野党支持率、進む分散化◆3%台に4党―時事通信3月世論調査
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時事通信社の3月世論調査によると、立憲民主、公明両党の衆院議員で1月に結成した中道改革連合(中道)の支持率が3・7%(前月比2・6ポイント減)に急落したのに対し、国民民主党は3・8%(同0・2ポイント増)となり、野党のトップが入れ替わった。ただ、参政党3・7%(同1・1ポイント増)とチームみらい3・2%(同1・0ポイント増)も3%台を確保。野党の支持率の分散化が進んだ。(時事通信解説委員長・高橋正光) ◆「一強自民」26・9% 調査は6~9日に、全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は 57・5%。4党以外の野党の支持率は、共産党1・1%(前月比0・9ポイント減)、日本保守党0・9%(同0・1ポイント増)、れいわ新選組0・7%(同0・1ポイント減)など。参院議員と地方議員だけとなった立憲民主党と公明党は、そろって0・8%だった。 一方、自民党の支持率は26・9%(前月比3・2ポイント減)に低下。日本維新の会は2・4%で前月と変わらなかった。自民党以外の党の支持率が4%を下回ったのは、岸田文雄内閣時の2024年8月以来、1年7カ月ぶり。この時の自民党の支持率(19・9%)は2割に届いておらず、支持率の面で「自民1強」が加速した。 また、急落した中道の支持率の細部を見ると、男性3・5%(同4・0ポイント減)、女性3・8%(同1・2ポイント減)で、男性の落ち込みが激しい。世代別では、前月0%だった「18~29歳」は3・4%に伸びたが、それ以外の年齢層は全て低下した。 ◆みらい、「60歳代」で2位 支持率を3・2%に増やしたみらいは、維新を抜いて全体で5位。男性3・1%(前月比1・2ポイント増)、女性3・4%(同0・9ポイント増)で、前月に引き続き女性が高かった。 世代別では、「18~29歳」が最も高く5・9%(同3・0ポイント増)。これに続くのが「60歳代」の5・7%(同4・0ポイント増)で、自民党に次いで高く、「30歳代」「40歳代」「50歳代」も3%台を確保した。 みらいは、安野貴博党首ら12人の国会議員の大多数が30歳代と若い世代中心の党だが、幅広い世代で支持を拡大していることがうかがえる。もっとも、前月に1・0%だった「70歳以上」の支持はゼロ。シニア世代のうちの高齢層への浸透が、課題と言えそうだ。 (筆者略歴) 高橋 正光(たかはし・まさみつ)1986年4月時事通信社入社。政治部首相番、自民党小渕派担当、梶山静六官房長官番、公明党担当、外務省、与党、首相官邸各クラブキャップ、政治部次長、政治部長、編集局長などを経て、2021年6月から現職。(了)
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