SSNなし日本在住目線でのアメリカクレジットカード入門
John🇯🇵🇺🇸陸マイラーです。あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
2025年はどんな年でしたか?良かった年だと思う方も良くなかった年だと思う方も2026年になりました!
心機一転、一緒に素晴らしい2026年にしていきましょう!!!
はじめに
今回は2026年から米国クレカを考えたいという方もいらっしゃるかと思ったので、米国クレカについての仕組みを0からまとめた記事にしました。
在米日本人向けにまとめられている記事はたくさんあるのですが、
私のような日本在住の日本人向けに日本からアメリカのクレジットカードを損する事なくお得に生活に組み込んでいくような物を見つけることができませんでした。
日本のクレカやポイントサイトでポイ活はしていてアメリカのカードにも興味があるけどなんかよくわからないし難しそう
こんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では私と同様、日本在住でありながら上手にアメリカのクレカを使いこなしたい人のために「これさえ読んでおけば道を外さず日米ハイブリッドポイ活をしていける」という日本在住者が、日本のポイ活の良いところとアメリカのカードを使ったポイ活の良いところをミックス。つまり、日米ハイブリッドポイ活をするためのアメリカのクレジットカード術を紹介していけたらと思います。
クレジットカード一つひとつの説明だけでなく、クレジットカードシステムの全体像やどんな戦略・順番でどういったクレジットカードを作っていけば良いのかを私の実体験を交えて紹介していきます。
また、クレジットカードを使う事により貯まるポイントの活用法・ポイントシステムの基本的な理解も深まるように書いています。
目次を見て気になる所を摘み読むことをオススメします。
少しでもこの記事からお持ち帰りいただけたらと思います。
用語集
先にここだけ押さえると、本文が一気に読みやすくなります。
SSN:米国の個人番号。本人確認・信用情報のキーになりやすい
ITIN:米国の納税者番号(Taxpayer ID)。SSNがない人が税務手続きをするための番号
Credit Score(クレジットスコア):信用力の点数。ローンやカード審査で参照される
Credit Report(信用情報):スコアの“元データ”(支払い履歴・残高・口座年数などの台帳)
Credit Bureau(信用情報機関):信用情報(台帳)を集めて管理する会社
FICO:スコア算出モデルの代表格(多くの金融機関が参照)
Utilization(利用率):限度額に対してどれくらい使っているか(初心者の事故原因No.1)
Statement Close Date(明細/締め日):この時点の残高が“報告”されやすい
Due Date(支払期日):ここを遅れると信用毀損が大きい
SUB(サインアップボーナス):入会特典ポイント
ミニマムスペンド:SUB獲得に必要な利用条件(例: 3か月で$3,000利用)
0. 「日本在住・SSNなし」でも米国クレカを作る理由
理由はシンプルで、旅行のコスパ(体験の質)が変わるからです。
日本のクレカは「日々の支払いをちょっとお得にする」設計が多い一方、米国のクレカは「新規入会時のボーナス(=入会特典)で一気に価値を取りに行く」設計が中心です。
この差が、旅行(航空券・ホテル)に使ったときに特に効きます。
実際に私は、米国居住歴ゼロ、SSNなしの状態から米国クレカを作り始め2025年12月までに10枚の米国クレカと2つの銀行口座を開設してきました。
そして2025年だけで約1,500,000ポイント相当(ポイントとは別にMarriott/Hyattの無料宿泊5泊ずつ込み)を獲得しています。
デメリットもありますがメリットのほうが大きいと判断し2025年は今まで以上に推進しました。
1. 🇺🇸米国クレカのメリットと🇯🇵日本クレカが優れている点
まず最初に。米国カードは万能ではありません。
1-1. 🇺🇸米国クレカのメリット
米国クレカがメリットだと思う点をマンガにしました。
入会特典(SUB)が大きい
一定期間で一定額を使うと、まとまったポイントが入る設計が多い。ポイントの使い道が強い(航空・ホテルに寄せやすい)
うまく使うと「同じポイント量でも価値が跳ねる」局面がある。外貨取引手数料が無料のカードもある
海外利用時に手数料を取られることなく使うことができるカードがある。“育てる”と伸びる(信用履歴→選択肢が増える)
運用が安定すると、カードの幅(Chase/Amexの上位やビジネス等)が広がる。
例えば2つ目のポイントシステムについての日米比較をするとこんな感じです。(🇺🇸Amexと🇯🇵アメックスの比較)
1-2. 🇯🇵日本クレカの方が優れている点
最初に米国カードは万能ではないとお話しました。
米国カードに比べて日本のカードのほうが優れていると私が思う点をまとめました。
住所・本人確認のストレスが少ない(日本居住前提で完結する)
為替・海外手数料・不正検知の面で“運用が楽”なことが多い
日本の人に馴染みの深いルールでシンプル
円安の今は基本的に通常還元率は日本のカードのほうが高い
4つ目をマンガにしてみました。
還元率を比較するとこんな感じになります。(1ドル155円で比較)
「日本クレカを捨てる」ではなく、入会特典のポイント獲得や海外での利用の要員として「米国クレカを追加する」
というスタンスでの日米ハイブリッドポイ活が良いのではないでしょうか。
2. 米国ポイ活の基本:やることは「同じ4手」を回すだけ
2-1. 米国クレカのポイ活の基本サイクル
米国の“基本サイクル”はこれです。
作るカードを選ぶ
申請する
一定期間でミニマムスペンドを達成
サインアップボーナスを受け取り、特典に換える
1年後に維持/ダウングレード/解約を判断
ミニマムスペンド:SUBをもらうために必要な利用条件
サインアップボーナス(SUB):入会でもらえる特典
SUBが豪華なことが多いのでこれを理由に米国カードが欲しいという方も多いのではないでしょうか。私もそうです。そのためにはミニスペをこなしていく必要があります。これが↑の基本サイクルの3.と4.です。
ここでいきなりカードを増やしすぎることはしないで、まずは 「早くても3か月に1枚」を目安にして、運用が固まってから発行ペースを上げるようにしましょう。
2-2. なぜ米国クレカは「ボーナスがデカい」のか(=誰が払ってるのか)
ここまで読んで、「カード作って条件こなすだけで旅行が近づくの、冷静に考えると意味わからん」と思った人もいるはずです。
結論から言うと、米国の特典は“魔法”じゃなくて、ちゃんと原資(お金の出どころ)があるから成立しています。
米国クレカの原資(=誰が払ってるのか)を、超ざっくり言うと 「5つの財布」 です。
“財布①” お店が払う:加盟店手数料
米国は日本より、カード決済のたびに お店側が払う手数料が高め になりやすいと言われています。
この手数料の一部が、ポイント還元や特典の原資になります。
ポイントは「カード会社が自腹で配ってる」ように見えるけど、実態は
お店 →(手数料)→ カード会社
カード会社 →(ポイント・特典)→ 利用者
という流れです。
そして重要なのが、手数料はお店のコストなので、最終的には 商品価格に溶けて“社会全体で薄く負担”されがち ってこと。
だから米国では「現金で払っても実は得してない(価格に織り込まれてる)」みたいな現象が起きます。
“財布②” 借りる人が払う:リボ・残高持ち越しの利息
米国は「今月全額払い」じゃなくて、残高を持ち越して利息を払う層が一定数います。
この 利息収入がデカい。これがあるから、カード会社は
利息を払ってくれる層で稼ぐ
その一方で、全額払いの“優良顧客”にもポイントやSUBで釣る
という戦略が成立します。
つまり、全額払いを徹底して“利息ゼロ”で運用できるなら、構造的には 「利息を払ってる人が作った原資を、ルール通りに回収する側」 になれます。
逆に言うと、ここで崩れてリボに入ると、期待値が簡単に死にます。
“財布③” 年会費:高いほど特典は盛れる(ただし“クーポン化”しがち)
プレミアムカードの世界はシンプルで、年会費が高いほど特典が盛れます。
ただし最近の米国は、特典が
ポイント(シンプルで嬉しい)
から
月次クレジット、指定サービス割引(使い忘れるとゼロ)
みたいな “クーポン帳化” しています。(Chase Sapphire ReserveやAmex Platinum等)
カード会社目線だと、クーポン型は
「使う人だけコストが発生する」+「使い忘れが出る」ので、収益計算がしやすいんですよね。
日本在住だと、米国内サービス前提のクレジットは取り切れないこともあるので、年会費カードは特に「自分が回収できる特典か」を冷静に見る必要があります。
“財布④” 航空・ホテルが補助:ポイント(マイル)卸売りの規模
米国は、銀行が航空会社やホテルのポイントを大量に“仕入れて”配る文化が強いです。
ここがSUBの派手さを支えています。
ポイントって「現金を配ってる」わけじゃなくて、実務的には
銀行がポイントをまとめ買い(仕入れ単価は一定)
利用者はうまく使えば高い価値にできる(特にマイル等)
という構造。
見た目の「10万ポイント!」は派手でも、銀行側のコストは“現金10万円配布”とは別物だったりします。
