国連安保理がイランの周辺国攻撃を非難する決議案採択、ロシアと中国は棄権…135か国超が強く決議支持
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【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は11日、米国とイスラエルによるイラン攻撃への報復として、イランが近隣諸国に行った攻撃を非難する決議案を採択した。全15理事国のうち13国が賛成し、ロシアと中国は棄権した。
決議案は、バーレーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など湾岸諸国やヨルダンへの攻撃を「強く非難」し、攻撃の即時停止を要求。「ホルムズ海峡を航行する商船への攻撃や威嚇」も非難し、航行の安全確保を求めた。決議を強く支持する共同提案国は135か国超に上った。米国とイスラエルによる攻撃についての文言は盛り込まれなかった。
採択後、米国のマイク・ウォルツ国連大使は「イランは四方八方に攻撃を仕掛け、混乱をまき散らしている」と非難し、改めてイランへの攻撃の正当性を強調した。一方、露中の国連大使は「紛争の根本原因は米国とイスラエルの攻撃だ」と批判した。
イランのアミール・サイード・イラバニ国連大使は、周辺国への攻撃は「米軍の基地や施設を標的とした」と強調し、ホルムズ海峡については「イランが海峡を封鎖したという主張は虚偽だ」と述べた。