あなた自身へのラブレター たのしい作文指導と学級経営の接点
「教育技術体系シリーズ」(明治図書)2年国語、P、26 (勝又明幸)
1 作文といえば、いつもむずかしい顔をして書き始める。
まして「1学期をふりかって」などと題を設定すると、どうしても暗くなる。
反省ばかりが先にたつ。そこで、
1学期の「あなた自身」へのラブレターを書きましょう。
なのだ。ラブレターなんて言葉は、ちょっぴりオマセな子どもたちにはけっこう刺激的だ。
1 ラブレターには、その人の「よい」ところを書きます。
「とってもやさしいです」とか、「美人ですね」なんて書くよ。
「きなりなところを書いたら、もらった人がおこっちゃうもんね」
2 ラブレターは、その人のことを「わかりやすく」書きます。
「気持ちが悪かったときやさしくしてもらった」なんて具体的に書くよ。
「いつも明るくて太陽みたいだよ」なんて例えをつかって書くよ。
3 ラブレターは、これからのこと(希望や願い)を書きます。
1 2 3を意識して、自分から自分へのラブレターを書こう。
2 千草さんへ
千草さんはとてもかん字がじょうずです。
国語のときのかん字テストでは、10点をとっています。
1学期の「かん字チャンピオン」もとって、すばらしいですね。
これも、毎日、すこしずつがんばってきたからでしょうね。
そういう人は、かん字テストでもこまらないね。かん字はかせみたいです。
かん字では、先生がむずかしいもんだいを出しますね。むずかしいもんだいだと、みんながこまるね。だしてほしくないね。
でも、また、がんばってむずかしいかん字もやっつけちゃおうね。
鈴木千草より
かおりさんへ
かおりさんは、毎日元気であそびまわっているね。
きのうも雨だったけれど、かおりさんは外で遊んでいたものね。
いろいろくふうしてますね。
くふうといえば、かおりさんは図工のデザインんもがんばって、体育館にはられています。おめでとう。
かおりさん。友だちとなかよくあそんでいるのは、とてもいいことです。そんなところが大すきですよ。
これからもなかよくしましょう。
根上かおりより
「自分へのラブレター」は、
自分の「良さ」の再発見
なのだ。加点法は評価の基本であり、これを書かせることは子どものユーモア感覚への接点にもなる。