“財布⑤” 使い切れない人が払う:失効・使い忘れ(Breakage)
ポイントやクレジットは、全員が100%使い切るわけじゃない。
期限切れ、条件未達、面倒で放置……この「使い切れない分」は、カード会社にとってコストが発生しない(または小さい)ので、豪華に見える設計がしやすくなります。
ここまでを一言でまとめると、
米国のポイントが稼げるのは、原資(加盟店手数料+利息+年会費+提携補助+使い忘れ)を使って、カード会社が“広告費”として入会時にドカンと配る市場だから。
ただし当然、その広告費は「ルールを守って回す人」向けに最適化されていて、ルールを外れると一気に不利になります。
2-3. まとめ:だから“初心者は増やす前に運用を固める”
2-1で書いた「3ヶ月に1枚」目安の理由はここです。
米国クレカは、条件を守れば強烈に得しますが、条件を崩すと
利用率の悪化でスコアが落ちる
本人確認で止まる
不正検知で一時ロック
繰り越し金利で期待値が死ぬ
みたいな事故が起こります。
なので最初は、回すサイクルを増やすより、サイクルの精度を上げる。
この後の章では、そのための「スコア」を説明します。
3. クレジットスコアとは
ここまででそもそも米国クレカを使ったポイ活の概要をお話しました。
この概要をみて興味をお持ちの方はこれからお話するクレジットスコアについてまずは理解を深めましょう。
米国は「年収」より「履歴」を強く見る傾向があります。
3-1. 誰がスコアを決める?(2階建てで理解すると迷子にならない)
A)採点ルールを作る側(スコアモデル)
代表がFICOです。FICOは「米国の主要金融機関の大半が参照する」と説明されています。
B)元データ(台帳)を管理する側(Credit Bureau)
信用情報を集めて管理する会社が、一般に言われる三大信用情報機関です(Equifax / Experian / TransUnion)。
3-2. Credit Scoreの基本
300から850の間で点数が付けられていて、その人の信用度・返済能力を表す点数で高い程良いです。
一言で言うなら、このクレジットスコアの利用は
**信用情報(台帳)**があって
**採点ルール(スコアモデル)**があって
銀行・カード会社はそれを見て判断する
という構造です。
出典: Navigating Credit: PIDC Breaks Down Credit Basics
Credit Score の点数の捉え方(FICO Score)
[300~579] Poor (ダメ)
[580~669] Fair (うーん、まだまだ)
[670~739] Good (まあ良いね)
[740~799] Very Good (かなり良いね)
[800~850] Excellent (すごいね!)
スコアはよく5要素で構成されます。
出典: FICO score
1. 35% Payment History(支払い履歴)
2. 30% Amounts Owed(残高/ 利用率)
3. 10% Credit Mix(種類のバランス)
4. 15% Length of Credit History(履歴の長さ)
5. 10% New Credit(新規申込)
ここで大事なのは、まずこの3つです。
遅延しない
使いすぎない(利用率を上げない)
短期間で申し込みすぎない
これで“土台”ができます。
3-3. 3つの約束
遅延しない(絶対に支払期日を過ぎない)
1日でも遅れると即スコアに響くので遅延は厳禁です
日本からだと円から両替をする方はそういった時間も考慮して早めに準備を進めましょう
カード発行後忘れないうちにAuto Payを設定しておくのがベストです
ただし、Auto Payでは、"Statement Balance"の全額を支払う設定にすべき
"Minimum Balance"だけ払うと支払い実績としては残るけど日本で言うリボ払いのようにめちゃくちゃ年利が高い手数料を請求されます
もし支払いに遅れてしまったときの対処法
Auto Payの設定し忘れなどで支払いに遅れてしまった場合は、カード裏面記載の電話番号に電話して、忘れてしまったけど今すぐ払うとか既に払ったから履歴から支払い遅れの記録を取り消して欲しいと伝えてください。
特にカードを作ったばかりで遅れてしまったとき等は対応してくれる可能性が高いです
ネガティブレポートはかなり悪い意味で影響を与えるのでご注意下さい
利用率(Utilization)に注意する(利用率を上げすぎない)
Credit Limit(限度額)いっぱいまで使うとリスクと判断されます
利用額は限度額の30%以下に抑えましょう。
カードを複数枚発行すればそれだけ限度額が増えるのでので、カードは将来的には複数枚作ってそれぞれのカードで30%以下に抑えるように上手く調整・分散、できれば10%以下にすると良いとも言われています。(私は10%以下を目指しています)
例えばAmexの場合はMake Paymentの機能を使ってStatement Close Date(締め日)よりも前に支払をすることを心がけています
ただしこれをやりすぎた結果限度額の倍近い金額を一ヶ月に使うなどになるとそれはそれでリスク判定されるのでご利用は計画的に
申請を連打しない(短期で増やさない)
短期間に沢山カードを申請すると、お金に困ってると思われ逆にリスク
カードを申請するだけでクレジットスコアが下がります
Chaseを考えている方は5/24、つまり24ヶ月以内に5枚以上クレジットカードを作ると、新たなChaseのカードを発行できないルールがあるからChaseを考えている方は5/24を考えることも大事です
以上が実際に米国クレカを使う際に気をつけないとならない点でした。
4. 日本在住者が先に作るべき「3つのインフラ」
次に日本在住者がカードを手に入れる前に揃えないとならない内容についてここではお話します。
4-1. 米国住所(住所は“本人確認の根っこ”)
銀行・カード会社は本人確認(KYC)で住所を強く見ます。
重要ルール:
住所は必ず正しい・説明可能な形にする
住所を“ごまかす、虚偽で出す”のは絶対にやらない
(口座凍結・強制解約・ポイント没収・確認書類地獄の火種)
4-2. 米国電話番号(SMS認証のため)
カード・銀行はSMS認証が多いです。
日本で安定して受けるには
銀行OTP(SMS認証)を安定して受け取れる形を最優先
これが一番大事です。
4-3. 米国の銀行口座(支払いのハブ)
米国カードは、最終的に米ドル口座からの支払いが必須です。
そして口座残高は「生活費の○ヶ月分」ではなく、
カード支払いの想定額+バッファ
を死守してください。これが崩れると、遅延の確率が跳ねます。
次からは実際に私がカードを発行していった道のりにあわせてになりますが1枚目からの発行経路についてお話したいと思います。
5. クレジットカード戦略
クレジットスコアの章で説明したように、クレジットスコア歴(アメリカのクレジットカードを持っている期間)が長いことが重要なので、最初の一枚は長く保有しやすいカードを作るのが良いです。
クレジットスコアを高く保つ上では一番古いクレジットアカウントの年齢と平均年齢の両方が重要です。特に自分が持つ中で一番古いクレカはその両方にかなり大きな影響を与えるので、使わなくなってしまったとしても解約はしないようにしましょう。最悪年会費の安いカードにダウングレードするなどしてまでとにかく保持すべきです。また、長い間カードを使わないとカード会社が勝手にアカウントを閉じてしまう事がよくあるので、少額(1,000円とか)でも定期的に利用して生存確認をカード会社にしてもらうべきです。
これから実際に初めての米国クレカからChaseまで実際に私の体験談も交えた形で負担少なく到達できると思われる道筋をご案内します。
Credit Scoreを大きく作用するのがCredit Cardですが、アメリカのクレジットカードは奥が深く、損する事なくお得に活用するためには戦略的にクレジットカードを作成していく必要があります。
私は最初にもお話している通り、SSNを持っていない日本在住者です。もちろん在米歴もありません。そんな私が実際に発行してきた流れは↑の画像の通り。
カテゴリ推移をまとめると以下の通りです。(それぞれのカテゴリで最初に発行したカードを記載)
Step1
1枚目(Amexパーソナル): まず“土台”。利用率を崩さない運用を最優先にAmexパーソナルをGTで発行
私の発行したカード: Marriott Bonvoy Brilliant
Step2
ITIN:2枚目以降のカードや口座が欲しい方が次の領域(特にChase)へ進むための“識別子の整備”
2nd Amex:履歴を厚くして、枠と信用を増やす
私の発行したカード: Marriott Bonvoy BusinessChase口座:関係性を作る
私の開設した口座: Chase Checking Account(パーソナル)Chaseカード:焦らず、5/24や申し込み頻度を管理して対応
私の発行したカード: World of Hyatt Credit Card
5-1. フェーズ1:GT(Global Transfer)で“最初の1枚”を取りに行く
これからアメリカでクレジットカードを作ろうとしている日本在住の方にとって最もチャレンジしやすいのがGlobal Card Transfer(GTと私は略しています)ではないでしょうか。
