竹田恒泰さん、
丁寧なご返信ご説明頂き誠にありがとうございます。
●言及されない慣習法は無い
慣習法も当然法源ですが、その慣習法の存在自体については当然、歴史的に多数の言及があるはずです。
「男系が皇統の最大の価値」であれば、それについて記録社会の日本、膨大な歴史的資料に溢れる日本で
皇統の正統性の議論か盛んだった南北朝時代を含み、明治まで一切言及がないのは、極めて不自然では無いでしょうか?
最大の価値について歴史上の幾千万の方々が明治まで皆口をつぐむのでしょうか?
●そして明治政府が最初の皇室典範案で、
男系女系区別せず、
女性天皇を容認する案を作成したことは
「男系こそが皇統2700年の価値として大切に守られてきた」
ならば、あり得ないので無いでしょうか?
●おっしゃるとおり、継嗣令だけで実態は進まなかったとおり
日本の皇位継承は、様々な政治勢力の影響を受けながら
「基本天皇に近い(3世程度)男だけど昔は女性もいたよね」
程度の緩い理解だからこそ続いた、
「結果としての、たまたま男系」
が基本だった、のでないか?
との疑問をぬぐう歴史的根拠が少なすぎます(禁中並公家諸法度の養子規定程度)。
「男系の実態があった」のは事実としても、それが、
=「皇統の最大の価値として守られ続けてきた」
という歴史的証明が、「誰も口に出さない慣習法だった」との主張だけでは、あまりに薄すぎると思います。
●継嗣令について諸説あることについてはもちろん承知しております。
●最後に付記しますと、
ご存知のように、皇室は古来から多くの変化を受け入れながら現代に至りますが、
「皇統の最大の価値は何か
何が大切で何を変化させるべきかは」
皇祖からの歴史を背負い、未来へ皇統を続ける責任をもっとも感じておられる、
上皇陛下、天皇陛下のご意見がもっとも尊重されるべきと考えます。
即位20周年での上皇陛下のお言葉
「皇室の将来の在り方については、皇太子や、それを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と考えています。」
を陛下の藩屏たろうとする方々、陛下の藩屏であることが存在意義のはずの方々は、実現に向いて動いてこそ、だと思っております。