英国の大学で髄膜炎の集団感染 2人死亡、11人の感染確認

抗生物質を受け取るため列を作るケント大学の学生=16日、英イングランド・カンタベリー/Gareth Fuller/PA/AP

抗生物質を受け取るため列を作るケント大学の学生=16日、英イングランド・カンタベリー/Gareth Fuller/PA/AP

(CNN) 英イングランド南部で侵襲性髄膜炎菌感染症の感染が拡大し、これまでに若者2人が死亡、11人の感染が確認された。英健康安全保障庁(UKHSA)が16日に明らかにした。

UKHSAや学校関係者によると、今回の流行はケント州カンタベリー市の学生の集団感染に関係している。

死者のうち1人はハイスクールの生徒、もう1人はケント大学の学生だった。

UKHSAは同大と協力して職員や学生に助言するとともに、濃厚接触者の特定や抗生物質の投与など、感染拡大防止の対策を進めている。

侵襲性髄膜炎菌感染症は髄膜炎菌を原因とする疾患で、脳と脊髄(せきずい)を覆う髄膜の炎症や敗血症を引き起こす。適切な診断を受けて早期に治療しなければ、重症化して死に至ることもある。

感染すると発熱、頭痛、浅い呼吸、眠気、悪寒、嘔吐(おうと)、手足の冷えなどの症状を引き起こし、特徴的な発疹が現れることもある。風邪やインフルエンザ、二日酔いなどの症状にも似ていることから、初期の兆候を見落としてしまう恐れもある。

大学生や若者は不特定多数と接触する機会も多く、特に感染リスクが高いと啓発団体は指摘している。

英国では髄膜炎菌のワクチン接種を受けることが可能だが、2015年以降、B群髄膜炎菌ワクチンの接種は乳児に限定された。今回の流行を引き起こしている起炎菌は確認されていない。

あなたにオススメ[PR]
メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「英国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]