日本などで持っていたアメックスの“実績や信用”を使って、アメリカで新しくカードが作る事ができる制度です。
アメリカに来たばかりの人や日本在住の私たちは通常、クレジットヒストリー(信用履歴)がゼロなので、カードを作るのが大変です。そんな課題を手っ取り早く解消してくれるのがこのGTという制度です。
例えば日本でアメックスを持っていて、延滞などなくきちんと使ってきた人はアメリカのAmexの審査時にその情報を見られるので、結果としてアメリカでの“初クレカ”が簡単に作ることができるようになります。
Amex公式にある【Global Card Relationship】というページから申し込み方法の詳しい説明をみる事ができます。
注意点としては以下の通りです。
日本のカード番号などの情報が必要(捨ててなければOK)
アメリカの住所や電話番号が基本的に必要
GTでは1枚しか作れない(Credit Historyが溜まってから普通に作ることはできる)
そんなGTを使ってどんなふうに1枚目のAmexを探したら良いのか?ということについてフローチャートを作ってみたので参考にしてみて下さい。これらのカードは日本など米国外で利用しても外貨取引手数料が発生しないカードのみで構成しています。
5-1-1.初期運用の鉄則(GT直後の3ヶ月)
カードを発行して米国クレカデビューをしたら以下の点について先程と被りますが、注意してお使い下さい。これらを守っていれば必ずスコアは上がっていきます。
使う額は少なくていい(むしろ少ない方がいい)
毎月、支払いは必ず期日前に完了
利用率が上がりそうなら、締め日前に前倒し返済
申請は増やさない(“連打”しない)
5-2. フェーズ2:ITIN
5-2-1. ITINとは何か
ITINは税務番号です。SSNがない人が米国の税務手続きをするためのIDです。
「カードを作るための番号」ではありません。
ただ現実として、銀行、カード会社の本人確認や信用情報の紐付けで、
ITINが“実務上のキー”になり得る場面があります。
5-2-2. 日本在住でITINを検討する“現実的な条件”
ITINは通常、税務上の理由(申告義務等)があって取得します
税務の専門家または手続きに詳しい支援者にご確認ください
5-2-3. ITIN取得後にやること(重要)
銀行、カード会社にITINを登録(必要な範囲で)
これは2枚目のカードをすぐに作らなくても紐づけを可能であればしてください。そうすればITINと1枚目のカードの実績の紐づけが進みます信用情報側に、履歴が正しく紐付いているか確認
カード会社に登録を依頼した翌月または翌々月のステートメント発行時点で紐づけはされると思いますので気にある方は信用情報機関に情報確認を行うことをおすすめしますすぐ次の申請に走らず、数ヶ月“綺麗な支払い履歴”を積む
6. クレジットカード申請とスコアについて
6-1. クレカ申請時の微細なスコア変化
ここからは2枚目以降のカード申請についてお話していきますが、その前に大事なことをお伝えします。
クレカ申請をすると基本的にクレジットスコアが落ちます。約5~9点くらい落ちると考えておくと良いでしょう。つまり2枚目、つまり1枚目を使っている段階ではヒストリーも浅いのでスコアが低めの傾向になります。その低いスコアにおいて1桁点のダウンは影響度としては大きくなります。
6-2. ハードプルとソフトプル
このように申請をする際に、信用情報期間にカード会社が審査のために情報を参照しに行きます。この審査をCredit Inquiryといいます。審査するカード会社や銀行側が信用情報を引っ張ってくる(Pull)ということからHard PullとかHard Inquiryと呼ばれています。
また銀行口座開設やカードのアップグレードやダウングレード(Amex GoldからAmex PlatinumへのアップグレードやMarriott Bonvoy BrilliantからMarriott Bonvoy Bevyへのダウングレードなど)を行う際には、信用情報機関へ情報の参照をしない傾向が強いです。自社内のデータを参照することが多いです。このような審査をSoft PullとかSoft Inquiryと呼ばれています。
Amexの公式サイト(英)でも"The Difference Between a Hard Credit Check and a Soft Credit Check(ハードクレジットチェックとソフトクレジットチェックの違い)"というタイトルの記事を公開しています。
6-3. ハードプル後はスコアが一時的に低下
申請したカードの承認、否決に関わらずスコアは落ちます。もちろんクレヒスにも記録が残ります。落ちるのは数点分なので、スコア自体に大きく影響はしませんが、1枚目のカードの方はスコアがまだ低めの傾向なので2枚目のカード申請は慎重に。
前述の通り正しくカードを使っていれば、落ちた数点分は数カ月もすれば回復するでしょう。
前置きが長くなりましたが、次からは2枚目以降のAmexのフェーズに入っていきます。
7. フェーズ3:2nd Amex(2枚目以降のAmex)
ここからITINを用いて2枚目以降のAmexを発行していくフェーズとなります。それでも最初は苦労すると思います。そこを乗り越えて正しくカードを使い続けていると、いつの日かスコアも上がりAmexからの信頼も勝ち取ることでカード発行が加速していきます。
⚠️2nd Amexを発行しないでChaseを発行することもできますが、ここでは私の実際に行った体験談の順に記載しています。
2枚目以降のAmexはビジネスカードも発行できるようになります。
7-1. 2nd Amexを作る意味
支払い履歴が“複線化”する(良い履歴が増える)
利用枠が増え、利用率が下がりやすくなる
Amex内での関係性が強くなる
7-2. 2nd Amexの現実的な作り方
1枚目を最低でも数ヶ月運用(遅延ゼロ)
利用率を低めに維持
タイミングを見て2枚目へ
※初心者が大事なのは「どのカード」よりも「事故らない運用」です。
Amexの中で大事なルールは以下の4つについてここではお話したいと思います。
7-3. “AmexのSUB"は生涯に1回:Lifetime Language
Amexは基本的にカード発行時のSUBは、それぞれのカードに対して生涯に一度しかもらえません。
そのため、Amexのカードを作る時は、最大のSUBを貰えるようにして下さい。
Lifetime Languageを打破するネタ
ただ、Lifetime Languageを打破することが全くできないわけではありません。それがNo Lifetime Language(NLL)というものです。
NLLとは、以前に同じもしくは同一ファミリーのカードを作ってサインアップボーナスを受け取った場合でも、再度サインアップボーナスを受け取ることが出来るオファーのことです。
以前のカード発行有無に関わらず、何らかの理由でSUBを受け取る資格のない場合は Amex は審査前にポップアップで知らせてくれますが、NLL オファーはこのポップアップも発生しにくいと言われています。
7-4. “Amexは順番が大事”の正体:Family Rule(=同じ系列のボーナスは取り逃がし得る)
ここ、初心者がハマるポイントなので、先に結論から言います。
Amexは「カードを作れるか」だけじゃなく、
「作れても“入会特典(SUB)が付かない”」という落とし穴がある。
その代表が、近年強化されている Family Rule(Family Language) です。
7-4-1. Family Ruleって何?(超ざっくり)
Amexの申込画面のオファー条件(Offer Terms)に、だいたい次のニュアンスの文言が入ることがあります。
You may not be eligible to receive a welcome offer if you have or have had this Card, the Premier Rewards Gold Card, the Platinum Card®, the Platinum Card® from American Express Exclusively for Charles Schwab, the Platinum Card® from American Express Exclusively for Morgan Stanley or previous versions of these Cards. You also may not be eligible to receive a welcome offer based on various factors, such as your history with credit card balance transfers, your history as an American Express Card Member, the number of credit cards that you have opened and closed and other factors. If you are not eligible for a welcome offer, we will notify you prior to processing your application so you have the option to withdraw your application.
