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衛宮邸の昼下がり(金弓)/Novel by 夏川じゃこ

衛宮邸の昼下がり(金弓)

2,941 character(s)5 mins

初小説!自分にいかに文章能力がないか痛感した!弓総受けっぽい金弓です。金弓でいいのかな?金赤?ギルエミ?わからん……金ぴかとランサーはしょっちゅうおやつと晩御飯を食べにくるけど、ランサーはそのまま泊まることが多く、金ぴかは絶対教会に帰る、カレンと言峰の面倒見に。っていう謎の金ぴかとランサーの行動を脳内で考えている。◆今更だが、切嗣生き返ったって書いてるけど、実際にはちがう。けど説明能力ないからこのままで。あとダメおやじきりちゅぐがすきです。

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衛宮邸の昼下がり


「フェイカーフェイカーフェイカー!!」ガンガンガンガン

なにやら玄関先から声が聞こえる。あの声はおやつを食べにきたギルガメッシュ、しかも大だ。居間に座り煎餅を頬張っていたセイバー(これからおやつだぞ?)の顔が歪み、殺気のようなものが立ち上がり始める。
小で来てくれればいいのに…無視したい。
しかしこのままでは家が壊されるだろう、私は素早く今やっている作業を中断し玄関へと向かった。
別に毎回家の修理費に悩む衛宮士郎がかわいそうだとかではなく、あの姿を見ると自分の摩耗し忘れ去ったはずの思いださないほうが幸せな記憶を呼び起こしそうだからだ。
「今、開けるからそんなに扉を強く叩かないでくれギルガメッシュ」ガラリ

玄関を開けるとキャストオフしてなお光輝く変態がいた。

ピシャンッ!!!

私はなにもみなかっ「なぜ、閉める!フェイカー貴様無礼にもほどがあるぞ!」ガタガタ
ああ、私はなにも見なかったはずなのに!!
「なぜ、裸なんだ君は!!恥ずかしくないのか!?」ガタガタ
「恥ずかしい?我の体のどこに恥ずかしいところがある!」ミシミシ
「いいから服をきたまえ!さもなければこの家には入れないし、今日のおやつも抜きだ!!」ミシミシ
ああ、英霊同士の無意味な攻防に扉のライフが限りなくZEROに近づいていく。

バキッ

扉先輩が死んだ!
この人でなし!

「む、それは困る、仕方がない今日はおやつに免じ服を着てやろう、して今日のおやつはなんだ?」
「はぁ……今日はイチジクのコンポートとセイバーリクエストのチーズケーキだ、というかまさか君あの格好で外を歩いて来てないよな…」
「ばかめ、そんなわけがないだろう、ちゃんとこの敷地内に入ってからキャストオフしたに決まっている」ドヤッ
「どこであろうとしないでくれ…」
彼を居間に通し、セイバーの機嫌が悪くならないようおやつの量をほんのり多くする。
ほんのりだ、たとえギルガメッシュの量の二倍だとしてもほんの少しふやしただけだ。
紅茶も出し、おやつを食べる二人を見ながら晩御飯の下ごしらえの続きを再開する。

ギルガメッシュの謎の行動はなにも今に始まったことではない。以前から不思議な行動はとっていたが10年間現界していただけあり、他のどのサーヴァントよりまだまともに見えていた。

のだが、いつからか私の目に入る範囲で奇行が目立つようになった。今回のキャストオフもそうだ。

初キャストオフの時の言い分は
「我はもともと(生前)は基本腰布一枚だった、何も恥ずかしいことなどない」
だ。当然、衛宮邸に住む女性陣に叩きのめされていた。

まあ、確かに古代に生きたものからすれば全身着込むのは窮屈なのかもしれない。(ランサーも風呂上がりと寝るときはパンいちだ)しかしだからといって女性のいる前で脱ぐのはどうかと言うと私の前だから良いのだと言う。意味がわからない。
これ以降、凛やイリヤからは金ぴかと二人きりになるなと言い聞かされ、彼と会うときは誰かしら私の周りにいるようになった。
私は女ではないから二人きりになったところでなにもおこらないというのに…

