「平和丸」船長の男性、記者の呼びかけに応じず 辺野古沖転覆で11管が実況見分

実況見分には、「平和丸」の船長が立ち会った=3月22日、沖縄県名護市(大竹直樹撮影)
実況見分には、「平和丸」の船長が立ち会った=3月22日、沖縄県名護市(大竹直樹撮影)

沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒が乗った船2隻が転覆し、生徒ら2人が死亡した事故で、第11管区海上保安本部(那覇)は22日、業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の両容疑で、2隻を運航する抗議団体の関係先で実況見分を実施した。捜査関係者への取材で分かった。抗議船「平和丸」船長の男性が立ち会った。

実況見分が行われたのは名護市辺野古漁港近くにある2隻を運航する「ヘリ基地反対協議会」の活動拠点。見分には救助に携わった地元消防の隊員も参加した。

「テント2」と呼ばれる団体の活動拠点では、海上保安官らが転覆した船の写真を撮影。平和丸の船長が、海上保安官の前で船体を指さす光景も確認された。

実況見分終了後、船長は記者の呼びかけに応ぜず、何も語ることなく車に乗り込んだ。弁護士とみられる男性の姿もあった。

過失責任の所在が焦点に 求められる緻密な捜査 辺野古沖転覆、抗議団体を家宅捜索

会員限定記事

会員サービス詳細