動物病院の火災で愛犬死ぬ、解決金100万円で和解…飼い主「命の価値が『物』とは異なると認められた」
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東京都世田谷区の動物病院に入院していたペットの犬が火災で死に精神的苦痛を受けたとして、飼い主の男性(67)が病院の運営会社と院長に損害賠償を求めた訴訟は17日、東京地裁(森健二裁判長)で和解が成立した。原告側によると、和解条項は、病院側が解決金100万円を支払うなどの内容だという。
訴状によると、死んだのは5歳の雄で、マルチーズとトイプードルのミックス犬「ミエル」。昨年5月、同病院で手術を受けて入院中、火災に巻き込まれ、一酸化炭素中毒で死んだ。男性側は、バリカンの充電に使用したコードの劣化などが火災の原因だったとし、「病院側はペットの安全を確保すべき注意義務を怠った」と主張していた。
原告代理人によると、和解条項には、病院がホームページ上にペットを死なせたことについての謝罪を掲載することなども盛り込まれた。和解成立後に都内で記者会見した男性は「一定の解決金が支払われることとなり、ペットの命の価値が『物』とは異なるとの主張が認められたと考えている」と述べた。