師走の大捕物 パワーショベルでオオウナギ 高知県の四万十川支流
笠原雅俊
師走の高知県四万十市で大捕物があった。同市の建設会社役員の益岡佑典さん(42)は7日午後4時ごろ、四万十川の支流の水面をゆらゆらと動く黒い影を見つけた。河川工事に使っていたパワーショベルを巧みに操り、バケットですくう。水の中で大きなヘビのような生物がクネクネと激しくしなった。
体長が約1・2メートルもあるオオウナギ。両手に持つとズシリと重い。体がまだら模様で大きな丸太のよう。専門家によると、オオウナギは夜行性で警戒心が強くなかなか見つからない。工事中のパワーショベルの音に驚いて出てきたようだ。
生き物が好きな益岡さんは「川の主かもしれないな」。自宅で一時滞在してもらうことに。バスタブで泳がしているため、「シャワーで我慢しています」。多くの人に見てもらいたいと、水族館に寄贈する予定だ。