合成麻薬フェンタニルを米国に不正輸出する中国組織が名古屋市に拠点をつくっていた疑いが判明したとの日本経済新聞の報道について、同市の広沢一郎市長は6月30日の記者会見で「由々しき問題で、市としても情報収集したい」と述べた。
広沢氏は民放記者の質問に「報道によると、その会社は既に撤退しているという状況だが、本当に完全になくなったのかは定かではない。愛知県警に話を聞きたい」との意向を示した。薬物乱用防止の啓発にも取り組むとした。
広沢氏は同月26日にX(旧ツイッター)で日経新聞の記事を紹介し、「教員の盗撮問題に続き、大問題発生です。厳正に対処します」と投稿していた。
30日の会見は盗撮事件に質問が集中。広沢氏はフェンタニルに関して話した直後、別の質問に事務方が答えている途中に倒れ、救急車で病院に搬送され、入院した。1日午前、Xで「その後の検査で懸念された頭も心臓も問題なかったので間もなく退院いたします」と報告した。