Xアカウントの責任者を直撃すると…
NoBorder側もこれを気にしたのか、2月28日に公式Xで〈法的解釈に関して様々な議論が散見されますが、こちらに関しては内部で当然に法的整理をしております〉などと釈明した。
〈NoBorderと「チームサナエが日本を変える」の協業決定がすでに投稿されていますが、同後援会が公認のものであるというのは紛れもない事実です。肖像に関しても同後援会にご確認のもと利用させていただいております〉と、〝高市サイドに確認済み〟であることを強調した。
ところが――。
〈SANAE TOKENという仮想通貨が発行され、一定の取引が行われていると伺いました。名前のせいか、色々な誤解があるようですが、このトークンについては、私は全く存じ上げませんし、私の事務所側も、当該トークンがどのようなものなのかについて知らされておりません。本件について我々が何らかの承認を与えさせて頂いたこともございません。国民の皆様が誤認されることないよう、申し上げることと致しました〉
3月2日夜に、突如としてXに投稿したのは高市総理だ。では、高市後援会が与えた〝お墨付き〟は一体何だったのか。文面通り読めば、勝手に名義を使われたということなるのだろうが、それは本当なのか?「本件について我々が何らかの承認を与えさせて頂いたこともございません」とまで書いている。では、高市後援会が与えた〝お墨付き〟は一体何だったのか。
真相を確かめるべく、筆者は3月3日に、前述のXアカウントの責任者であり、高市総理が代表を務める奈良県第二選挙区支部の青年局長・A氏を直撃した。高市総理を15年来支援する後援会幹部だ。
――チームサナエのXはAさんが運営している?
「はい。メンバーは4人ぐらいいますから。僕らの(青年局の)チームサナエの中に。そこの子に、(Xの投稿を)打ってもらってはいるんですけど」
――サナエトークンの件を了承した?
「……してないんですけどね」
――しかし、X では、取り組みに「共感」を示し、〈サナエトークンという新たなインセンディブ設計も注目されてます〉としっかりと宣伝をしていたが?
「私たちは国民のみんなの声を高市早苗本人に届けようっていう活動でずっとやってきました。草の根作戦で全国を駆け巡っている。そこに国民の声を聞くっていう、デジタルも融合させてやるっていうのは、僕らにとったら、それは素晴らしいですよね。それに共感をしていた」