簡単に言うと以下の2点です。
「あなたの過去の保有履歴やカード会員履歴などによって、ウェルカムオファー(入会特典)の対象外になる場合がある」
「対象外の場合は、申請処理の前に通知する(=進めるか撤退できる)」
ここで言う「対象外」には、いわゆる “同じファミリー(系列)の上位カードを持ったことがあるなら、下位のボーナスは出さないかも” が含まれます。
7-4-2. 具体的にどう損する?
たとえば「グリーン→ゴールド→プラチナ」みたいに、同系列のグレードがあるカードで、
上位(例:Marriott Bonvoy Brilliant)を先に取る
→ 後で下位(例:Marriott Bonvoy Bevy)を申し込んでも、作れるけどボーナス無し判定になる可能性が出る、という話です。
しかも厄介なのが、「絶対に対象外」と断言される形ではなく、“対象外になる場合がある(may)” という運用になっている点。だからこそ、初心者ほど事故ります。
7-4-3. じゃあ初心者はどう動けばいい?(現実的な3パターン)
ここは「正解は1つ」ではなく、あなたの目的で決めるのが一番安全です。
こういったこともアドバイスできる人が身近にいたら聞いてみるのも手かもしれません。
A. 土台づくり最優先(慎重派)
目的:まず米国クレヒスを崩さず積む、審査突破率を上げる
方針:“ボーナス最大化より、通る・運用を壊さない”を優先
注意点:将来、下位カードのSUBを取りに行く余地が狭まる可能性は受け入れる
B. SUBを“できるだけ取り切る”優先(ポイント最適化派)
目的:同系列のSUBを取り逃がしたくない
方針:下位→中位→上位の順で“取り切り設計”
注意点:時間がかかる/年会費や維持コストも増えるので、初心者がやると運用が散らかりやすい
C. 中間:欲しい上位が明確で、下位は別に要らない
目的:上位の特典(例:ラウンジ等)を早く使いたい
方針:最初から上位を取りにいくのもアリ
ただし:下位のSUBを将来取りたい気持ちが少しでもあるなら、一旦立ち止まる(ここで後悔する人が多い)
7-4-4. 初心者向けの「事故らない確認手順」(これだけやればOK)
Family Ruleでの最大の事故はこれです:
申請を進めたら「ボーナス対象外」だった。気づかず作ってしまった。
これを避けるために、申請前に次をやってください。
申込画面のOffer Terms(細かい条件)を必ず読む
“welcome offer / may not be eligible / have or have had” っぽい文言が出てないか見る
もし申請途中で「あなたはウェルカムオファー対象外かも」という通知が出たら、初心者は原則“撤退”でOK(ボーナス無しで作る意味が薄いことが多い)
どうしても欲しいカードなら、**ボーナス無しでも持つ合理性(特典・決済効率・運用上の必要)**があるかを先に言語化する
7.5 2/90 90日に発行できるカードは2枚まで
Amexは毎月カードを作ることができずチャージカードもクレジットカードも90日間に2枚までというルールがあります。(厳密に実施されているわけではありません)
チャージカードとクレジットカード?と思った方もいらっしゃるかと思います。次にチャージカードについて説明したいと思います。
7-5-1. チャージカードとは
米国クレカというククリでお話をしていますが、実はプロパーカードと日本では呼んでいるカード(Amex Platinum, Gold, Green Card)はCredit Cardではなく、実はCharge Cardというカテゴリーに分類されます。
チャージカードは基本的にはクレジットカードと同じですが、以下の点が異なります。
上限額・限度額がない。
上限額の何%という概念も無いため、使用率という観点では、いくら使ってもクレジットスコアが下がらない。ただ実質的な限度額に相当金額はPay Over Timeの金額ではないか?と思っています。毎月確実に支払わないと、高額の金利の請求あり
それ以外の点は基本的にCredit Card(クレジットカード)と同じです。使用し返済する事によりクレジットスコアも溜まっていきます。
7.6 同時に保有できるクレジットカードは4枚まで
Amex のCredit Cardは4枚までCharge Cardは5枚(ないしは10枚)までしか同時に持つことが出来ません。
そのためどの4枚を持つかについて戦略を立てる必要があります。
7.7 ビジネスカードについて ハードルはそこまで高くない
ここまで主に パーソナルカード(個人向け) の前提で話してきましたが、米国クレカにはもう一つ、戦略を大きく変えるカテゴリがあります。
それが ビジネスカード(Business Credit Card) です。
ビジネスカードは本来「事業の経費決済用」ですが、米国では“会社員しかやってない人以外”なら想像より幅広く対象になり得ます。
ここで大事なのは、立派な法人を持っているかどうかではなく、
継続的に何かしらの収入活動があるか(小さくても)
それを事業として説明できるか
申請内容に一貫性があるか
という「説明可能性」です。
例:ビジネスと見なされ得る活動のイメージ
規模の大小というより、“継続してやっている”ことがポイントになりやすいです。
メルカリのようなフリマ、物販
広告収益や制作受託(例:ブログ、YouTube、デザイン、開発)
コンサル・講師・ライター等の個人業
「副業レベルでも、筋の通った説明ができる」なら、検討余地が出ます。
ただし当然ながら、虚偽の申請を推奨する話ではありません。事実ベースで説明できる範囲だけにしてください。
ビジネスカードを検討する“実務上のメリット”は主に2つ
1) ポイント(SUB)が強い設計が多い
ビジネスカードは、カードによっては 入会ボーナス(SUB)が大きめに設定されることがあります。
「短期集中でポイントを取りにいく」という文脈では、候補になりやすいカテゴリです。
2) 5/24との関係で“枠の使い方”が変わる
ここは誤解が出やすいので、噛み砕きます。
一般論として、多くのビジネスカードは個人信用情報(パーソナルのレポート)に表示されにくく、5/24の“枠”を圧迫しにくいと言われます(ただし例外・運用変更があり得る)。
ただし同時に、Chaseのビジネスカードを作る時点で、Chase側の審査として5/24を見られることが多い、と理解しておくのが安全です。
要するに、初心者が覚えるべき結論はこれです。
「5/24の枠を温存したいなら、ビジネスカードは有力な“別レーン”。
ただしChaseビジネスに行くなら、先に5/24の状態を崩さないことが重要」
ただし、初心者がハマりやすい“落とし穴”もある
ビジネスカードは便利ですが、次の点は先に知っておいた方が事故りません。
ミニマムスペンド(MS)が大きくなりがち
SUBが大きい分、達成条件も重くなる傾向があります。日本在住だと送金・支払いルーティンも含めて「完済運用」ができるかが先。事業情報(屋号、業種、売上、年数など)を聞かれる
ここで説明がブレるとしんどい。盛らずに、一貫した事実で通す。支払い原資と支払いタイミングが最重要
「支払い遅延ゼロ」「利用率を崩さない」という土台ができていないうちは、カードを増やすほど難易度が上がります。
私の保有ビジネスカード(実例として置いておきます)
「日本在住・SSNなし」でも、段階を踏んでいけばビジネスカードも選択肢になり得ます。
参考までに、私は現状こんな構成で持っています(カード紹介が主役ではなく、“到達イメージ”として)。
Amex(Business)
Amex Business Gold
Amex Business Platinum
Marriott Bonvoy Business
Chase(Business)
World of Hyatt Business Credit Card
Chase Ink Unlimited
※どれを目指すべきかは「目的(ホテル/航空/現金同等)」と「今のフェーズ(GT直後/ITIN後/Chase狙い)」で変わります。本文のロードマップに沿って、必要なタイミングで選ぶのが一番事故りません。
ビジネスカードは“いつ検討すべきか?”
