記念Suica、未使用なら今月末で失効 東京駅の開業100周年を記念して発売
10年ほど前に東京駅の開業100周年を記念して販売された特別デザインのSuicaについて、未使用のままだと今月末で失効してしまうためJRが注意を呼びかけています。 【画像】記念Suicaを失効させないためには?
発売当初は大混乱
東京駅のシンボル「赤レンガ駅舎」に「100年」の文字が書かれた記念Suica。「手元にある」という人も多いのではないでしょうか。 それもそのはず。発行された枚数は、累計で427万枚に上ります。 2014年、発売日当日は大勢の人が詰めかけました。 当初発売された記念Suicaは1万5000枚限定。そのため、全国各地から9000人が殺到し、駅前は大混乱となりました。 JR東日本は、販売開始を1時間早めて対応。しかし、混乱は収まらず、およそ8000枚が売れた時点で、急きょ販売を打ち切りました。すると、売り場に客がなだれこみ、せっかく用意した東京駅の模型も壊れてしまいました。 その後、JRは希望者全員に予約販売を行い、2年ほどかけて「記念Suica」を発送しました。 当時、「1人3枚まで」で購入できた人は…。 「1つは自分で、2つはプレゼントします」 「やっぱり、すてきだなと思います。家に大事にしまっておくのと、孫たちに1枚ずつあげたい」
未使用なら今月末で失効
しかし、大事に保管してある記念Suicaが、今月末で失効する可能性があります。失効するのは「購入してから一度も利用していない」場合です。 そもそもSuicaは、10年間一度も利用していないと失効してしまいます。 記念Suicaは、2014年12月から何回かに分けて販売。そのため、JR東日本は、一律で今年3月31日で「失効」することにしました。 SNSの声 「買ってそのまま使わず、どこにしまったかな」 「片付けしていて見つけた。チャージしとかなきゃ」 JR東日本によると、販売した427万枚のうち、およそ250万枚が「未利用」となっています。(※2024年3月末時点) 1枚あたり1500円がチャージされているので、総額は37億5000万円になります。 記念Suicaを失効させないためには「交通機関の乗車」や「買い物」「チャージ」などをすること。今月中に一度でも使用すれば、期限が10年延長されます。 もし失効しても駅などで請求すればチャージ残額と預かり金は返金されますが、記念Suicaは回収されるので注意が必要です。 (2026年3月9日放送分より)
テレビ朝日