日本一周28日目@山形
現在地:山形県山形市
天気:大雪(マジで終わってる)
こんばんは!さみしんです!(・∀・)
はい、動き取れません。雪ヤバすぎです。
山形なめてました。愛車がただの鉄屑と化してます。
今日は一日中、停滞を余儀なくされたので、七日町の居酒屋でちびちびやってたんですが、そこで隣の席のおじいちゃん(「しょうじ」さん)と意気投合しちゃいまして。
そのおじいちゃんに面白い民話を聞いたんです。
その名も「ままづぁま」っていう風習の話。
ちょっと怖い話なもんで最初はビビってたんですが、最後まで聞くとこれが意外と深い感動話だったんでシェアしますね。
今は廃村になってしまった「倉尾沢村」という集落がありました。かつて、その村は冬になると完全に孤立して、餓死者がでるような過酷な場所だったそうです。
そこで当時の村長さんは、村を存続させるために「死んだ人間の肉を食う」という苦渋の決断をしました。
いくら極限状態だからって、カニバリズムとかありえないですよね。でも、ここからがすごいんです。
村長さんは「人食いの罪」を村人全員に背負わせるわけにはいかないと、あるルールを作りました。
① 人肉を食べるのは、汚れ役である「村長の一族」だけ。
② その代わり、村長の家にあった備蓄食料(穀物とか)はすべて村人に配る。
つまり、自分たちだけが地獄に落ちて、村人を救おうとしたわけです。
マジで聖人すぎませんか?(´;ω;`)
で、それを受けた村人たちも黙ってなかった。
「村長だけに罪を背負わせるわけにはいかない」
「せめて心だけでも寄り添おう」
として、ある儀式を始めたんだそうです。
それは、
「村長が人肉を料理するのと『全く同じ手順・味付け』で、自分たちも獣の肉を食べる」
というもの。
村長が味噌で焼いて食うなら、村人も鹿や猪を味噌焼きにして食う。
村長が汁物を作って食うなら、村人も同じ味付けの狸汁を食う。
そうやって、村人たちも人肉食を形だけ真似することで、精神的な連帯を示したんだとか。
その時に「ままづぁま(飯様)、ままづぁま(飯様)」って唱えながら食べたのが、この風習の由来だそうです。
カニバリズムって聞くと引くけど、極限状態での人間の絆というか、愛?みたいなものを感じて、ちょっと居酒屋でウルっときちゃいました。
旅先でこういうディープな民話聞けるのって、日本一周の醍醐味ですよね。
ちなみにその村は、大正時代に疫病で滅んじゃったらしいです。
悲しみ・・・
しょうじさん、貴重なお酒と話、ごちそうさまでした!
それでは、明日は晴れることを祈って。
おやすみなさいzzz