いつでもというのがシンプルな答えにはなりますが、まとめると以下の3点が揃ったときが良いタイミングだと思います。
土台(支払い遅延ゼロ+利用率コントロール)が安定してから
5/24を崩したくない、SUBを狙いたいタイミングで
事業説明が事実ベースで整っている時に
この3つが揃ったら、ビジネスカードは「無理に手を出すもの」ではなく、戦略上の“普通の選択肢”になります。
7-8. おすすめカード Amex編(パーソナル)
ここでは個人的にオススメだと思うAmex発行カードをご案内します。
勿論ここに記載していないカードの中でも素晴らしいカードはあるので参考程度にご覧ください。
Amex Platinum(アメプラ)
日本でも年会費が高いカードの代表格であるアメプラのアメリカ版です。↑にもあるような特典で特にFHRのクレジット$600/年やエアラインクレジットフィー$200/年やHilton Honorsゴールドステータス付与だけで年会費のもとをほぼ取れるのではないでしょうか。アメリカでうまく活用できるならlululemonクレジット$75/四半期も旅行の際に活用されることをおすすめします。
Amex Green
日本ではエントリーとして持たれている方がいるであろうGreenのアメリカ版。外食と交通系が3x還元が強いです。つまりSuicaやタクシーでも3x還元。もちろん外食の対象は日本国内も含むので日本国内での外食は基本3x還元(駅テナントでジャンルが駅扱いになる等のパターンが極稀にある)ということでSUBは弱いけど普段遣いに強いカードとしてオススメ。
Marriott Bonvoy Brilliant
日本で人気のマリオット。そのマリオットのプラチナステータスを無条件で持てるということで、一番人気のカード。私も1枚目はこのカードでした。
SUBも日本版マリオットアメックスプレミアムよりも充実していますし毎月25ドルのダイニングクレジットも嬉しいです。
Hilton Honors Aspire
マリオットと同じく人気のヒルトン。そのヒルトンのダイヤモンドステータスを無条件で獲得できたりリゾートクレジット等特典も充実しているのがこちらのHilton Honors Aspireです。ヒルトンが好きな人には必携の一枚。
7-9. おすすめカード Amex編(ビジネス)
ここでは個人的にオススメだと思うAmex発行のビジネスカードをご案内します。
Amex Business Platinum(ABP)
SUBも年会費も最高値のカードと言えばこちら。2025年6月のスペック改訂で年会費も上がりましたが付与された久慈レットも上がり使いやすさがアップ。2025年私自身もSUBが300,000ポイントで発行に成功。
Amex Business Gold(ABG)
サインアップボーナスが充実しているのに年会費が安めの一枚。MRポイントを貯めていく人には避けては通れないカードでしょう。ただ、サインアップボーナスの受取に必要なミニマムスペンドは$15,000と高額なため、計画的にカード作成を試みる必要があるでしょう。
このABG、標準のサインアップボーナスは「3か月以内に$15,000の利用で100,000 MR Points を獲得」ですが、このカードのサインアップボーナスは環境によって簡単に変わります。
ブラウザのプライベートモードにするなどすると200,000MRポイントのオファーが出ることがあります。
また、このカードは最も使った特定カテゴリの中から2種類が4xの還元になります。基本的には米国内での利用に限定されているのですが、交通系だけは国を問わずに適用。なので日本からでもSuicaチャージでも4x還元。
これはGreenの3xを超える唯一のカードです。
8. フェーズ4:Chase
Chaseは“関係性(Relationship)”を見やすいと言われ、初心者には壁になりがちです。
8-1. 理想は先にChase口座を作る
口座がある=顧客としての関係性ができる
残高維持や入出金の実績が、審査の材料になることがある
ただ口座開設は原則渡米が必要になるのでタイミングが合う方のみ。
必ずこのステップを踏まないとカード発行ができないというわけではございません。
8-2. 日本在住者のChase戦略は「FTF(外貨手数料)」が軸
日本在住は、ここが損益分岐点になります。
日常決済で使う枠:基本は“外貨手数料なし”を優先
SUB回収の短期決戦枠:手数料があっても、SUBが強いなら期間限定で使う考え方は成立
ただし、急な利用増・不自然な決済は追加確認の火種になり得るので、運用は丁寧に
私は外貨手数料が発生するカードは基本発行していません。
ただ、Chase Ink Unlimitedだけは発行しました。
理由はシンプルです。SUBが大きかったからです。
日本での利用だと3%の手数料が発生しますがSUBがChaseのフレキシブルポイントであるUltimate Rewardsで90,000ポイントもらえるというものだったので発行しました。
※年会費や細かい条件は変動するので、カードを決める時点で公式ルールは必ず確認してください。
Chaseも色々なカードがあります。Amexとはまた違うラインナップでAmexとChaseの二刀流になれば日本のカードだけでは到底リーチできないIHGやHyattのポイントなども日常生活で貯めることができるようになります。
Chaseのカード選びの参考としてフローチャートを作ってみたので参考にしてみて下さい。
8-3. 5/24について
Chaseの有名ルールで、24ヶ月以内に個人カードを5枚までしか申請できない仕組み。5枚超えるとビジネスカードも含めてChaseのカードが発行NGに。AmexやCiti、Capital Oneの個人カードもカウントされるので、4枚までが安全ラインです。
シンプルに言うと気をつけるべき点は以下の2点です。
個人カードを短期間に増やしすぎない
Chaseを狙うなら、他社で“枚数を食いすぎない”
8-4. おすすめカード Chase編(パーソナル)
ここでは個人的にオススメだと思うChase発行カードをご案内します。
勿論ここに記載していないカードの中でも素晴らしいカードはあるので参考程度にご覧ください。
Chase Sapphire Preferred(CSP)
米国クレカでの最強トラベルカードと言ったらこのカードを真っ先に思い浮かべます。そのくらいこのカードはオススメです。
特典の充実の割に年会費が安いことからアメリカのクレジットカードの中でも最強と名高いカードです。事実TPGのBest credit cards of December 2025にも選ばれたカードです。
サインアップボーナスが60,000ポイントだったけど2025年は6月以降75,000ポイントに。上位カードのChase Sapphire ReserveのリフレッシュやCSP for BusinessのリリースにあわせてCSPも特典強化をしてユーザ獲得に注力されているのではないでしょうか。
75,000ポイントのサインアップボーナスは$700~$1,500以上の価値があります。これを年会費$95のクレジットカードを作って使うだけでいただけちゃいます。そして特典も充実。Chase Travelでのクレジット利用だけで年会費の半分に相当する$50を回収可能。
ChaseのURポイントもフレキシブルに使えるポイントとしてAmexのMRポイントと同等以上の使い勝手です。
World of Hyatt Credit Card
