沖縄県名護市辺野古沖で同志社国際高(京都府)の生徒が乗った船2隻が転覆し、生徒ら2人が死亡した事故で、第11管区海上保安本部(那覇)が20日、2隻を運航する抗議団体側の家宅捜索に踏み切った。出航基準が明文化されていないなど安全管理体制の問題が浮上する中、11管は運航実態の解明には強制捜査が必要と判断したもようだ。今後の捜査では、過失責任の所在が大きな焦点になるとみられる。
転覆した抗議船「不屈」と「平和丸」が置かれた辺野古の「ヘリ基地反対協議会」の活動拠点に11管の捜査員が家宅捜索に入ったのは20日午前9時ごろのことだった。その30分後には、名護市内の協議会の事務所にも捜査員約15人が入った。