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開示請求をやってみた

「誹謗中傷をしているアカウントの 本名と住所の開示が、 裁判所から認められました」


弁護士から届いたメールを見てほっと一安心した。
プロバイダ責任制限法が改定されたお陰で、開示請求がかなりスムーズに簡単にできるようになったなとしみじみ


この文章を読んでいる皆さんが、5chやXで誹謗中傷を受けたらまず真っ先に

①スクリーンショットと②魚拓

を撮ってください。そして、スクショも魚拓も、
・誹謗中傷の内容: 問題となる書き込みや画像の全体が映っていること。 ・投稿日時: いつ投稿されたかがわかるよう日時も入れる ・投稿者情報: 表示されているユーザー名、ID、アカウント情報も入れる。 ・また、裁判所に申請する際にURLが必要となるので、URLも必ずメモ帳などにコピペしてください。


証拠の保存ができたら 弁護士に依頼します。

開示請求を行う際は、当然弁護士に依頼する必要がありますが、私の場合はベンナビIT()に頼りました。「ネットに強い弁護士」を条件を絞って探すことができるサイトです。

まずはこのサイトで、複数の弁護士に無料相談の依頼をすると良いです。なんで複数の弁護士に依頼するのかというと、弁護士によって返信のスピードがまちまちだからです。
一番早い方で、なんと5分後に返信が来ました。 一番遅い方で、4日後に返信が来ました。


開示請求は時間との闘いです。

誹謗中傷を行っている人間がどこのプロバイダを使っているのかを特定し、プロバイダ側で契約者情報の保存が間に合わないと、もう手の打ちようがありません。
そのため、とにもかくにも時間との闘い。
1日でも早く動くことが大切なので、「素早く動いてくださる弁護士さん」を見つけるためにも複数の弁護士に相談をしてほしいです。

依頼する弁護士が決まったら、次にやることは3つです。
・お支払い ・身分証の提出 ・契約書の取り交わし

まずは仮処分命令申し立てのためのお金を支払います。私の場合は22万円を支払いました。次に身分証明書を提出します。
私の場合は、免許証のコピーを提出しました。そして最後に、契約書を交わします。私の場合はクラウドサインでの締結でした。

以上の手続きが終わったら、
1.委任状(仮処分用) 2.陳述書 3.委任状(執行用)
が弁護士からPDFで届きます。それらを印刷して署名捺印して弁護士事務所に郵送します。開示請求はマジで時間との闘いなので、

速達で送ることをオススメします。


そしてその後、誹謗中傷の内容に違法性があると裁判所が判断すれば、裁判所は「誹謗中傷をしているアカウントの情報開示」を認めてくれます。
Image

で、その後は相手のIPアドレスが開示されます。そのIPアドレスで、どこのプロバイダを使っているのかが分かります。
ここまできたら、次はプロバイダへの開示命令申し立てを弁護士にやってもらいます。
この際に、今度はプロバイダへの開示命令申し立てを行うための契約書を弁護士と取り交わします。これも、時間との戦いなので素早く印刷して速達で郵送ると良いでしょう。

また、プロバイダへの開示命令申し立てを行う際に、 弁護士にもう一度お金を支払います。

私の場合は、22万円を弁護士に支払いました。


ここまで終わったらば、消去禁止命令で保存をかけてもらい、後は審理をして開示決定を貰う流れです。
ここまでできたら、後は本裁判をやるのみまで
ここまでこぎつけることができたらホッと一安心です。


とにかく、開示請求は時間との闘い。

5chやXなど、複数の誹謗中傷アカウントへの開示請求をこれまで行ってきましたが、2回だけ失敗したことがあります。
それは、私が動くのが遅くて「プロバイダ側での、誹謗中傷を行っているアカウントの本名と住所を保存できなかった」というケースでした。
だからとにかく、開示請求はスピードが命なんです。速やかに動いてくれる弁護士さんにご依頼することが一番大切だと実感しました。


以上が、私が当事者として体験した開示請求の流れです。
開示請求は基本的に「待ち」の姿勢で進んで行きます。そのため、弁護士からの進捗連絡を待つ期間は本当に不安な気持ちでいっぱいになりますが、ここは我慢するしかありません。

なお、誹謗中傷を受けると心理的なダメージが非常に大きいです。そのため、もしもこの文章を読んでいるあなたが、もし心療内科に通院しているのであれば

その通院記録を必ず残しておいてください。


私の弁護士さんからアドバイスを受けたのですが、
・誹謗中傷により心を病んでしまい、心療内科にかかっているとしたら、その通院記録は残しておいてください。
・通院にかかった医療費を請求すること自体は難しいです。因果関係の立証が難しいので。
・ですが、交渉の材料としては、使う事が多いです。ご負担でなければ、診断書も取得しておくと良いです。
という主旨のアドバイスをいただきました。診断書はだいたい数千円かかっちゃうんですが、開示請求が終わった時に便利なので取得しておくと良いかもしれません

このほか、「この弁護士さんに開示請求を依頼しました!」と、

弁護士のお名前を公開するのは危険なので絶対に控えてほしいです。

理由は2つ。

■弁護士さん側の迷惑になる可能性
シンプルに、弁護士さんとの信頼関係にひびが入ってしまうためです。同意なく依頼していることを公開するのはNGなので、控えておくのがベスト。
■加害者側に有利に働きやすい
また、誹謗中傷を「した側」の専門の弁護士も(当然ながら)いらっしゃるんですね。
そのため、誹謗中傷をしている相手側の弁護士が「あ、この弁護士に依頼したのか」「じゃあこうやって動くか」と、対策を打ちやすくなっちゃうんです。
このほか、誹謗中傷をした加害者側が「この弁護士に連絡してやろう」「嫌がらせしてやろう」と動くリスクがゼロではありません。
だから、有名人が「誹謗中傷に対しては法的処置を進めております」という文言を公開する際、

弁護士の名前は書いてないんですよね。

以上の理由から、「この弁護士に依頼しました!」と公開することは控えた方が安全です。


さて、ここまでお読みいただきありがとうございました。
私のこのアカウントは、「読んでいてすっごく楽しかった!」と思われるを投稿するために作ったものです。そのため、気分が落ち込むようなことを投稿するかどうか、とても迷いました。
ですが、「誹謗中傷の被害に合った時にどう動くべきなのかを伝えること」、に価値があると判断し、この文章を公開しました。

万が一にも被害にあってしまったらこの文章を参考に、一刻も早く動くことを強くおすすめします。

早く動かないと、 誹謗中傷をしている人の本名と住所、 保存が間に合わないから!!(泣)

さて、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!この文章を読んでくださった皆さんが、私のように被害に合わないことを切に願います。

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