夏の甲子園に出場する珍しい名字の選手達・西日本編。五十子(いがっこ)選手より珍しい名字の選手たち
夏の甲子園に出場する名字、続いて西日本編。
東日本編同様、週刊朝日増刊号「甲子園2025」を使用し、漢字の新旧字体などは同じとみなした上で、読みによってランク付けしてある。西日本編も極めて珍しい名字である名字ランキング2万位以下を中心に紹介したい。
敦賀気比高の五十子選手
西日本の学校の選手で珍しい名字といえば、初戦で横浜高と対戦する敦賀気比高の「五十子(いがっこ)」選手だろう。今年の選抜にも出場しており、その独特の読み方が注目されていた。
「五十子」という名字は比較的あるのだが、集中している地域によって読み方が異なっている。埼玉県狭山市では「いそご」、三重県伊勢市では「いらご」、滋賀県東近江市では「いかご」と読むことが多く、福井県鯖江市では「いがっこ」である。敦賀気比の五十子選手も鯖江市の出身。
埼玉県本庄市には「五十子」という地名があり、室町時代にあった「五十子陣」という戦いで有名な場所だ。この地名は「いかっこ」と読み、「いがっこ」という読み方はルーツの地の読み方を最も継承しているといえる。
さらに珍しい名字の数々
この「五十子(いがっこ)」は2万位以下の極めて珍しい名字なのだが、今大会には「五十子」よりも珍しい名字の選手も意外と多い。
西日本では、鳥取城北高の為壮(ためそう)選手と、岡山学芸館高の阿慶田(あげた)選手の名字が双璧で、ともに親族以外にはいなさそう。「為壮」は広島県、「阿慶田」は沖縄県の名字である。
次いで、東海大熊本星翔高の数島選手、綾羽高の経免(きょうめん)選手が「五十子(いがっこ)」よりも珍しい。
以下、神村学園高の入来田選手(昨夏のメンバー表では「入耒田」)、鳴門高の仲須(なかず)選手、智弁和歌山高の久葉(くば)選手、宮崎商の神毛(こうげ)選手、岡山学芸館高の繁光選手、東大阪大柏原高の英賀(あが)選手、京都国際高の尾角(おかく)選手、高川学園高の矢渡選手までが2万位以下の極めて珍しい名字の選手たちで、今年は東日本と合わせて珍しい名字の選手が多い大会となっている。
なお、沖縄尚学高の志良堂(しらどう)選手や屋我選手の名字は沖縄以外ではほぼみかけないのだが、名字ランキングでは1万位を少し下回るあたり、宜野座選手の名字は1万位以内である。