Hyattの提携カードです。ハイアットはステータスがマリオットやヒルトンのようにもっているだけで上位ステータスをもらえるわけではないのですが年会費$95なのにハイアットへのカテゴリ4までの無料宿泊が1泊ついてきます。カテゴリ4は例えば日本だとグランドハイアット福岡やハイアットリージェンシー横浜に1泊できるから年会費以上のメリットがこれだけであります。年始に5泊の実績付与の他に$5,000決済ごとに2泊の実績が付与されるのと年間$15,000決済でカテゴリ4までの無料宿泊をさらに1泊獲得できるので、グローバリストを目指す人には必携の一枚。
IHG One Rewards Premier Credit Card
IHGの提携カードです。 IHG系列に年に数回以上宿泊する人には価値のある特典を提供するカード。このカードも毎年更新時に無料宿泊特典がもらえます。プラチナステータスも自動付帯だけどIHGはステータスだけでメリットがあるのは招待制のRoyal Ambassadorくらいなのでステータスはないよりはマシなレベル。ポイントで3連泊分を予約すると4泊目が無料になるのがこのカードの保持者限定の特典です。純粋に4泊目が無料になるところがマリオットの5泊を4泊分のポイントで宿泊できる権利と違うところ。
毎年最大$50の United Airlines TravelBank Cashも嬉しい特典。無料宿泊だけで年会費の回収はできるけど$50のUnited Airlines TravelBank Cashだけで年会費の半分回収できるのはかなり大きいです。
8-5. おすすめカード Chase編(ビジネス)
ここでは個人的にオススメだと思うChase発行のビジネスカードをご案内。
勿論ここに記載していないカードの中でも素晴らしいカードはあるので参考程度にご覧ください。
Chase Ink Preferred(CIP)
CSPのビジネス版のような立ち位置のようなカードがこのCIPです。特典の充実はCSPほどではありませんがサインアップボーナスが充実しています。ただ3ヶ月$8,000はChase系カードの中ではハードルが高い方なので、利用予定の目処経つタイミングでの発行を推奨。
このカードは日本居住者の観点で言うと旅行で3x(1.94%)還元と高還元になるので出張に強いカードと言えるでしょう。パーソナルのCSPは外食は3xである一方で旅行が2x還元とCIPには負けます。
なのでCSPとCIPをセットで持つことで外食はCSPで3x、旅行はCIPで3xとどちらでも3x還元を取りこぼすことがないようにしていくために発行を狙っていくのもサインアップボーナスを取る以外にも考えていいのではないでしょうか。
Chase Ink Unlimited(CIU)
年会費無料でタイミングによってはサインアップボーナスが90,000URポイント相当の$900になるカード。このカード単体ではURポイントとしてホテルポイントやマイルに交換はできないので、CSPやCIPが別途必要です。
このカードのすごいところは年会費が無料にも関わらず豪華なサインアップボーナス。URポイントとしてHyattに交換すればこのサインアップボーナスだけでパークハイアット東京に1~2泊できてしまうカードです。
全ジャンルで1.5x還元である一方で米国外での利用時には3%の手数料が発生にご注意を。この手数料があるから日本での普段遣いには向かないカード。
ただ年会費無料で豪華なサインアップボーナスを取りに行くためだけに発行する価値はある1枚です。
IHG One Rewards Premier Business Credit Card
IHGのビジネスカードです。PremierとPremier Businessの違いはほぼなし。
なのでどちらか片方を作るべきか?ということを考える方もいらっしゃると思います。私だったら5/24に影響がないPremier Businessを選びます。もちろん両方発行することでサインアップボーナスや無料宿泊やUnited Airlines TravelBank Cashをそれぞれもらっていくことを考えるのは大いにありだと思います。
World of Hyatt Business Credit Card
Hyattのビジネスカードです。結論としては持つ人を選びます。ハイアットのグローバリストを狙われる方向けのカードです。
年会費はパーソナルよりも高い$199です。無料宿泊特典がないのでライトユーザには向いていないカードかもしれません。ハイアットで使える$50/半期のステートメントクレジットもハイアットに宿泊する人がもっていると活かしやすい特典ではないでしょうか。また、グローバリストステータスを狙う人には$10,000で5泊の宿泊実績付与はとても強い特典です。年間$50,000決済をすると1年間で使用したハイアットポイントの10%をバックするという制度があるので$50,000を1x還元で使って獲得した50,000ポイントを無料宿泊に充てた場合、45,000ポイントで実質宿泊ができることができます。
United Business
UA利用者向けのビジネスカード。パーソナルカードとセットで持つと5,000マイルも付与されるのでUAを頻繁に利用される方はこのカードとパーソナルカードを何か1枚発行されることをおすすめします。
このカードはUnited Clubのワンタイムパスを2枚付与されるのでUAのラウンジを使いたいけどステータスをもっていないエコノミー搭乗者は活用する場面を作りやすいです。逆に言うとSFCなどをもっている方には不要な特典。
$100以上のUA便を5回発券すると$125のユナイテッド航空の利用で使えるクレジットを付与されるのでUAによく乗る人向けの特典が充実しています。また、$20ごとに1PQPが付与されるのでUAのステータス修行をしたい人にはぴったり。カードホルダー限定の運賃もあるので場合によっては安く発券できることもできるかもしれません。
9. Amexの組み合わせ
日本在住でAmexを持つ方はPlatinumかGreenではないでしょうか。Goldはメリットもありますが、使える特典系のクレジットが日本では使えないものが多いので、PlatinumかGreenに分かれる気がします。
ちなみにGTで1枚目の発行で人気のカードは以下の2枚
Marriott Bonvoy Brilliant
Hilton Honors Aspire
この2枚が私の読者様の大半が1枚目のカードに選んでいます。
実際私もMarriott Bonvoy Brilliantを1枚目にしました。
例えば私がMarriott Bonvoy Brilliantを選択した理由はシンプルに以下でした。
無料宿泊特典が日本版より充実(85,000ポイント)
宿泊実績が25泊付与される
毎月の25ドルのダイニングクレジットが付与される
簡単ではありますが、日本版との比較表は以下の通り。
私は何枚かAmexは発行していますが主に以下の用途で使い分けをしています。
Marriott Bonvoy Brilliant/ Business
→海外のMarriott利用、25ドルのダイニングクレジット、85,000ポイント/35,000ポイント無料宿泊Amex Business Gold
→SuicaチャージAmex Business Platinum
→$5,000以上の決済時に利用、FHR$600クレジット、エアラインクレジットフィー$200利用
ちなみにMarriott Bonvoy Brilliant/ Businessの利用用途に海外のMarriott利用と書きました。日本国内は為替手数料も発生しないので日本版マリオットアメックスプレミアムを使用しています。理由はシンプル。100円あたりの還元率がBrilliantやBusinessよりも高いからです。
こうした使い分けができるのは日本在住者で日米ハイブリッドができる人の特権ですね!
