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「大盛りの丼2つに大盛りラーメン」試合直前に4食分

「鈍感力」だけではなく、頑健な身体も長所のひとつだ。「無事之名馬」という格言があるが、今季はほとんどの試合でフル出場、一度も抹消されずにシーズンを駆け抜けた。そのエネルギーの源は飽くなき食欲。母親から育てるのにかかったお金は「ほぼ食費」と呆れられるほどの大食漢で、試合直前の食事を見た若月健矢は、

「大盛りの丼と大盛りの丼と大盛りラーメン。えええ!? みたいな。ある日はラーメンとそばとうどんと丼。違う日はカレーライスと親子丼とラーメン大盛りとか。1回の食事で4食分…」(日刊スポーツ)

と、その献立に戦慄している。本人もさすがに食べ過ぎを自覚しているのか「1回出塁したら体重は1キロ減ると思っているので、食べていいことにしている。普段は丼飯一杯だけど、1回出塁したらラーメン追加、2回なら丼飯おかわり」(スポニチ)と、独自のカロリー計算法を打ち立てている。どんな大舞台に臨んでも、「これまでの人生で、緊張やプレッシャーで食べられなくなったことはない」という。

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そもそも紅林少年が野球を始めたきっかけにも、すでに“らしさ”が現れていた。静岡・藤枝の生まれということで、本当はサッカーをやりたかったというが、父親から「ポケモンの筆箱を買ってあげる」と言われたことが転機となり、野球を始めた。中高と地元の公立校で育ち、決して野球エリートの道を歩んできたわけではない。

駿河総合高時代の恩師である望月俊治監督は当時から「無欲で大らかな性格」と回想しており、スカウトから早い段階で高い評価を受けていたものの、高校時代に提出した進路希望調査は「就職希望」だったと明かしている。監督とのLINEのやり取りもシンプル。「頑張れよ!」とエールのコメントを送ると、「ウッス!」と一言だけ返信があったという。

マイペースで我が道を行く性格は、学生の頃からずっと変わらないようだ。

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