トランプ氏、イラン制裁解除計画を撤回 必要なら再爆撃も検討

トランプ氏、イラン核施設のIAEA査察望む 必要なら再爆撃も
トランプ米大統領は27日、先週末に米国による爆撃を受けたイランの核施設について、国際原子力機関(IAEA)などの信頼できる機関が査察を行う完全な権利を持つことを望んでいるとの考えを示した。(2025年 ロイター/Ken Cedeno)
[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、イランの最高指導者ハメネイ師を厳しく批判し、対イラン制裁解除の計画を撤回した。また、懸念される水準までウランを濃縮している場合は再びイランへの爆撃を検討するとも述べた。
トランプ氏は、ここ数日、イランに早期復興の機会を与えるため、対イラン制裁解除の可能性について検討していたが、ハメネイ師が26日、米国に対して勝利したと述べたことを受け、制裁緩和の作業を直ちに中止したことを明らかにした。その上で、「彼は自分の発言がうそだと知っている」とも述べた。
さらに、自身のSNSへの投稿で、「私は彼(ハメネイ師)がどこに隠れていたか正確に把握していたが、イスラエルや世界で最も偉大で強力な米軍に彼の命を絶つことを許さなかった」とし、ハメネイ師を「非常に醜く不名誉な死から救った」と述べた。
ハメネイ師は26日、「イランはアメリカを平手打ちにした。イランが米国の中東での重要拠点に達して、必要ならいつでも行動できるという事実は重大だ。将来、攻撃が行われれば同じことが繰り返される可能性がある」などと述べていた。
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先週末に米国による爆撃を受けたイランの核施設については、国際原子力機関(IAEA)などの信頼できる機関が査察を行う完全な権利を持つことを望んでいるとの考えを示した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、こうした機関の査察官による査察を可能にしたいと言及。米国とイスラエルによる攻撃後、イランが依然として核兵器の取得を望んでいるとは思わないとの見方も示した。
さらにトランプ氏は、イラン核施設は「消滅した」と考えていると述べ、施設への被害が深刻ではなかったという報道を否定。懸念される水準までウランを濃縮している場合は再爆撃も検討すると明言した。
また、イランが米国との協議を望んでいるとの見方を改めて示したものの、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

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Trevor Hunnicutt

トムソン・ロイター

Trevor Hunnicutt is White House Correspondent at Reuters News. He writes about U.S. foreign and domestic policy and regularly travels with the President of the United States. Prior to joining the White House team in 2021, he covered presidential campaigns, economics, finance and investing for many years. He has also served on the board of the White House Correspondents' Association. Hunnicutt holds a bachelor's degree from Pomona College and a master's from the London School of Economics.