Marriott Bonvoy派の日米ハイブリッド案
フルオートで毎年NUA5回分を選択可能になる組み合わせはこちら
🇯🇵Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
🇺🇸Marriott Bonvoy Brilliant® American Express® Card
🇺🇸Marriott Bonvoy Business® Credit Card
この3枚のカードをもっているだけで毎年55泊確定です。
つまり毎年50泊達成時の年間チョイスでNUA(Nightly Upgrade Award)を選択できるようになります。
10. Chaseの組み合わせ
私はChaseのカードも持っています。
ChaseもAmexとはまた違うラインナップでカードを展開しています。
日本で展開していないプログラム提携のカードが多いです。
私は主に以下の用途で使い分けをしています。
Chase Sapphire Preferred
→Chase Travel$50利用、外食、旅行全般
World of Hyatt
→$5,000決済で2泊狙い&年間$15,000決済で無料宿泊獲得狙い
Hyattでの利用、外食、旅行全般
私はWorld of Hyattのステータスを狙っていますがIHGの方はHyattカードではなくIHG系のカードだったり、
ホテルは狙っていなくエアラインでUA(ユナイテッド航空)やAC(エアカナダ)やBA(ブリティッシュエアウェイズ)を使われる方はそれぞれの航空会社提携カードを狙われるのもありだと思います。
11. カードの継続・解約・Product Change(アップグレード/ ダウングレード)の考え方
ここは誤解しやすいので、先に結論から言います。
年会費カードは「永遠に持つ」必要はない(期待値が合わなければ見直してOK)
ただし、“消し方”でクレヒスの見え方が変わるので、手順を間違えると次の審査がしんどくなる
その中間解として使えるのが Product Change(同じ発行会社内でのカード切替)
以降は「解約」「継続」「Product Change」を、実務で迷わないように整理します。
11-1. 解約はダメ?──「何がスコアに効くか」で分解する
よく「カードを解約するとスコアが落ちる」と言われますが、実務的には “解約そのもの”が致命傷になるケースは多くないです。
スコアに響きやすいのは、解約という行為よりも次の2つです。
利用率(Utilization)が上がる
解約で総与信枠が減る → 同じ利用額でも利用率が上がる → スコアがブレる、という流れ。
特に「まだ限度額が薄い序盤」は影響が出やすいです。クレヒスの“見え方”が変わる
古い口座は「長く問題なく運用できた」の証拠になりやすい(平均年齢・最古口座など)。
だから、むやみに一番古いカードを閉じると、見栄えが弱くなりやすい。
結論(初心者向けの運用ルール)
年会費が重いカードを手放すのはOK。ただし、最古口座になりそうなカードは残すのが無難
解約前に、利用率が跳ねない状態(=総枠・利用額のバランス)を作ってから動く
11-2. 継続するか迷ったら「更新月の前」にやることがある
年会費カードは、更新タイミングが“交渉と見直しの窓”です。
ここで使えるのが次の2つ。
A) リテンションオファー(Retention Offer)
ざっくり言うと「やめないでくれたら、こちらも条件を出す」という引き止め提案。
年会費の一部相当のポイント、利用条件付きのポイント、ステートメントクレジット等が提示されることがあります(必ず出るものではない、個別オファー)。
言い方の型(電話・チャット)
“年会費に見合うか迷っている。継続のために何かオファーはあるか?”
※盛らない。現状の利用実態と「継続検討」という事実だけで十分。
B) アップグレードオファー(Upgrade Offer)
これは「カードを上位へ上げるならボーナスを付ける」という類の提案で、Product Change(アップグレード)とセットで出てくることがあります。実際に、発行会社が「アップグレード時のボーナス」を提示する事例が知られています。
ここが大事(混同しがち)
リテンション=“継続”のための提案
アップグレードオファー=“上位カードに上げる”ための提案(同時に継続にもなるが、目的が違う)
11-3. Product Change(カード切替)は“3つ目の出口”として強い
Product Changeは、同じ発行会社の中でカードを切り替えること(例:年会費あり→年会費なし、逆もあり)。
新規申込と違って、状況によっては信用情報上の口座年数を維持しながら、年会費や特典設計だけ変えるという動きができます。
一般論として、Product Changeは 新規入会ボーナス(Welcome Bonus / SUB)の対象にならないことが多いです(ただし上で書いた通り、例外的にアップグレードオファーが付くケースはあります)。
使いどころ(初心者向け)
年会費が重いが、口座年数は残したい
特典の使い勝手が生活スタイルに合わなくなった
“今は”そのカードを育てる意味が薄いが、将来また戻る可能性がある
11-4. 「アップグレードでしか作れないカード」がある(代表例:Chase Ritz-Carlton)
ここは選択肢として知っておくと強いです。
ChaseのThe Ritz-Carlton Credit Cardは、現在“普通に新規申込できるカード”ではなく、特定のMarriott個人カードからのアップグレード(Product Change)で入手するルートが一般に案内されています。
出典: Ritz-Carlton Credit Card review: Should you book a spot in your wallet for this card?
代表的に言われる要件のイメージは以下(発行側運用で変わり得る、可否は最終的にChase判断):
対象カード(例:ChaseのMarriott個人カード)からの切替が前提
**保有期間が一定以上(例:12ヶ月)**などの条件が語られています
Visa Infinite帯のため、与信枠が一定以上必要とされることがあります
この手のカードは「新規で申し込めない=諦める」ではなく、“まず入口カードを持って、条件を満たしてからProduct Changeで取る”という設計になります。
11-5. 実務チェックリスト(更新月の前に見るだけ)
更新前にやること
そのカードの特典、今年ちゃんと回収できた?(空港・ホテル・クレジット・無料宿泊等)
次年度も回収できる見込みある?(旅行頻度・生活の変化)
継続迷うなら
リテンションが出るか確認
上位カードへ上げるなら、アップグレードオファーが出るか確認
やめる、軽くする時の出口
解約(口座閉鎖)
Product Changeで年会費を下げる(口座年数を残す)
“使うカードを入れ替える”だけで、口座はキープ(最古口座候補は残す)
12. アメリカのポイ活はRakutenで
日本でもハピタスやモッピーといったポイントサイトがあります。
アメリカにも同じようにポイントサイトがあります。その一つにRakutenがあります。
12-1. アメリカのポイ活はRakutenで
日本でもハピタスやモッピーといったポイントサイトがありますが、アメリカにも同様のサービスが存在します。その代表格が「Rakuten」です。
※こちらから登録いただくとお互いにキャッシュバック(ポイント)あります
日本からでも「旅行」や「Webサービス」で恩恵を受けられます
「アメリカのサイトだと、商品の配送ができないのでは?」と思われがちですが、実は日本在住者こそ活用すべきシーンがたくさんあります。
特に、以下のような「物理的な配送が発生しないサービス」は、日本にいながらアメリカ版Rakutenの恩恵をフルに受けることができます。
ホテル・旅行予約: Expedia, Hotels.com, Marriott, Hiltonなどのグローバル予約サイト。
デジタルコンテンツ: 各種ソフトウェアのサブスクリプション、VPNサービス、オンライン学習プラットフォームなど。
これらは世界共通のサービスであるため、アメリカ版Rakutenを経由するだけで、日本のサイトを経由するよりも場合によっては高い還元率(時には10%〜15%以上!)でポイントを貯められるケースが多々あります。
Rakutenの仕組みと「二重取り」の魅力
アメリカ版Rakutenは、通常のクレジットカードの還元とは「別枠」でキャッシュバックやポイントがもらえる強力なポータルサイトです。
提携先は2,500以上: 大手旅行サイトからITサービスまで幅広く網羅されています。
「二重取り」が可能: クレジットカード自体のポイントは通常通り貯まるため、Rakutenを経由するだけで純粋にプラスアルファの利益が得られます。
報酬は「現金」か「強力な航空マイル」で
受け取り方法の柔軟性も、アメリカ版Rakutenがポイ活勢に支持される理由です。
Amex MRポイント: アメックスのポイントとして貯めれば、ANAマイル等に交換可能です。
Bilt Rewards: 2025年11月より追加された新選択肢。JALマイルやハイアットのポイントへ交換できるため、旅行好きには特におすすめです。
失敗しないための利用のコツ
確実に還元を受けるために、以下の2点だけは意識しておきましょう。
「空のカート」からスタート: サイトを訪れる前にカートに商品が入っていると、追跡が漏れることがあります。必ずRakuten経由でアクセスしてから、予約や購入を確定させてください。
ブラウザの拡張機能: PCブラウザに専用の拡張機能を入れておけば、対象サイトを開いた瞬間に「還元を有効化しますか?」と通知してくれるので、経由忘れを防げます。
(例) GoogleChromeアドオン
報酬の受け取りサイクル
獲得キャッシュバックは四半期に一度(年4回)まとめて清算されます。例えば1月〜3月の利用分は5月中旬頃に手元に届くスケジュールです。
紹介リンク経由でアカウントを作成し、一定額(時期によりますが$30程度)を利用すると、大きな入会ボーナスがもらえるキャンペーンも頻繁に行われています。旅行予約やWebサービスの契約を控えている方は、まずRakutenをチェックしてみるのが賢い選択です。
例えば2025年12月は$50以上利用で$50キャッシュバックでした。これは5,000MRポイント(=ANAトクタビ1区間分)や5,000Biltポイント(Hyattカテゴリ1に1泊無料宿泊)に交換できるものです。
13. カード発行方法について
ここまで、アメリカのクレジットカードの仕組みや、スコアの考え方、そして戦略の全体像を解説してきました。
じゃあどうやったらカードって発行できるの?
