「にじさんじ」運営会社が“過去商品の処分”決定で約25億円の評価損見込み 株価も一時15%減の反応
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社は11日、2026年4月期第3四半期決算を発表。売上高は420億2000万円で前年同期比45.4%増、営業利益は169億900万円で同54.2%増、経常利益は169億2500万円で同54.9%増、四半期純利益は117億9300万円で同55.5%増となり、増収増益を達成した。 【画像】予想修正について VTuberグループ「にじさんじ」「NIJISANJI EN」に所属するVTuber数は172人となり前年同期比で7名増加した。また「にじさんじオフィシャルストア」や「にじさんじFAN CLUB」等に用いられるANYCOLOR IDは194万4千IDとなり、前年同期比25.5パーセントも増加した。 通期業績予想については修正を行った。第1四半期及び第2四半期においてコマースおよびイベントを中心に売上高は当初計画を上回って推移し。第3四半期もコマースを中心としてVTuberユニットの周年施策、季節性施策、ライブ関連グッズなどの大型施策により強い需要があったことから、売上高は当初計画を上振れて推移するとの予想を出した。 一方で、コスト面においては新たに棚卸資産(グッズ等在庫)の処分決定にともなう評価損9.7億円が第3四半期に計上された。これについては「数年前に開催したイベントに関連して販売した商品など、相当程度前に製造された商品が中心」としている。 また、第4四半期においても「現時点では評価基準の内容等について精査を行っている段階」としつつも、新たに15億円程度の棚卸資産評価損を計上する可能性も言及。これにより、前回計画での想定を上回る費用計上となる見込みとなり、利益面では前回予想を下回る見込みを示した。 本開示を受けて、翌12日の同社株式では終値ベースで前日比15.5%の下落となっている。 修正後の通期業績予想は、売上高が547億3000万円から556億3000万円、営業利益が198億2z00万円から203億5900万円、経常利益が198億4000万円から203億7500万円、当期純利益が140億1500万円から143億8700万円とレンジを公表。いずれも前期比では大幅成長が見込まれる。
経済/社会担当=初出・掲載元:オタク総研(0115765.com)