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Conversation

世界で一番かわいい犯罪者になれたらいいなあ。お薬が欲しいだけで通ってたメンタルクリニックだったから、自分の病名が思い出せない。刑務所って、小学校みたいで、14時40分にいきなり10分の休憩時間あるじゃん。チャイムが鳴ったあの瞬間からワッてみんなの喋り声。人間だからお話するのか、お話するから人間なのか、私は言語が得意いじゃない。みんなが本当は何を伝えたくて喋ってるのか分からないまま過ぎてく1秒0.5秒が怖いんだよ。私は頭悪いからあんまりはっきり話せないんだけど、お願いだから、きっとすぐに死ぬ運命だし、飼ってたハムスターをジップロックの袋の中に閉じ込めた話聞いてほしい。閉じ込められたってことに気づいたハムスターは袋の中であばれまわるし、出口を探すために必死に自分の小さい手で袋を引っかく。酸素がうすくなってきて死を感じたハムスターは恐怖で失禁した。そんなかわいそうなハムちゃんを見て「中学生の時の私だよ」って思った瞬間、自分の中の内臓がぐりやってひっくり返ってからの全て、地球の全部全部がつながった気がして、なんとなく、産まれてきたこと、許された気がした。私の真上で包丁をにぎりしめてる父親のことをまっ暗すぎる部屋冷たい床で感じた。その日はダメだった父親のキゲンが悪かったし、車で帰ってくる音聞こえてから急いで自分の部屋逃げようとしたけど、だめだったんだよ、うまく呼吸が合わなくて足が進まなくてリビングで私は固まった。だからだめだったんだよ、逃げようとしてる私が楽しそうなおもちゃに見えたでしょ。だから何回もけられた。髪の毛引っぱられてら、ひきずるから、何も考えないようにしてただ息を止めれるだけ止めた。最近の父親のしゅみは包丁で私のことをおどして、支配欲を満たすこと。私は床でうずくまるしか、なんか他にできることないし、早く終わって下さいって思う。「包丁落とすぞ」「落としたら包丁刺さって死ぬぞ」って怒ってるのかよろこんでるのか分からない声で父親が言うから、痛いのは、イヤだって思って、手で耳をふさいだら、父親はその私の仕草が気にくわなかったみたいでもう一発腹をけられた。痛みをうけたときの思考は自分のことを全否定されたときと似ていて、死にたいって思った。でも、早く殺してほしいとか、全部終わってほしいって願うのはただの私の勝手なわがままだから叶わない。だから私はだめなんだ。生きててごめんなさいどうしたらいいですか、心から「ごめんなさい」ってつぶやいたら、父親がすごい大きい声で「そうだよ!!」って。私はやっぱりそうだったのかと思いました。「そうだよ」って笑いながら言う父親が包丁をにぎる手を変えまして、「落とすぞ」ってまた言いましたから、私は「ごめんなさい」って願うように言ったら、「そうだよ」「俺は悪くない」って言いながら、リビングからでていって、父親の部屋のドアがバタンと閉まる音聞こえましたから、今日は、父親の満足がいったのを、わかって、私はこきゅうした。
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