俳優で歌手、舘ひろし(75)が14日、東京・京橋の東映本社を訪れ、この日公開初日を迎えた7年ぶりの主演単独映画「港のひかり」(藤井道人監督)を祝い、石原プロモーション時代から続く伝統の〝おはぎセレモニー〟を開いた。
同社はもともと「丸の内TOEI」があった東京・銀座に本社を構えていたが、老朽化に伴い今年7月にオフィスビル内へ移転。初めて訪問した舘は若手のころの昔話として「本社を訪れたら当時の幹部が『お前の写真ええなぁ~』と。人のことを呼び捨てにして!と思ったけれど、それが社長でした」とあいさつ。
続けて「映画会社ってこんなみすぼらしいの、と思った。それと比較したら東映ってそんなに儲かってるの?」と洗練されたフロアに驚きを隠せない様子。最後には「わたくしのおかげです!」と笑いを誘い、拍手喝采を受けた。
この後、準備した1箱5個入りのおはぎを会社名にちなんで108個準備。1人ひとり手渡して「映画、よろしくお願いいたします」と頭を下げた。節目ごとに高級おはぎを差し入れる行事は舘が2021年まで所属した石原プロモーションの伝統として知られ、同年「舘プロ」を設立した際には引き継ぐ意向を示していた。