備蓄放出で石油価格下がる?“ホルムズ封鎖”物価高に懸念…高市総理の対応は
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見えぬ道筋 長期化のリスクは
(Q.我々はこの中東の事態のどこに注目していけばいいでしょうか) 高橋雅英主任研究員 「一番の対策はホルムズ海峡の封鎖が解かれることですが、それは現状なかなか見通せない状況です。最低限、備蓄には残さなきゃいけない量も決まっておりますので、そうすると4〜5カ月を超えて原油が入らない状況になります」 (Q.8カ月分の備蓄はあると言われていますが、もし5カ月の段階でもう見通しが立たなくなると相当厳しいということですか) 高橋雅英主任研究員 「そうですね。社会不安が広がりますので、そうなるのが一番最悪のシナリオになります」 (Q.長期的に言いますと、どういうところが) 高橋雅英主任研究員 「長期化の場合は、新たな仕入れ先を見つけなければいけないと。こういった場合、産油国も緊急時に自国で囲い込む傾向がありますので、そうなった場合、日本にとっての同盟国・同志国であるカナダやアメリカから原油を輸入するといった方法であったり、またナフサやガソリンなどの石油製品の状態で仕入れることも検討するべきだと考えております」 (Q.調達先を多様化するというのは、容易にできるものですか) 高橋雅英主任研究員 「日本の製油所自体が、これまで中東産ブレンドに設計されてきたので、アメリカ産だと質が違ってくるので、すぐ対応するのはちょっと難しい状況です」 (Q.原油の質が違うんですか) 高橋雅英主任研究員 「そうですね。軽質油であったり、重質油といったところで。日本はどちらかというと中東ブレンドの方で、幅広い部分がありますが、重質油に似た原油を使ってきたんですが、アメリカのシェールオイルですと軽質油ですので、ガソリンは作りやすいんですが、重油といった他の部分で精製コストがかかってしまうような状況になります」 (Q.調達先の分散もなかなか容易ではないということで、今後、中東が一刻も早く落ち着くことをまずは願うしかないと) 高橋雅英主任研究員 「おっしゃる通りです」
テレビ朝日