プーチン氏、ウクライナ4州「統合は着実に進んでいる」…既成事実化・正当化の狙いか
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ロシア大統領府によると、プーチン露大統領は6月30日、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州の発展に関する会議に出席し、「これらの地域をロシアに統合する取り組みは着実に進んでいる」と強調した。4州の併合の既成事実化を進め、正当化する狙いがあるとみられる。
プーチン氏は、侵略を始めた2022年以降、4州で学校や病院など約2万3000の施設が建設され、5400キロ・メートル以上の道路が復旧したと指摘。4州が2014年に併合した南部クリミアと露本土をつなぐ「陸の回廊」となったと意義を強調した。
また、30年までに4州の経済指標などをロシアの全国平均水準とする目標を掲げ、インフラ(社会基盤)施設の整備と雇用の創出を進める考えを示した。
ロシアはウクライナとの和平に向けた直接協議で、4州全域の領有を主張しているが、ウクライナは拒否しており、両軍の激しい戦闘が続いている。
タス通信によると、4州のうちルハンスク州の露側当局者は30日、露国営テレビで同州の「解放」が完了したと主張した。事実であれば、全域を露軍が占領するのは4州の中で初めて。