1日だけ千雪が最強になる話(上)
31作目です。
書けない時間が多かったので時間があるうちに一気に書いちゃいました。
今回はちょっと攻めたかな...といった内容です。
11/24 誤字があったので修正しました。
シャニソンリリースおめでとうございます。
小糸ちゃんで雑誌を連打しながらほそぼそとやっているので、よろしければフォローしてください。(強いサポートを用意しているわけではないのでメリットは無いです)
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P「ペアリング?」
唐突に出てきた言葉に、一瞬耳を疑い聞き返す。
千雪「はい...!この間、すごく素敵な指輪を見つけて、いいなーって思って衝動買いしちゃったんです」
千雪「ただ、ペアリングだったみたいで...買った後に指輪が二つ入ってるのを見て、甘奈ちゃんと甜花ちゃん3人で付けるにはあと一つ足りないから、もしよろしければプロデューサーさんに...って」
と、まるで説明でもするかのような口調で言ってきた。
よく見ると千雪の顔が明らかにチークではない赤色をしている。
P「千雪...プレゼントは嬉しいが、その...ペアリングって...恋人同士が付けるものじゃないのか?」
千雪の顔がさらに赤くなる。
だが、ここではいはいと貰っていては後々大惨事になることは目に見えているので、しっかり言っておかなければならない。
千雪「そ...その...そ、そうです!最近は恋人同士以外でも着けるのが流行ってるんです!友達同士とか...お仕事のパートナー同士とか!なので、お仕事のパートナーであるプロデューサーさんに着けていただいたらなぁ...って、今日!今日一日だけでよろしいので...!」
なんだかこっちまで顔が赤くなってきた。まあ、今日一日なら問題ないか...。営業など、他所と関わりがある時はアクセサリーとかは付けないんだが、今日はそういった予定も無いし。
P「そ、そうなのか。てっきり恋人同士だけかと思っていたが、最近はいろんな意味のペアリングがあるんだな」
桑山千雪です。
嘘です。同性ならまだしも、異性で友達やパートナーという理由だけでペアリングなんて、恋人同士以外の意味を私は知りません。嘘をついて少し心苦しいですけれど、それでも1日だけでもプロデューサーさんに着けていただけるなら、私は諦めません...!
P「一日だけ...というか、プレゼントなんだからありがたくもらうよ。ただ、今日以降の仕事中は着けられないと思う。それは分かってほしい」
千雪「全然そんな...!ありがたく受け取ってもらえるだけでとっても嬉しいです...!じゃあ...着けて、頂けますか...?」
P「ああ...あれ、そういえば、ペアリングってどの指に着けるのがいいんだ?結婚指輪とは違うから左の薬指以外なのはわかるんだけど...」
千雪「それが調べたんですけど、どうやら右手の薬指がいいみたいです...!」
桑山千雪です。
もちろん嘘です。右手の薬指は左手の薬指の対象ということで、これも恋人を象徴する位置となっています。本来はどの指に着けても問題ないんですけど、プロデューサーさんはまったくご存知ないようだったので、ちょっと...ズルいですけど...今日だけ......!
P「そうなのか...よし、どうだろう。あまり指輪とか付けたことないから似合ってるか心配だな」
千雪「わぁ...とっても素敵です...!私も着けてみたんですけど...どうでしょうか...?」
P「千雪もとても似合ってるよ。よし、せっかくくれたんだ。記念に写真でも撮ろうか」
千雪「ぜひ...!」
P「あ、でも気を付けて欲しいのは、ツイスタとかに写真を上げるのは控えてくれ。別に恋愛禁止でもないけど、あらぬ勘違いを生むのも良くないし...」
千雪「大丈夫です!そのあたりは分かってるつもりです...!あの...チェインも駄目ですか...?」
P「チェインか...まあ、それくらいなら...」
千雪「やったぁ!ありがとうございます!」
桑山千雪です。
ツイスタに上げちゃいけない、なんていうのは言われなくても分かっていました。ただ本命はこっち...!
ファンの皆さんに見せびらかしたいとか、そういうわけではないので、これも想定通りでした...!
千雪「じゃあ、私そろそろ行きますね...!今日はプロデューサーさんにこれを渡しに来ただけなので...!」
P「ああ、いってらっしゃい」
はづき「お疲れ様です~」
P「はづきさん、お疲れ様です」
はづき「あれ...プロデューサーさんってそんな指輪してましたか~...?」
P「え、あ、ああ、これはちょっとありまして...はは...」
はづき「そうですか~...」
結華「~♪」
結華「お、千雪姉さんチェインのアイコン変わってるー」
結華「ちょ、ちょっとちょっと、これってペアリング...!?ってこのスーツ......嘘...」
愛依「あ!千雪さ~ん!」
千雪「愛依ちゃん、ふゆちゃん...!こんにちは」
冬優子「千雪さんこんにちは♡」
愛依「うちら服見に来てたんだけど、千雪さんは何か買いに来た系?」
千雪「うん、私は雑貨を見に来たの。何か素敵なものが無いかなって」
愛依「お~...なんかオトナの女性って感じ!ってその指輪、すっごい可愛い~!」
千雪「本当?愛依ちゃんがそう言ってくれて嬉しい...!」
冬優子「......あ!愛依ちゃん、そろそろ行かなきゃ...!」
愛依「あ、もうそんな時間!?千雪さんまたね~!」
千雪「うん...!愛依ちゃんもふゆちゃんもまたね」
冬優子「うん!また~」
冬優子「............。」
冒頭でめちゃにやけてしまった。 さいかわです