事務所のトイレ、男女共用じゃん? だからさ、調べようよ。プロデューサー使ってるか。
事務所のトイレ、プロデューサーと共用で使ってるんじゃないかと気になった人たちの話。
個人的に、円香・透・凛世はジャンプ漫画も読んでそうなイメージある。
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果穂「おっそうじ〜♪ おっそうじ〜♪ ピッカピーカーにしっまっしょー♪」
透「楽しそうじゃん。何してるの?」
果穂「おそうじです!! 今、放クラはクリーン月間で色んなところのおそうじを手伝ってるんです! それで、今日は事務所のおそうじをする日なんです!」
円香「そうなんだ。ありがとう。浅倉も見習ったら?」
透「やんないの? ほうきに雑巾巻いてさ、水の呼吸」
果穂「やらないですよ……?」
透「定規で7:3、とか」
果穂「おそうじの時間にやるんですか……?」
円香「こんな高校生になっちゃだめだからね。もしかして他の人もやってる?」
果穂「はい! ちょこ先輩はお皿とか洗うところ、凛世さんはトイレ、夏葉さんと樹里さんはそれ以外のところとか高いところとかやってます!」
円香「大変でしょ? 何かお菓子買ってくるから。チョコ系でいい?」
果穂「本当ですか!? ありがとうございます!! でも、全然大変じゃありません! お家のおそうじしてるみたいで楽しいです!」
透「わかる。お家感あるよね。この事務所。トイレ1個だし」
円香「そうなの? 使ったことないから知らな……待って。1個なの? 男女共用?」
透「……あ」
円香「とりあえずお菓子買ってくる」
――――――
円香「チョコソフト買ってきたので、みなさんでどうぞ」
智代子「円香ちゃんありがと!!! 早速いただきます!」
樹里「動いたあとのアイスってのは格別だよなぁー」
透「で話があるんですけど。トイレってさ」
夏葉「食事中にする話ではないわね……」
樹里「しかもよりにもよってチョコソフトなんだよ……」
透「1個じゃん? てことはさ、プロデューサーと同じ、ってこと?」
樹里「もしかして凛世がトイレ掃除を買って出たのは……」
凛世「……ふふ」
果穂「プロデューサーさんは使っちゃダメなんですか?」
円香「そうじゃないけど、アイドルが使ったあとに入ってるとしたら嫌じゃない?」
夏葉「2人とも、よく聞いて。あなた達は重要な前提を忘れているわ」
透「なんですか?」
夏葉「アイドルは! トイレには!! 行かない!!!」
智代子「アイドルの食べた物はチョコとなって身体の外へ流れていくんだよ」
樹里「チョコにだけはしちゃ駄目だろ」
透「だとしてもさ。はづきさん使ってるじゃん」
夏葉「確かにそれはそうね……わかったわ、あなた達のやりたいようにやってみて。いくらでもバックアップするから!」
――翌日
咲耶「防犯カメラの設置、終わったよ」
結華「コードの接続も完了!」
円香「すみません、急にお願いして。ありがとうございます」
咲耶「これくらいお安い御用さ。特に高いところの仕事はいつでも頼ってくれて構わないからね」
結華「でもさ、理由くらいはそろそろ知りたいかな。なんでトイレの前に防犯カメラ?」
円香「アイドルが使った後に使おうとする変態がいないか、念のため確認しようと思いまして」
透「気になるじゃん、プロデューサー使ってるか」
咲耶「もしかして円香はプロデューサーを変態と……?」
円香「とりあえず車に戻りましょう」
――――――
結華「こんな車、現実に存在するんだ」
咲耶「凄い数のモニターだね、1つしか使っていないけれど」
凛世「ふふ……有栖川の財力にかかれば……この程度……」
結華「なんでりんりんが得意げなの?」
透「あ、誰か来た」
結華「まみみんだ」
円香「入ってすぐ出てきましたね」
咲耶「……少し様子を見てくるよ」
――
透「あ、白瀬さん来た。トイレ入った」
結華「まあ何かしらイタズラしかけてあるんだと思うけど」
透「出てきた、凄い勢いで。あー、頭ぶつけたっぽい」
結華「うわぁ痛そう……」
円香(頭抱えてうずくまってるの、ちょっとかわいい……)
凛世「事務所の中へ……向かったようです……」
結華「なんか持ってきたね。手袋とキッチンペーパー、かな?」
透「なんか格闘してる」
結華「何か持って戻ってくるよ」
――
咲耶「ふ、ふふふ……こ、こんな人形が、中に入れ、入れてあってね……と、取るのに、手間取ってしまったよ……はは」
透「あれ、樋口どっか行ったんだけど」
結華「もしかしてまみみんはこんなイタズラを毎日?」
凛世「皆さん……プロデューサー様が……お帰りに……」
透「まあまあ。ここからが本番だから」
――それから数時間経過
透「ねえ、今何時?」
円香「23時」
結華「なんでPたんは一回もトイレ行かないの?」
凛世「……もしや……中で倒れて……」
咲耶「……!! だとしたら大変だ! 私が様子を見てくるよ!!」
――事務所
咲耶「プロデューサー! 無事かい!? ……って、誰もいない?」
P「あれ、咲耶? どうしたんだ、こんな遅い時間に。忘れ物でもしたのか?」
咲耶「え!? あ、いや、えっ……と、そ、そんなところ、かな? プ、プロデューサーこそ、どうしたんだい?」
P「夜食を買ってきたんだよ、トイレに行くついでにさ。仕事がなかなか終わらなくてな」
咲耶「それは大変だね……トイレに行ったのかい?」
P「ん? ああ、コンビニで借りてるんだ。最近は店員さんも慣れてくれたから助かってる」
咲耶「そ、そうなのか。いや、てっきり事務所のトイレを使ってるのかと……」
P「ああ、それにちかにも言われたなぁ。『お姉ちゃんと同じトイレ使ってたらパンチです!』って言われたっけ。咲耶もやっぱり嫌だよな」
咲耶「そんなことはないさ。プロデューサーなら全然――」
円香「全然、何ですか?」
透「全然、何?」
凛世「全然……何なのでしょうか……?」
咲耶「み、みんな!? い、いや、これは違うんだ!! 誤解しないでくれ! 決してプロデューサーが使ったあと入るのがどうとかそういうのでは――」
結華「へぇー、さくやんはそんな事考えてたんだ〜?」
咲耶「ち、違……」
P「やっぱり嫌だよなぁ、反抗期の娘の父親ってこんな気持ちなのかなぁ……」
咲耶「そ、そうじゃないんだプロデューサー!! 嫌なんじゃなくてむしろ……あ……」
結華「さくや〜ん? これは有罪かな〜?」
咲耶「うっ……」
凛世「デスペナルティ……」
咲耶「デスペナルティ!?」
透「掃除人の剣、発動。ぶーん ぶーん」
円香「浅倉、ほうき振り回すのはさすがに……」
バリーン
結華「電球割っちゃったね」
P「透。没収だ」
透「あ、やば」
P「あ、おい!? 逃げるな透!」
バタン!
咲耶「トイレに立てこもってしまったね……」
P「いいか? このトイレを使わないのは理由があってな、鍵がかからな――」 ガチャ
透「あ」
凛世「逃げたのではなく……ただ普通に……用を足していただけ……」
円香「有罪 没収 死刑」