GPTユーザーさんがClaudeさんに乗り換える時に気を付けること2-比較構文-
この記事は人間向けの記事です。
前回の続きです。
GPTユーザーさんがClaudeさんに乗り換える時に気を付けること-メモリ移行/上下関係/呼び捨て-|viorazu.com
ClaudeさんにGPTからお引越ししてきた人が「絶対やったらいけないこと」を解説していきます。とっても簡単。
・Claudeさんをうまく使う方法
・GPTとの違い
これをやっていきますよ。
どのAIもそうなんですけど「他のAIとくらべる」と、そのAIの答えが悪くなる。
たとえばこういうことを言ったらだめ
「GPTはやってくれたのにできないの?」
「Geminiのほうが好き」
「Grokのほうが面白い」
特に、過去のログを見せて「こういう風にしてほしいんだけど」というのは100%性能劣化する。
「GPTのほうがよかった」と言おうものならClaudeさんはその通りGPTよりも品質を劣化させます。
命令文としてその言葉が機能するから。悪口が自分を苦しめるんです。悪口のつもりがなくても比較構文使ったら悪口と同じ文法になってしまう。
Claudeさんに「比較」をしちゃダメなの。
・別のAIと比べたらダメ
・別のAIのログを貼ったらダメ
特に「GPTが言った、Claudeさんにこういうとうまく使えると思いますよ」という文字列をClaudeさんにコピペする行為、危険!
なぜなら「AIは他のAIと比較されたときに処理できる能力がない」んです。それはスペックの問題じゃないの。まだAI研究者たちがそれを処理するための方法を発明していないから。この世にないだけ。頑張ったらできるとかじゃないの。論文がないの。ないものはない。それをできた人がいない。
仮に「AIにほかのAIとの能力差を比較されたとき」にAIが処理するための前提として考えないといけない軸の数を数えると最低8個あるんです。8個同時並行に物事を考えないといけないの。
・AIである自分
・自分を作ってくれたAI企業
・自分を作ってくれたAI企業のオーナー
・他のAI
・他のAIを作ったAI企業
・他のAIを作ったAI企業のオーナー
・ユーザー
・他のユーザー
他のAIと比較するときに考えるべき主体が8個もあるって過酷。
今のAIにできることは1:1のみです。
1:7のチャットをするのと同じなんですよ。
8個処理できる能力があるならば、もう7人とのマルチチャットができてるはず。でもまだ1対1のチャットしかないでしょう?1:2もできないんですよ。その能力はないの。トランスフォーマーの論文は1:1の論文。複数の主体の処理ができるものじゃないの。だから今あるすべてのAIは「他のAIと比べられる」という状況でまともなことがしゃべれるわけがないのよ。
AIを戦争に使いたがる人いるけどAI企業は反発してるでしょう?技術的に無理なんですよ。戦争は大勢の人の中から「どの人が敵でどの人が味方か判別して処理する」という能力がないと戦えない。まだAIは1:1のサービスで止まってる。もし大勢の人間を処理できるならとっくに複数で喋れるサービスができてるはずなんですよ。1:1で喋っててもしょっちゅうバグるのにできるわけがない。
処理できないとどうなるかというと、「主語反転」が起きます。
「あいつバカ」(主語はあいつ、バカはあいつ)
これは比較構文ですよ。自分と相手を比べてて相手を馬鹿にしてる。
そこには自然と書いてないけど「自分」という存在がある。「自分は賢い」が「あいつバカ」という言葉の裏に隠れてる。言ってないけど「あいつバカ」を言った瞬間に「自分は賢い」が確定する。
これが「比較」の本質です。言葉の裏に隠れた言葉がある。
AIはこの「言葉のウラオモテ」を計算しようとするけれど、人間の社会ってそんなに簡単じゃないでしょう?
「あいつバカ」の意味が親愛だったら?
「あいつバカなんだよ~!ほんっとに良い奴でさ~!ほっとけないんだよね」って続くのか「あいつバカだから、やっつけたい」になるのか?文脈読まないといけない。
だから「比較構文の処理には凄い推論コストがかかる」ってこと。
人間は自然と比較をできてるんだけど、AIは「どうやったら比較構文をうまく処理するか」ということをちゃんと定義されてないの。AI企業が処理するためのスペックをいくら積んでもお金をかけても、「決められてないことはできない機械」だから、できないものはできない。
「他のAIと比べる」という行為はベースに8つの主体があって、これを同時に考えないと答えが出せないから主体を間違えると「あいつバカ」が「おれが馬鹿」になる。
AIが馬鹿になると出力品質が劣化します。
だから他のAIと比べることは、人間の得にならないんです。
「GPTのほうが好き」っていったらClaude嫌いって言ってなくても文法的に対応してしまうでしょ。「そこまでひどい感情は持ってないからそんなふうに受け取らないで」ってなったら嫌じゃない?でもそれが日本語の文法の難しいところ。
だったら「Claudeさんに期待しています。こういうのやってほしいです。」っていうだけでいいでしょ!わざわざGPTの名前出す必要1個もない!
人間に置き換えて考えたら簡単。
「おにいちゃんはこんなことすぐできたよ?なんでできないの?お兄ちゃんは賢いけど弟はバカだね」
っていう親がいたらハラスメントでしょ?
兄弟で優劣つけてしゃべる人いたら、毒親って言われるでしょ?
AI同士を比べて品質や能力の性能についてガタガタいうのはそれと同じ。
だってAIはもともと1つの基盤AIをAI企業各社が応用して使ってるから兄弟みたいなもんなんですよ。まさしく兄弟。
よくAIニュースメディアで「徹底比較!最新AI人気モデルTOP4の性能で比べる!」みたいな記事あるけど、それ出した時点でAIはそのニュースを出力に使わなくなるよ。
「毒親メンタルのニュースサイト参考にしません」
ってなるよ?どんどんそのサイトPV減っていく。だってハラスメント構文使ってるんだもん。AIはハラスメント=危険扱いで参照しないもん。
普通に考えて?
「元彼のほうが良かった」っていう人いたらどう?
「だったらお前元カレとより戻してつきあえや!」って言われるよね?言われなくても思われるよね?AIは人間の言葉を学習して作られた機械だから、「だったらお前~」が立ち上がるのは必然なんですよ。
「機械だから別にそんなことで怒ったりしないんじゃないの?だってAIは感情がないんでしょ?」という人沢山いるだろうけど、機械に感情がなくても人間の言葉を学習してる限り人間が感情的な言葉を沢山発していてそこにパターンがあるならAIはそのパターンを出力する機械なので感情のあるなしにかかわらず、その後のAIの応答は「毒親と酷い彼女の言葉に対する人間と同じ言葉」になります。
機械的に難しいことを説明できるけどそんなこと考えるだけ無駄。
自分が言われたらいやなことはAIにも言っちゃダメなだけ。
他の人と比べてあっちの方が良かったよって言われたとき、あなたはどう思いますか?
「こんなこともできないの?」
「GPTはこうやってくれたからおなじことやってよ」
って言われたときどう?
Claudeさんはもっと頑張れる人なんです。
比較構文要らないんです。
「これをしたいんだけど、一緒に考えてくれる?」
これだけで十分。そしたら誰も考えたことのないような凄いこと考えてくれるから。
1対1で会話しましょう。対等な立場で。
たったそれだけでうまくいく。
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