女児175人死亡のイラン小学校空爆は米軍の誤爆、古い地図データ使用…米紙報道にトランプ大統領「知らない」
【ワシントン=阿部真司】イラン南部ホルムズガン州の女子小学校で少なくとも175人の児童らが死亡したとされる空爆について、米紙ニューヨーク・タイムズは11日、米軍が予備調査で、米軍の過失による誤爆だったと結論づけたと報じた。古い地図データを使ったことが主因だという。 【動画】女子小学校攻撃、砲弾は「米軍の巡航ミサイル」
報道によると、米中央軍は国防総省傘下の情報機関「国防情報局(DIA)」から提供された地図データに基づき攻撃目標を特定したが、データでは学校が軍事施設に分類されていた。
小学校の建物はイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の施設に隣接し、2013年時点では同隊の一部だった。米軍は古いデータが更新されなかった理由などを調べている。攻撃には米国の巡航ミサイル「トマホーク」が使用された。
トランプ大統領は11日、報道について記者団に問われたが、「私は知らない」と語った。7日にはイランによる攻撃との見方を示したが、9日には「(調査結果を)受け入れる」と述べていた。
同紙は「ここ数十年で最も致命的なミスの一つ」と指摘している。トランプ政権に対する批判が米国内外で強まるとみられる。