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The Works "今年は君と。" is tagged "村正弓" and "FGO(腐)".
今年は君と。/Novel by 玉兎熒

今年は君と。

2,665 character(s)5 mins

付き合ってる千子村正×エミヤでクリスマス話のSSです。
今回のマスターは♂

何気に村正さんのバレンタインネタ(火鉢)が出てきます。

■玉兎熒と申します。
今年のクリスマスイベントがキッチン組でわー∩^ω^∩ってなったテンションで書きました;
最近長文が多かったので短めに書きたいとこだけ書いた感じです;
クリスマスにいちゃついて欲しかった&ハベにゃんにドレス作らなきゃ!って思って欲しかっただけの話ですw

皆様良いお年を(^o^)/

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今年のクリスマスも無事に開催されるそうだ。
とは言っても、儂が参加するのは今年が初めてなんだが。

なんて言ったか…、赤い格好をした…あぁ、サンタ。
サンタに選ばれたのは聖女様で、キッチンのメンバーがサポートに駆け回っていた。
「今年はお料理がすっごい豪華だ!」と、マスターがはしゃいでいた。

食堂に並べられた色取り取りの料理。
見た事も無いはずなのにキラキラ輝いて見える。

「すげぇ美味そうだな!」
「おじいちゃん、こっちこっち〜」

武蔵が手を振るテーブルに近付くと、下総国で世話になった連中と源氏、鬼の面々が料理を囲んでいた。

「おじいちゃんも一緒に食べましょうよ〜」
「おぉ、悪ぃな。なんでも『クリスマス初めて組』に呼ばれてるからそっちに顔出すわ」
「あ、そう言えば おじいちゃん今回初めてでしたもんね!マスターの居る席ですから、行ってらっしゃ〜い」
「おう。」


しばらく食堂を歩くと一際賑やかな席があった。
見ると、マスターを真ん中に挟んでキャスターのアルトリアとオベロンが何か言い合っているようだ。

「オベロン!!ケーキについているメロンばっかり食べないでくださいっ!!」
「別に、他のイチゴとかオレンジは残してるだろ?!」
「そういう問題じゃ無いんです、バランス考えろって言ってんだよオベロンこの野郎っ!!」
「アルトリア落ち着いて…。オベロンも、後でエミヤにメロン一玉分けて貰うからケーキから取っていくのやめて、ね?」
「一玉…………わかった。」
「立香ーーー!オベロンに甘過ぎますっ!!」
「沢山食べるのは良い事だけど偏りは良くないよね!はい。メリュジーヌ殿も、肉ばっかりじゃなくサラダも食べましょうサラダも!」
「む。ちゃんと食べているぞ、パーシヴァル…どの。だから、無理矢理皿に盛らないでくれないか!?」
「バーゲスト殿はマッシュを嬉しそうに食べてくれるのに。」
「あれは食材じゃなくて作った人が好きなんであって」「メリュジーヌ黙れ。」

和気藹々としているテーブルに何だか近付けずに居ると、後ろから声をかけられた。

「村正殿、こんな所でどうした?」
「あー…いや、マスターの所に呼ばれたのは良いが、何か入り辛くてよぉ…」
「あぁ。今年の初めて組はアヴァロン出が多いからな…出雲阿国や蘭丸は信長公の所に行ったし…割と思い思いの場所で楽しんでるみたいだが」
「そうなのか」
「村正殿も好きな所で楽しめば良いさ。マスターには私が言っておくから」
「なら武蔵の所に戻るか………あ、お前さんはどこの席にいるんだ?」
「私は配膳があるからな、決まった席にはいないが」
「そうか…」
「あ、武蔵の所に行くならこれを渡しておいてくれ。」
「……………うどん」
「あぁ、リクエストされたからね…」
「クリスマスなのにブレねェ女だなぁ。」
「はは。好きな物を食べて楽しんでくれればいいさ」

そう言ってアーチャーは初めて組の卓にチキンを運びに行ってしまった。

「好きな所 ねぇ…」





「このケーキをケルト組に出したら配膳はしばらく休んで良いと思う、好きな席でくつろいで来てくれ」
「じゃぁ、お言葉に甘えて 先に参加してくるわね」
「猫の手が借りたくなったらすぐに言うんだワン!」
「わかった。」

厨房から出て行くブーディカとタマモキャットと入れ替わりで誰か入って来る。

「おう、飯の配膳が落ち着いたならちぃーと厨房借りていいか?」
「村正?………何か食べたいなら私が」
「いや、お前ぇさんはそこで休んどきな」

すれ違いざまに近くの席に座らされる。
慣れた様子で手を洗うと、ご飯をボールに入れている様だ

手際よく塩と胡麻油を混ぜておにぎりの形にしていく
こうして料理をしている姿を見ると、やっぱり…

……………、


「アーチャー…お前ぇさんなんだかんだ言って飯食ってねぇだろ?」
「……え?」

別の事を考えていて反応が遅れ、顔を上げると村正がじっとこちらを見ていた。

「会場から見てたけどよぉ、配膳ばっかでどの席にもついてなかっただろ?」
「…………………ぁ、や、思ったより皆食べるペースが早くて…それに、食事はその、味見で摘んでいたし」
「ふーん。でも、休んで無い事は認めるな?」
「………そうだな。」

あぁ、これは 世話焼きじじぃモードに入ってるなぁ…。

「なら少し儂に付き合いな。ほれ」
「………これは、エッグベネディクトの材料で?」
「おう、米にも合いそうだと思ってよぉ、パンの部分を変えてみたんだ。」

差し出されたのは、焼きおにぎりの上にベーコンと半熟卵を乗せた物だった

「味付けは和風に変えてあるがなー…多分いけると思う」
「…………いただきます。」

少しパリッとしたご飯から胡麻の香りがする。
先ほど混ぜていた胡麻油か…
ベーコンはシンプルに塩胡椒、卵には醤油がかけられてあって、確かに…急に日本食感が出てくる

「まぁ、どんぶりにした方が食いやすいだろうが色気がねぇ。今日はクリスマスだしなぁ」
「ふふ。ありがとう村正…」

食べ進めているとふわりと村正が笑った。

「何。好いた相手を労わるのが良夫ってやつだろぉ?」
「ッ_?!」

いきなりの爆弾発言に食べていた米が喉に詰まり激しく咽せると、呑気に背中を叩かれる。

「ハ ハ ハ !………火鉢も、大事に使ってくれてありがとな」
「ゴホッ、っ、は??火鉢? あぁ…、キッチンのメンバーも大事に使ってくれているからな。良い物だって褒めてくれていたぞ?」
「そりゃそうだ。愛が詰まってるからなぁ?」
「?!、_、む、村正……今日はどうしたんだ??」
「さっき武蔵に聞いた。クリスマスは大事な仲間や家族、恋人と過ごすもんだって な。」

そう言うと背中を撫でていた手がゆっくりと腰に落とされる。

「夜は儂の部屋に来るだろう?」
「ヒッ、急にじじぃモードから変わるのやめてくれないか?!」
「儂はお前の前ではいつでも旦那だぜ?」
「______!、!」(声にならない叫び)


「ミスクレーン、今日は徹夜になりそうだな!!」
「もちろんお付き合いしますともっ!!!」

厨房でのやりとりを衣服係にバッチリ見られていたエミヤに
後日ウエディングドレスがプレゼントされて一悶着起こるとか起こらないとか

それはまた別のお話。


メリークリスマス⭐︎


おわり

Comments

  • 山田

    December 26, 2021
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