「自殺希望者の心情に漬け込んで…」男女5人の自殺ほう助、4人死亡 被告に懲役5年 福島
SNSで知り合った男女5人の自殺を手伝ったとして自殺ほう助などの罪に問われた福島市の男に、懲役5年の実刑判決が言い渡されました。 ▼【画像を見る】送検される岸波被告 関根佑記者「黒いパーカーに、前髪は顔が隠れるほどの姿で出廷した岸波被告。判決が言い渡された際はじっと前を見つめ、時折小さく頷いていました」 判決が言い渡されたのは、福島市の無職・岸波弘樹被告・37歳です。 ■「自殺希望者の心情に漬け込んで…」 判決によりますと、岸波被告は、おととしから去年1月にかけて、福島県内や山形県などの10代から20代の男女5人にSNSで「一緒に自殺しよう」などと誘い、首を絞めたり、練炭コンロを準備したりして自殺を手伝いました。一連の事件では、5人のうち4人が亡くなっています。 6日の判決公判で、福島地裁郡山支部の下山洋司裁判長は「自殺ほう助などを常習的に行うこと自体、生命軽視の著しさを如実に示すものである」と指摘。そのうえで、「自殺希望者の心情に漬け込んで自らの欲望を満たそうとする卑劣で自己中心的な意思決定は厳しい非難に値する」として、岸波被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました(求刑は6年)。
テレビユー福島