただけると幸いです。
次回以降の話の展開はアンケ形式でいこうかなーなんて思ってます。え、何でって?その方が面白いかなって思 (o゚Д゚)=◯)`3゜)∵アイタッ

べ、別に他力本願って訳じゃないんだからね!


あ、監督生の話シリーズもちゃんと書いてますので!かれこれ半年は更新途絶えてますが(((( ;゚ω゚))))
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2022年3月24日 00:10
霧烏
コメント
シャノン
シャノン
2025年3月12日
月魚
月魚
監督生が帰った後の災い話…!この先の展開がワクワクしますね!楽しみです!
2022年3月24日

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