というかギルガメッシュは以前から私のことを贋作だと毛嫌いしている。(まあ、料理の腕は彼に認められているようだ、現に食事のお礼に花束やティ●ァール、マイ●ンのティーセットなどをもらっている)

そういえば、彼が食事以外でも私の元にくるようになったのは虎聖杯で爺さ、衛宮切嗣が生き返ってからだったな…

「なにをしている、フェイカー?」のしっ
真後ろからギルガメッシュの声が聞こえる。成人男性(モデルのようにかっこいい男(桜談))が成人男性しかもガチムチの男に抱きつくというのはどうなんだ。
「晩御飯の下ごしらえだ、ギルガメッシュ、邪魔だから離れてくれ、おやつのおかわりなら冷蔵庫にはいっている」

カチッ
ガサガサ
パタンッ

冷蔵庫の開閉音がする。しかしそれは私の後ろにくっついている男が作った音ではない。

「…セイバー、まだ食べるのか?君の分の晩御飯を少し減らさなければならないようだな」
「なっ!アーチャーそれはあんまりです、あなたのつくったおかしがおいしすぎるのが悪い!というかギルガメッシュ!アーチャーから離れなさいこの変態王!」
「ふん、なんだ?妬きもちか?愛いぞセイバー!贋作ともども我が愛でてやろう!さあこい!」
そう言いながら私を抱きしめたまま片手を広げスペースをあけるギルガメッシュ。それよりはなれてくれ。
「貴様!私を馬鹿にするのもry「君たち、今日の晩御飯はいらないようだな」
「「すみませんでした」」
「まったく、というかだなギルガメッシュ、以前から聞きたかったのだが君は私のことが贋作だから嫌いなのではなかったのか?先程の発言だと私のことも愛でていることになるぞ?」

ゴンッ

ギルガメッシュがずっこけた。あの体勢から器用なものだ。
「あ、あれだけ我の寵愛を受けながらまったく気づいていないだと…」ボソボソ
「あれがシロウがシロウたるゆえんです英雄王…」ボソボソ
足元で二人が何か話している。が、よく聞き取れない。
「なんだ、何か言いたいことでもあるのか?」
「ふっ、ふはははははっ、よい、よいぞフェイカー!その愚鈍さも面白いではないか、それでこそ我の寵愛を受けるに値する!」
おもむろに立ち上がり笑いだすギルガメッシュ。うるさい。というか「馬鹿にしているのか?」
「なぜそうとる!愛でていると言っているだろう」

………………意味がわからない。

「君は贋作の私が嫌いではなかったのか?…単に贋作をつくるだけでなく、思想も何もかも贋さ…ん、この場合、真作はじ、衛宮切嗣になるのか?」
「そこだ、フェイカー、よく聞け!我は贋作は好かん、だがな、真作だからといってあんな目の死んだ面白みもなにもないお子ちゃま味覚のだめ親父とガチムチで皮肉屋だが家事万能でたまに見せる笑顔は破壊的に可愛い贋作なら我は後者を選ぶ!そうつまりお前は贋作でありながら我の寵愛を受けるに値する男であり、また、そのような存在は我としては初めてでこの上なく特別でry「…つまり、私のことはそこまで嫌ってないとゆうことか、ふふっ、なんとゆうか少し嬉しいよ」ニコリ

ズガッパギュドギューン!!

「なんだ、凛が帰ってきたのか?ガンドの連射音が…」
凛が帰ってくるにはまだ早いのだが…あたりをみまわすと庭の方に「!!ランサー来ていたのか?鼻血が出ているぞ大丈夫か!?少し待っていろ、とティッシュは…切れている、ちょっと取ってくる」パタパタパタッ


「ちょっ、何があったんだあの笑顔!」
「くっ、ギルガメッシュGJです」
「我の意図は半分も伝わってないような気がするが…まあいい急くつもりもない、これからだ」
「ギルガメッシュ、テメーにはアーチャーは渡さねぇかんな?」
「何を言っているのです、アーチャーは私の鞘です」
「ふ、この世の全ては我のものだ」


パタパタパタパタ
「ランサー、ティッシュもってきたぞ!」

なんて感じの衛宮邸の昼下がり

Comments

  • 鴉八丸
    November 21, 2022
  • 悠香
    February 25, 2016
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