カード発行って大変なの?
こんなふうに思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ChatGPTやGeminiなどの生成AIに投げかければ、発行方法についての“手順っぽいもの”は集められると思います。
ただ、ここで一つだけ先に言っておきたいのは、
「手順が分かる」=「あなたが発行できる」ではない
という点です。
米国クレカは、知識よりもむしろ、状況依存の“詰まりどころ”をどう潰すかで勝負が決まります。
13-1. 生成AIで「情報は集まる」のに、なぜ詰まるのか
AIが提示してくれる情報は便利です。
一方で、米国クレカ発行の“実務”では、次の3つが壁になりやすいです。
① 手順が最新とは限らない(仕様変更が多い)
米国クレカは、審査・必要書類・運用ルール(ボーナス条件含む)が、わりと平気で変わります。
昨日まで通っていた動きが、今日も通るとは限りません。
AIは「過去に存在した一般論」をまとめるのは得意ですが、直近の空気感や運用の変化までは拾いきれないことがあります。
② “詰まった瞬間”に、打開策が出にくい
発行で止まるときは、たとえばこういう局面です。
追加書類を求められた(何を・どう出すのが安全か)
本人確認が進まない(住所、電話、口座の整合性)
申請タイミングが悪く、スコアや履歴の見え方が崩れた
そもそも「今は動かない方がいい」局面だった
この手の問題は、検索や一般論だけでは突破しづらく、“その人の状況”を前提に次の一手を組み替える必要があります。
③ 自分の状況に合っているか判断が難しい
同じ「SSNなしの日本在住」でも、
住所の持ち方
口座の状態
Amexの履歴
ITINの前提
直近の申請枚数
利用率の推移
このあたりが違うだけで、最適解が変わります。
つまり、AIで「方法の概要」は掴めても、
“自分に合う解き方”に落とす工程が、意外と難しいわけです。
13-2. 独力で進めるのが不安なら「更新される地図」と「詰まった時の支え」を持つ
ここまで読んで、
自分でも進められそうだけど、途中で詰まるのが怖い
仕様変更でやり直しになるのが嫌
最短で“事故らず”積み上げたい
こう感じる人は、最初から 「定期的に情報が更新されるコンテンツ」や、「詰まった時に止まらないサポート」を持つのも選択肢として合理的です。
米国クレカは、勢いで突っ込むほど事故りやすいジャンルです。
逆に言えば、安全に積み上げられる人ほど、淡々と勝てます。
13-3. 私が公開している「米国クレカ攻略の教科書」について
私は2023年9月にMarriott Bonvoy Brilliantを1枚目として発行してから、2025年12月まで、日本在住・SSNなしの条件で実際に試行錯誤しながら、GT→ITIN→2nd Amex→Chase(パーソナル&ビジネス)そして口座(Amex & Chase)まで発行、開設に成功してきました。
いま教科書にまとめている内容は、当時の自分が「最初から知っていれば遠回りしなかった」と思うことを、2年前の自分でも迷子にならない形に落としたものです。
13-3. 特徴
要約スライドで全体像を掴み、本文は辞書的に参照できる(迷子になりにくい構造)
LINEで質問受付(詰まった時に止まらないための導線)
2025年6月公開以降、毎月アップデート(情報を“鮮度ごと”維持)
1枚目Amexから、Amex/ Chaseのパーソナル・ビジネスまでプロパーカード、提携カード全てのジャンルでの発行実績あり(机上の空論にしない)
承認率や発行までの日数の統計を公開(雰囲気ではなく、判断材料を残す)
承認者の属性調査も整理(「自分がどこに近いか」を見立てやすい)
13-4. 向いている人と向いていない人
向いている人
なるべく最短で、でも事故らず進めたい
途中で詰まったときに、止まらずに前へ進みたい
ルールや事例を「文章で読む」だけでなく、自分の状況に当てはめて判断したい
向かない人
いまはカード発行より、まず資金繰り(支払い原資)や生活の安定を優先したい
“攻め”だけ欲しくて、運用ルール(利用率・支払い・申請間隔)を守る気がない
→ 米国クレカはここを外すと、一気に崩れます英語で一切のやり取りをしたくない(通訳は入れられますが最初にそのあたりの依頼をするのは英語必須)
この無料noteだけでも、正しい順番で進めれば、米国クレカは十分狙えます。
ただ、実務では「次の一手が分からない」「今動いていいか分からない」というタイミングが必ず来ます。
もしあなたが、そこで迷わずに進みたいなら、
私の 「米国クレカ攻略の教科書」 を選択肢に入れてみてください。
2年前の自分が欲しかった“地図”として、必要なところから辞書的に使えるように作っています。
GTを使った1枚目のAmexを目指される方向け
ITIN取得から2枚目以降のAmexやChaseそして口座開設を目指される方向け
一気通貫でお得にGTからChaseや口座まで目指される方向け
14. 最後に
2025年にXを始めてから、日本在住の目線で米国クレカについていろいろ発信してきました。
ただ、米国クレカは仕組みも専門用語も多く、初見だと迷子になりやすい分野だと感じています。
そこで2026年最初の記事として、まずは超初心者がつまずかないための"全体地図”を作るつもりで、基本を体系化してまとめました。
今後も状況の変化に合わせて、追記・更新していくかもしれません。
この一本が、SSNを持たない日本在住者の最初の一歩(入門編)になれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
これからもXでも日本在住目線で米国クレカの有効活用や発行に関する情報を発信していくので、ご興味ある方はこれを機にフォローしていただけたら、そのうち有益情報が手に入るかもしれません。
2026年、一緒に飛躍の一年にしていきましょう!🐴



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