今回の問題は、制限時間10秒以内に暗算で答えを出せるか試してみましょう。
時間内に正解するには、計算を短縮できるところがないかをしっかり見極めることが大切ですよ。
どう工夫したら早く計算ができるか、考えてみてください。
問題
次の計算を暗算でしなさい。
22−11+0×45
※制限時間は10秒です。
解答
正解は、「11」です。
「複雑な計算が出てきて、制限時間内に答えを出せなかった」という人は、もう一度計算過程を見直してみることをおすすめします。
次の「ポイント」で、どう計算すればすぐに答えが分かったのかを確認してみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「計算の順序」です。
今回のように複数の演算が含まれている式の場合、左から順番に計算すればよいとは限りません。
例えば、今回の式を左から順に計算すると、次のようになります。しかし、計算結果は誤答です。
22−11+0×45←左の引き算からスタートすると...
=11+0×45
=11×45
=495←誤答
このように計算すると、11×45という暗算しづらい掛け算は出てくるうえ、計算結果まで間違っていることになり、踏んだり蹴ったりです。
ここで、正しい計算順序のルールについて確認しておきましょう。
<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.括弧の中(※括弧には()や{}などの種類があります。)
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。
掛け算や割り算は、足し算や引き算より優先されるということです。今回の問題であれば、掛け算から計算するのが正解だったのです。
22−11+0×45
ここで、「0が含まれている掛け算の答えは0になる」ことを思い出してください。0×45の答えも当然0です。すると、残るは冒頭の引き算のみになります。
22−11+0×45←掛け算からスタート
=22−11+0
=22−11
=11
22−11の引き算一つなら、暗算でも10秒以内に答えが出せそうですね。
まとめ
今回の問題、見た瞬間に「掛け算から計算すること」、そしてその掛け算は「0を含んでいること」に気が付いたらほとんど勝ったようなものです。
この二点を押さえておけば、今回の問題は冒頭の22−11の引き算さえすれば、正解が出ると分かるからです。
制限時間が短いと焦ってしまうと、計算順序のルールも見落としがちになるかもしれません。しかし、このようなルールの中に計算を効率化できるヒントが隠れていることもあります。
普段から「掛け算、割り算」を「足し算、引き算」より優先する意識を持っておくことも大事ですよ。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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