丸刈りに“セルフ降格”…何かと話題が尽きない男
今季はそのマイペースぶりで数々の珍騒動を巻き起こした。
4月13日、宮城が先発した試合で自身初の1試合3失策を喫した際には、気合いを入れ直すため、お気に入りのパーマヘアを捨て決意の丸刈り。中嶋聡監督は「俺がやらせたみたいになるから、やめてくれ」と困惑気味だったが、坊主姿となった翌日以降は打ってはタイムリー、守ってはファインプレーと大活躍。犬の散髪になぞらえて“サマーカット”と自称し、ファンやチームメイトの笑いを誘った。
2012年以来の10連敗となってしまった8月1日の日本ハム戦では、相手側の盗塁で二塁カバーに入らなかったとして、試合途中に懲罰交代を命じられた。試合後、中嶋監督から「そんなんしとったら二軍行きや!」と厳しい説教を受けると、勝手に降格と早とちりした紅林は、報道陣に「明日からファームです」と宣言。
これまで中嶋政権ではなかった“懲罰降格”に、チーム状況の悪さも相まって大論争に発展したが、翌日になって紅林自身の勘違いによる“セルフ降格”であったことが判明。前代未聞のやらかしに、連敗のショックすら吹き飛ぶ話題を提供してしまった。
入団から5年、オリックスファンの間ではすっかり“変わり者キャラ”が板についているが、他球団ファンの間で一躍その天然ぶりが知られたのが今年のオールスターゲームだろう。
ブルーカーペットショーで周りが華やかなスーツ姿で決める中「こんなに盛大にやるとは思わなくて……」と、白いポロシャツに黒パンツとラフすぎる私服で登場。「高野連の役員さんみたいな格好で、浮いています」と身を縮こめていた。パ・リーグTVのYouTube担当者からも「いま一番目が離せない」とお墨付きを得る逸材である。