6月26日、国際通貨基金(IMF)は、サウジアラビアの2025年国内総生産(GDP)伸び率予想を3%から3.5%に引き上げた。写真は、リヤド市の夜景。5月28日、サウジアラビアのリヤド市で撮影(2025年 ロイター/Hamad I Mohammed)
[リヤド 26日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は26日、サウジアラビアの2025年国内総生産(GDP)伸び率予想を3%から3.5%に引き上げた。政府主導事業に伴う需要のほか、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」による原油減産規模の段階的縮小計画が支えるという。
原油価格の下落はサウジの歳入を圧迫しており、今年は約270億ドルの財政赤字を計上するとみられている。しかし、石油依存体質から脱却し経済の多様化を進める「ビジョン2030」への支出を推進している。
IMFのリポートは、「世界的な不確実性の高まりと商品価格見通しの悪化にもかかわらず、政府主導のプロジェクトを含む堅調な内需が引き続き成長を牽引する」との見通しを示した。
IMFによると、昨年サウジは新興国市場最大のドル建て国債発行国となったが、純債務がGDPの約17%と世界で最も債務の少ない国の一つで、借り入れを継続する余地がある。
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IMFは4月、サウジのGDP予想を1月時点の3.3%増から3%増に引き下げていた。
一方今回のリポートでは、25年の非石油部門実質GDPが3.4%増となり、昨年を約0.8%程度下回るとの予想を示した。
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